2013年3月8日金曜日

オルハン・スヨルジュ氏の死去に弔意を。


元トルコ航空のパイロットで、イラン-イラク戦争の際に、テヘランから日本人を助けて頂いた機長が亡くなった。
 安倍総理も、トルコ共和国の大臣に、弔意を表した。
 日本人として、感謝の一言でも表したい。

 以下、新聞から抜粋。

 安倍晋三首相は6日、トルコのユルマズ国防相と官邸で会談し、1985年のイラン・イラク戦争時にテヘランに取り残された200人以上の日本人の救出にトルコ航空機の機長として関わった オルハン・スヨルジュ氏の死去に弔意を表した。

 スヨルジュ氏は2月24日に87歳で亡くなった。
 首相は「トルコは日本にとって重要なパートナーだ」と述べ、友好関係を強化する考えを示した。


▲補足、感想など

 早速、掲示板にトルコ共和国のメールなどが書き込まれた。

--ここから--
 駐日トルコ共和国大使館
 〒150-0001
 東京都渋谷区神宮前2-33-6
 Tel: 03-6439-5700
 Fax: 03-3470-5136
 E-mail: embassy@turkey.jp / embassy.tokyo@mfa.gov.tr

--ここまで--
 いや、それは知らん顔もできる。
 それでも、せめて「感謝の一言」でもと筆者も感じた。

 なんらかの形で「弔意」を表現したい。
 それが、結果として国と国との結びつきというか、信頼関係というものになるのだと思える。

 
 ※追記。

 数年前かな。新潟県の柏崎市に、トルコ村なる民営のテーマパークがあった。
 数年で廃園となったが、そこには、トルコ共和国から、ケマルパシャ像が送られていた。
 廃園となって、その像が横倒しとなり、打ち捨てられていた。

 トルコの英雄を放置してはならない-と、数年後に、トルコ共和国の費用で、和歌山県串本市に送り、そこで展示されることとなった。

 その運搬の費用につき、日本人の不手際でこうなったのだからと、日本人からトルコ大使館へ、費用の一部でも負担しようという話となった。

 「自分は送った」という人もいて、そこそこの人が多分送ったのだと思う。
 そんなことも、トルコ共和国と日本との絆を深めたのかもしれないな。