2016年3月1日火曜日

在日経験のある中国人の日本人評。

まぁ、中国人の日本人評の記事があった。
 いかにも中国人らしいと感じた。

 まず、その記事から抜粋。

 日本と中国で往来が盛んになったことで、中国にさまざまな「日本観」が出てきている。
 中国メディアで掲載された日本の男性、女性に対する、在住経験のある中国人の印象が日本人にとって「身もフタもない」ものだった。

 まず、女性。
 「日本の女性は決して美しくはない。女性スター数人の印象に留まっていてはいけない。現実の日本女性はビジュアル的に醜い人が多い」。
 続けて「ただ、気立てはみんないい。良い教育を受け、より多くのお金と時間を化粧に費やしているからかもしれない」と。

 続いて、男性について。
 「みんな臆病で、上司の前ではいつも委縮する。ミスをすれば会議で上司に激しく叱責され、説明を求められるが、緊張で口が開かずまともな話ができない。
 上司にたてつく人は見たことはなく、無茶な要求をされたら自分の意思に関係なく必死にやることになる」と。

 美人かどうかの審美眼は人によって異なる、「日本の女性は決して美しくない」という見立てはあくまで個人の意見として受け取っておく。
 一方、男性に対する印象は、側面の1つとして否定できない。

 日本の「男女」に対する記述ではある。
 リアリティがあるのではないか、という気もする。
 日本の社会についてポジティブなものもネガティブなものも率直に紹介してくれる文章が、中国のネット上で増えてほしい。

補足、感想など

 まぁ、まるっきり外れているということもないのだろうが---
 中国人って、基本、自営業向きの人間が多くて、日本人男性にこういう反応をする。

 昔、山一證券が倒産した時の社長の言葉を聞いて、中国人がせせら笑ったというエピソードを漫画家の小林さんが紹介していたが、あの感覚だと思える。
 明日からでも、行商の車でも引けばいいこと--とか考えるのだ。

 集団でどうこう—ということより、個人でどう稼ぐか--というところにすぐに関心がいくのだ。
 だから。
 はっきり言って、中国人って、サラリーマンに向いていない。

 日本人女性の評については、高嶺の花で意図的に遠ざける—てな感覚がありそうだな。
 どうぜ、中国人と結婚はしてくれないだろうし---てな感じではないのかな。

 中国人らしい日本人への劣等感とか、民族的な個人中心(中華思想に結びつくのかな)の発想が根底にあっての日本人評だと思える。