2013年3月29日金曜日

7月、衆参ダブル選挙か。


▲最近、なにか嫌がらせにように、昨年末の衆議院選を違憲だの、無効だのの判決がでる。<あぁ、三権分立--てか>
 地裁・高裁レベルでも裁判官の中に相当多くの朝鮮系の人間が紛れ込んでいる—ということを意味しているのだろう。
 やれやれ。

 これは--と思う。
 朝鮮系の人間は何代まで裁判官になれない—とか法律で決めるべきであろう。

 いや、話がどこかに行った。
 上の「嫌がらせ無効判決」を受けて、安倍さんが、この7月に「それならば--」と、衆議院を解散し、参議院とダブル選挙にうってでよう—とする可能性がありそうだ。
 朝鮮系裁判官の「嫌がらせ判決」を逆手にとって、朝鮮系の民主党議員をそれこそ「根絶」せしめてやろう—という野心的な企てだ。

 以下、新聞から抜粋。

 昨年12月の衆院選をめぐり、広島高裁と同高裁岡山支部が「無効」を宣言したことで、永田町に不穏な空気が漂い始めた。
 安倍政権は経済政策「アベノミクス」の追い風を受け、夏の参院選で勝利した後に、憲法改正などに踏み込む構えを見せているが、衆院多数の正統性が危うくなってきたのだ。
 司法の最後通告に応じるだけでなく、民主党の息の根を止めるため、安倍首相が今年7月、衆参ダブル選挙に踏み切る可能性が急浮上した。

 1票の格差が最大2・43倍だった昨年12月の衆院選をめぐる全国訴訟で、衆院広島1、2区の選挙を無効とした広島高裁に続き、同高裁岡山支部も、小選挙区の区割りを違憲と判断し、衆院岡山2区の選挙を無効とした。
 無効判決に、永田町は激震している。

 安倍首相は政権発足3カ月となる、「今までと同じように、結果を出していくことに全力を尽くしたい」と語ったが、無効判決を受けた25日、「判決をよく精査したい。適切に対処していく」と発言。
 出席した自民党役員会では、格差是正に向けた「0増5減」を実現する公選法改正案の早期成立を指示した。
 民主党の細野幹事長は、「初めての無効判決で非常に衝撃を受けた。

 国会全体の責任であり、一刻も早く違憲状態を脱することが必要だ」と語った。
 混乱を招かないため、高裁判決は無効となる時期を今年11月26日を過ぎた時点としている。
 「司法権の越権」「どうせ最高裁で覆る」という意見もあるが、これ以上、立法府が怠慢を続けることは許されない状況だ。

 こうしたなか、1票の格差を是正したうえでの「7月、衆参ダブル選挙」が急浮上している。
 みんなの党の渡辺喜美代表も、「衆参ダブルを考えないといけない」と、警戒心をあらわにした。
 背景について、自民党関係者は「参院選での、自民、公明与党勝利を確実にするためだ」といい、こう続けた。
 「70%前後という高い内閣支持率から、『参院選では自公与党が勝つ』と見る人が多いが、選挙はそれほど簡単ではない。

 参院の過半数は122で、与党で過半数に達するには、与党で63以上が必要。
 過去3回の参院選で、自公の獲得議席は10年が60しかない。

 安倍首相が与党に有利とされる衆参ダブル選挙を決断する可能性はある」
 衆参ダブル選挙は、過去に2回実施されている。
 1980年6月、1986年7月に断行し、いずれも与党が圧勝している。
 中曽根氏はダブル選挙勝利を受け、約5年の長期政権を維持して国鉄改革などを成し遂げた。

 安倍首相は6年前、第1次内閣をスタートさせたが、閣僚の不祥事と参院選惨敗、衆参ねじれ、体調不良などが直撃し、1年で退陣した。
 第2次内閣は現時点では順調だが、憲法改正を成し遂げるには、参院選勝利に加えて、野党の攻撃を阻止しなければならない。

 前出の自民党関係者は続ける。
 「安倍首相が憲法改正に踏み出す場合、司法から『違憲』『無効』と突き付けられた衆院ではやりにくい。
 野党やメディアから『違憲・無効なのに』と批判される。

 昨年末の内閣発足後、安倍首相は民主党政権時代に何が行われたかを調査し、『民主党は日本を壊そうとした。絶対に許せない』と思っている。
 衆参ダブル選挙で、息の根を止めることもあり得る」

 歴代首相も、選挙で圧勝して絶大な権力基盤を築いた。安倍首相も先人の歴史に学ぶのか。
 政治評論家は、「この国会で議員定数を『0増5減』するのが先だが、昨年末の衆院選からの勢いに乗って、衆参ダブル選挙を断行することも考えられる。
 そこで圧勝すれば、かなりの政治力を得ることができ、長期政権も期待できる。

 安倍首相の悲願である憲法改正に腰を据えて取り組むために、そうした決断をする可能性もある」という。
 ただ、a氏は「ダブル選挙はせずに参院選を戦ったうえで、選挙制度の抜本改革に乗り出すという選択肢もある。
 すでに、日本維新の会の取り込みには成功しており、リスクを冒さなくても憲法改正に必要な国会議員『3分の2』を取る算段もついている。
 安倍首相は複数の選択肢を握っている」と分析。


▲補足、感想など

 7月の参院選に向けて、安倍さんは複数の選択肢をもつだけの余裕があるということだなぁ。
 ただ、衆参ダブルだと、公明党がついてくるかな。
 そのあたりにふれた書き込みがあった。ご紹介したい。

--ここから--

◇やらないよ、自民党は 公明党が絶対に拒否するからね、公明党にとってダブルってのは不利なんだよ
 層化の票がほとんどである公明にとって層化の活動が分散されてしまうダブルってのはどうやっても票をかなり減らしてしまう、今までの傾向もそうだった
 だから公明党はダブルが嫌いなんだよ

 自民党にとっても選挙で助けてもらっている公明党が絶対に避けたいダブルはできないだろうな、やったら公明党との連立すら怪しくなるから

◇公明は、これから当分の間、不可避の流動期に入る。
 これは、集票マシーンとしては、そのままでも、従来ほど鉄板ではなくなることを示す。

 自民が見切るという可能性は、決してあり得ない話でもないと思うぞ。
 自民から見れば、宗教票は、他の新興宗派からでも取れるし、 従来は、政治的には影も形もなかった、伝統宗派や神社系も、最近は政治的力を強める方向。

 国民が、変なリバウンド感覚を催さない限り、7月同日選は、自民の空前絶後の圧勝になる。
 逆に、プレッシャーが掛かって安倍ちゃん大丈夫か、というほど。

--ここまで--

 う~ん。
 ここで、安倍さんは、公明党を切り捨てて、ダブル選挙に打ってでる可能性もありそうだ。
 筆者には、公明党はどうも「胡散臭く」見える。
 7月の時点で、思い切って切りすてるべき。