2013年3月15日金曜日

同じように働いているのに、なぜ食事をつくらなくてはならないのか。


▲いや、妙な表題となった。
 まぁ、それだけ奇妙なタイトルの記事があったというだけのことなのだが。

 表題のどこにおかしさを感ずるのかなぁ。
 筆者が思うのは、こういう考えかたをする人は結婚なんてできない。いや、結婚しても一緒に長くは暮らせない—。

 だから。
 結婚すべきではないし、最初からあきらめたらどうだ—としか言い様がない。

 要するに。
 いろんな個性の人がいる。
 最初から結婚に適性のない人もいる—ということだろうなぁ。

 以下、新聞から抜粋。

 結婚どころか、何年も恋をしていない独身女性は珍しくない。
 年齢とともに、彼氏いない歴を重ねる。
 まるで恋愛スイッチオフ、な状態だ。

 電通が2349歳の独身男女1200人を対象にした「『独身』意識調査 2012」では、 40代独身女子の3人に2人は恋人がおらず、恋人がいない人の70%以上は「3年以上いない」という結果が出た。

 なぜ恋愛スイッチを切ってしまうのか。
 人口問題研究所の調査によれば、2534歳の女性が結婚できない理由のトップは 圧倒的に「適当な相手にめぐり会わない」。
 恋愛オフもこの理由は大きいだろうが、アラフォーはそれだけではない。
 部下がいたり責任ある立場だったりすれば、否応なく「恋より仕事」にならざるを得ない。

 もっともアラフォーともなると、自ら恋愛スイッチオフを選ぶ女性もいる。
 メーカーの営業職として働くmさん(44)は、まもなく彼氏いない歴8年になる。
 自然に彼ができればいいとは思う。
 だが仕事柄、週末は仕事。お客様の依頼があればいつでも出向く。

 実はmさん、20代と30代で結婚を2度経験している。
 「2回の結婚でしみじみ、私はいわゆる『普通の結婚』には向かないと悟りました」 何しろ誰かと一緒に住むことがイヤ。
 同じように働いているのに、夫のために食事を作ったり洗濯したり、なぜしなくてはならないのか。
 自分の時間を邪魔されることも我慢できない。
 姉の「夫が臭い」といった愚痴を聞くたびに、「私なら我慢してまで一緒に生活できない」と思う。

 家を建てる際など、何かあるたびに「結婚ってこういうものでしょ」とそれぞれの結婚観を押し付けられた。
 1回目より2回目の相手のほうがさらに保守的だった。
 「もう日本の結婚制度に『ゲーッ』って感じですね。一人でも淋しくもないし、働いているほうが楽しい。
 ただ、男性とお付き合いすれば、学ぶことは多いだろうなとは思うんですけど」


▲補足、感想など
 いや、だから。
 誰もが結婚する必要はない。
 記事にあるmさんのように、そもそも結婚に適性のない人もいる。
 そういう人は、結婚すべきではあるまい。
 <ついでにいえば、日本の結婚制度云々という言葉があるが、じゃどこか別のところにmさんに似合った結婚制度があるとでも思っているのだろうか。そんなもの世界のどこにもありゃしない

 筆者がひっかかったのはどこらへんなのかなぁ。
 そもそも、と思う。
 結婚って、我慢とか保守的—とかいう言葉が飛び交う世界なのか。

 結婚とは、未熟な男女が、お互いに敬(うやま)い、慈しみあいながら、互いの夢をかなえるために助けあっていきるものであろう。
 お互いが、相手のために「なにかしてあげたい」--と思うものであろう。
 どこが「我慢」なのか、どこが「保守的」なのか。
 それは未熟なもの同士だから、互いに「ムッ」とすることもあろう。そのあたりは感情を制御するしかない。

 逆に言えば。
 「相手のためになにかしてあげたい」とか思えない人間は、結婚に適性がない—ということなのだ。

 だから。
 そんな人は、結婚しなければいい。それだけのことだ。