2015年11月1日日曜日

5年で政権獲得を—と橋下さん。

5年で政権がとれるわけがないって。
 そりゃその通りだ。
 その部分は、まぁ、はったりだ。そのことは橋下さんも十分に分かっている。

 この橋下さんの曰くというか、核心はそんなところにあるのではない。
 戦後レジームの完全崩壊をうけて、日本の政治の対立軸が変化してきたのだ。

 これはなぁ、と思う。
 戦後レジームの崩壊を受けて、日本人が、もう朝鮮系の国会議員が多数となる政党を選択する・政権を委ねるという選択は絶対にしない—ということから出発している。

 今の日本の既成の政党をみてみよ。
 日本人 対 朝鮮人  という争いとなっているのだ。

 民主党、生活の党、公明党、共産党、社民党 など、どれもこれもが密航者あがりの朝鮮系国会議員達で構成されているのだ。
 <まぁ、ついでに言うが、被選挙権には、日本の国籍が必要だ。しかしながら、かれらは、密航者(ないしは、その子ども)であるから韓国・北朝鮮から正規に国籍離脱をしていないのだ。事実上の二重国籍者と言ってよかろう。
 日本は二重国籍を認めていない。だから、韓国ないし北朝鮮から、××という国会議員は、まだ、韓国に・北朝鮮に国籍が残っています、国籍を離脱していません--と日本に向かって申告すれば、日本としては日本国籍を認めることができない。即、そのことは、××という人は、国会議員たる資格を有せず、議員をやめざるをえなくなる。 → そのことは、韓国・北朝鮮から××に対する脅しのネタとなる。オレに言うことを聞かなければ、日本の法務省へ申告してやるぞ。二重国籍者だとバレたら、国会議員をすぐやめざるをえないのだぞ--と>

 で。
 戦後レジームの崩壊をうけて、こういう政党に政権が回っていくことはない。

 この一連の流れから、考えれば橋下さんの意図することが理解できよう。
1.日本人は、もう二度と朝鮮系の工作員国家議員が主となった政党に日本の政権を委ねるという選択はしない。
2.自民党、次世代の党以外の、朝鮮人ではない政党—野党として---にも、日本人の票が集まる筈。

 まぁ、5年という歳月はばったりだが、純日本人の「野党勢力」として、おおさか維新の会は、価値ありと、日本人達が選択してくれる--と読んでいるのだ。

 以下、新聞から抜粋。

 「おおさか維新の会」の橋下代表は31日、結党大会の後、記者会見し、「6人の大阪府議でスタートし、5年でここまで来た。同じ加速度なら、5年後には衆院で過半数まで行ける」と述べ、政権獲得に意欲を示した。

 結党大会には、国会議員を中心に衆院議員13人、参院議員5人が出席。
 参院議員1人を加えた19人がおおさか維新に参加する。
 ただ、維新執行部が大阪系の議員に対して党員名簿の返還を求める民事訴訟を起こしたほか、大阪系に対する告訴状を東京地検に提出。双方の対立が先鋭化する中での船出となった。

 橋下氏の会見には、松井一郎幹事長(大阪府知事)も同席し、「自民党でもない、野党大連合でもない政党が日本に必要だ」と強調。
 11月22日の大阪府知事・市長ダブル選をにらみ、改革姿勢をアピールした。 


補足、感想など

 冒頭でふれた一連のことをふまえると。
 --「自民党でもない、野党大連合でもない政党が日本に必要だ」 --という橋下さんのいうことが理解できるであろう。

 2014年の戦後レジームの完全崩壊というものが、日本の政治の対立軸というものを、完全に変化させたのだ。
 もはや、日本人 対 朝鮮人 という対立では、日本人は動かない。

 また、「国会議員は、日本国籍を有することが必要だ」という条件は、事実上二重国籍の朝鮮系の国会議員達に対する、韓国・北朝鮮からの脅しのネタとなり、首根っこを押さえられているのと同じだということも理解できるであろう。

 こうして。
 純日本人の「野党勢力」として、日本人から理解され支持を受けるものとして、橋下さんは、おおさか維新の会として「再出発」しようとしているのだ。