▲どういえばいいのだろうか。
エネルギーをどこから確保するか—という問題は、国家の命運を左右するほどのものだ。
それは、先の大戦の初期、日本が南進作戦を決断したことからも理解できるであろう。
あの時点では、石油をどう確保するか—ということが日本という国の命運を左右していたのだ。
今、原発というものが国内では稼働しているところがない。
その再稼働の審査を、委員会がしているのだが、作業が遅遅として進まない。
当たり前であろう。
先の大戦時の南進作戦を採用するか否かと同じことを、一委員会が判断・決定しているということなのだ。
びびる—というか、慎重の上にも慎重を--と考えるのが普通だろう。
つまり、一委員会に「南進作戦を採用するかいなか」を決断させるには、荷が勝っているのだ。
荷が重すぎるのだ。
そのことを安倍さんは分かってあげよ。
この委員会を安倍さん直属のものとして、安倍さんが「最終判断」を下す—という形をとれ。
委員会の会員の「負っている荷の重さ」を軽くしてあげよ。
なんどでも言いたい。
エネルギーをどこから確保するか—ということは、一国家の命運を左右するほどの「判断であり決断なのだ」。
これは国家のリーダーこそが「決断すべき事項」なのだ。
安倍さんが、すべての責任を負って、再稼働の決断をする—という形にせよ。
そうでなければ、安全審査なるものがずるずると長引くばかりだ。
以下、新聞から抜粋。
原子力規制委員会による原子力発電所の安全審査会合が16日開かれ、4電力6原発の
担当者が、審査に必要な資料を提出し終える時期を「11月下旬~12月中旬」と報告した。
審査開始から約3か月たったが、29の主要審査項目のうち、最も多く資料を提出している北海道電力泊原発3号機と九州電力玄海原発3、4号機(佐賀県)でも、
まだ11項目にとどまる。
提出後も審査で不備な点があれば、追加説明などが求められるため、
審査が年内に終わるのは極めて難しい情勢だ。
▲補足、感想など
先の大戦の始め、南進作戦を決断したのは、日本軍および日本政府のトップにいた人達であろう。
それと同じことを、記事にある「原子力規制委員会」なるものにさせるのか。
委員の人達が背負っている「荷の重さ」を分かってあげよ。
どう考えても、荷が勝ちすぎる。
だから。
ここは、安倍さんが出て行く場所なのだ。
安倍さんは、もう、どこにも逃げていく場所などない。誰にも責任は転嫁できないのだ。
全責任を負うて、原発の再稼働を決断するというのは、安倍さん以外にはいない。