2014年9月21日日曜日

プーチン大統領と安倍首相が電話会談。

う~ん。
 この二人どこが似ているのだろう。

 おそらく、徹底した愛国者だ—というところだろうな。
 プーチン大統領は、ロシアの大地と、安倍首相は日本というこの土地で、いざとなれば「討ち死に」する覚悟なのだ。
 その根っこの部分が似ているものだから、なんとなくウマがあうのだ。

 米国のオバマさんという人を見た時、愛国者ではない—とは言わないが、アメリカの土地の上で「討ち死に」する覚悟をもっているか--と聞かれたとき、もう一つ「そうだ--と言い切れぬ」ものを感じる。

 その部分だろうな。
 オバマさんから、この安倍-プーチンという関係をなにか「嫉妬まじり」で見られているような感じがする。

 プーチン大統領も安倍首相も、中国の習近平国家主席を、「こんなヤツと一緒に仕事ができるか」と思っている点で同じだ。

 で。
 一番ウマのあう安倍さんとプーチン大統領との間で、協議を継続しよう—と電話で会談したようだ。

 以下、新聞から抜粋。

 安倍首相とロシアのプーチン大統領の電話協議は約10分間だ った。
 日本政府によると、電話協議は大統領側が呼びかけた。

 大統領が60歳の 誕生日を迎えた首相にお祝いの言葉をかけると、首相は謝意を示した。
 両首脳 は日ロ関係やウクライナ情勢について意見を交わし、日ロ間の対話を継続して いくことで一致したという。


▲補足、感想など

 仮に日露間で、北方領土問題というものが、なんらかの解決に近づくということがあるなら、それはプーチン大統領-安倍首相という関係の中でしかありえない。

 どちらかが、失脚・暗殺ということでいなくなれば、もう、北方領土の解決など、いつのことやらさっぱり分からない。

 そういう「組み合わせ」ということだろうな。

 その意味で大事にしなければならない「縁」ということだろう。
 世界でいろんな紛争があるから、どのタイミングで—かは分からない。
 でも、上で述べたように、今にも切れそうな細い細い糸を、大事に守らなくてはならないのだ。