▲表題は、産経新聞の記事での言いだ。
まったくその通りで、同感だが、記事を読むとどこか違和感がある。
日韓関係をここまで歪めたのは、日本で闇に身を潜めている朝鮮系洗脳工作員達に一因があるが、そのことには、戦後レジームの中の人間として踏み込めないらしい。
まぁ、隔靴掻痒ということか。
韓国人から日本人をみた時、劣等感と嫉妬という感情に苛まれるようだ。
この感情が、韓国人の精神を病(や)ませ、歪ませている。
そして、また、韓国人と日本人の間に、日本にいる朝鮮系洗脳工作員達が介在し、韓国人の心情を翻弄しているようだ。
以下、産経新聞から抜粋。長文のため、筆者が大幅に切り捨て、抜粋する。
日本人を知っている韓国人
日本人にとって韓国人は外国人のなかでもっとも「心が通じる」人々だろう。
ソウルの日本料理店の板前は、「1年に一回、日本ツアーがあり、神田、京都など、食べ歩きをし和食のコツをメモして回ります。韓国の和食の技術が維持できない」と。
韓国には多くはないが真実を語り、日本人、日本文化、日本社会を知っている人がいる。
日韓和解が困難な3つの理由
日本が韓国と協議をしたら理解しあえるというのは幻想にすぎない。
日本叩きは韓国の深いところから出ているから。3つを指摘。
第一に、儒教文化は朝鮮半島で熟成され、日本にハンパな形で伝わったと思っている。
儒教文化の「弟子」が「先輩」の韓国を35年間支配したことが許せない。
第二に、韓国には決定的な建国の秘密がある。
韓国では正統の政府が臨時政府である。
日本が朝鮮半島の間に航路を開拓し開発したという史実は韓国の歴史のなかで、大韓民国臨時韓国の管轄する地域以外でのできごと。
サンフランシスコ講和条約へ戦勝国としての参加を打診した韓国は、その後一貫して日本に対する戦争に勝利したという証を求めて外交活動をしてきた。
対して、北朝鮮は「日本に対して一度は勝ちたい」とは言わない。
北朝鮮の人々のなかには、「日本歓迎論」が底流にある。羅先市の担当者は、「日本の資本進出を歓迎します」と。
9月3日、共産党が率いる中国が、日本との勝利を祝う抗日戦争勝利70年行事を挙行した。
戦勝国としての地位を追求してきた韓国の朴大統領が天安門の壇上に立つのは韓国にとって当然のことだった。
第三に韓国は、国際政治の力学を読む力が優れている。
韓国の苦難の歴史は、韓国人の現実的な国際政治感覚を磨いてきた。
中国が急速に台頭したとき、日本が没落しつつあると判断した韓国は、日本との友好関係を続けるのがよいのかと自問しはじめた。
「日本も韓国にとっては大事だ」という戦略に迷いが生じたのは、李明博政権時代だった。
日本人には「韓国は感情にまかせて外交をする」という誤解があるが、そんなことはない。
韓国は交渉戦術を練って、巧妙に外交をすることができる。
韓国の対日政策には、バイアスに基づいた誤認、誤算、誤判が目立つ。
「日本没落」と判断した大統領が禁じ手を使ったとき、2012年8月、韓国人の目には合理的に見えた。
いまの韓国は、「日本の力は低下してゆく。中国が日本の役割を果たしてくれる。韓国の努力を軽く見ている米国との同盟関係では、韓国の自主性を高めてゆく。ロシア、中国と協力すれば北朝鮮を説得できる。北朝鮮との交流と対話は独自に進める」と。
韓国にとって重要であるのは中国だ。
日本を叩けばたたくほど、中国は胸襟を開いてくれると、韓国の目には見える。
いま、朴大統領の政策の目玉は、朝鮮半島から欧州を陸路で結んで交流を促進するというユーラシアイニシァチブ構想。
中国の習近平主席の一帯一路構想は、補完しあう構想であるという分析が活発だ。
韓国の中国への傾斜は、止まるものではない。
韓国から鉄道列車を走らせて北朝鮮内を通過して欧州に到達するという夢が実現することになれば、閉塞状態であった韓国にとり歴史上、初めてのことになる。
日本との友好関係を回復して、中国に嫌われるという選択は、韓国の政策立案者の発想にコペルニクス的大転回が起きるときだろう。
国交断絶よりも対韓外交の3原則を
韓国とは国交断絶せよと説く人々がいるが反対だ。
19世紀以降、日本は朝鮮半島の経済建設を支援してきた。1965年には請求権を放棄した。
これで日韓関係は未来志向になると日本人は思った。
国交断絶は、日本人の良さを自己否定するものだ。
自己規制をもとに外交防衛政策をしてきたので、国際社会から認められている。
ここで対韓外交、新3原則を提唱したい。
その1。日韓関係は何かをするのは控える。日本から喧嘩もふっかけない。沈黙して日本が正しいと思う道をゆく。粛々と靖国参拝を続ける。アジア金融危機になればドルを融通することはしない。
金融危機のときに日本が緊急支援をしたらどうなるか。
後に「韓国経済を牛耳るために韓国経済の苦境に乗じて韓国にドルを貸した」と。
戦後の日本はカネを出しすぎた。謝りすぎた。談話を出しすぎた。
その2。優先順位の上位にある国家との関係改善を。
モンゴル、中央アジア、ベトナム、インド、フィリッピン、米国、豪州との関係強化。
日米豪の防衛協力網にインドを加えた同盟関係を構築する。話せる相手から順に話をするのはあたりまえではないか。
その3。「強すぎる」日本を創造する。
韓国が中国と良い関係を構築できたのは、中国が強すぎるから。
日本が強いときは、日韓関係は良かった。弱くなったと判断した韓国大統領は竹島に上陸した。
安倍政権があと3年は続きそうだ。国際社会は日本の主張に耳を傾けるようになった。
米国は日本との防衛協力を重視している。
日本が復調してきた。
安保法制が成立してから日中では高官レベルの往来が復活している。
「強い日本」が日中、日韓関係の改善に貢献している。
「強すぎる日本」が日韓、日中関係改善を加速する。
韓国は目標をたてて、国家戦略を持ち、交渉戦術を練り、国家予算を投入できる。
世界文化遺産登録事案では、日本に「強制労働」を認定させようとした。
国家予算を投じて慰安婦像、慰霊碑を米国や他の国に設置するロビー活動をしている。
国交断絶で応えたら、日本が国際社会で発言する機会を減らすことになる。
北朝鮮問題も同じだ。
北朝鮮も計算して日本に対する政策を立案している。
結論は、戦略と戦術と計算が巧みな韓国と北朝鮮とのつきあい方は、日本が巧みな交渉術と国家戦略を前面に出して、その間に「強すぎる日本」を構築すること。
▲補足、感想など
まぁ、少しづつ違和感はあるが、大凡は、筆者も賛成する。
結論として、もう、韓国というヤクザ国家は「放置」で。
北朝鮮については、日本の拉致被害者を、特殊部隊で奪還するということを、数年計画で実行を視野にいれる—というあたりが、日本人の多数意見だろうな。
これでいい—と思う。
日本にいる朝鮮系洗脳工作員達とか、二重国籍で、国籍離脱の不備を韓国に脅されている朝鮮系の国会議員達<民主党、共産党を含め朝鮮系の国会議員はほとんどがこれだろう>がなんやら言うだろうが、それももう「放置」で。
ただ、北朝鮮からの拉致被害者の奪還は、よほど、秘密を守る必要があるので、日本にいる朝鮮系のスパイから防御する必要があろう。
スパイ防止法のようなものが、いよいよ必要となったのではないのかな。