▲アメリカの観光雑誌で、訪れたい都市のナンバーワンになったとのこと。
背景になにがあるのだろう。
アメリカの雑誌ということを考えれば、恐らく、原因はユーチューブだろうな。
ユーチューブで京都を検索すれば、「紅葉」「桜」などの映像が山ほどでる。
なお、「赤く紅葉する」というのは、世界でも珍しいらしい。
日本人にとって、慣れ親しんだものではあるが、外国人からすると驚愕するもののようだ。
まず、新聞から 抜粋。
訪れたい都市
京都市が世界1位
アメリカの旅行雑誌が発表する旅行で訪れたい世界の都市のことしの
ランキングで、京都市が1位に選ばれた。
アメリカの旅行雑誌「TRAVEL+LEISURE」は、発行部数100万部の月刊誌で、旅行で訪れたい世界の10都市のランキングを毎年発表しています。
ランキングは観光客の動向に影響を与えるとされ、ことしの
ランキングで、日本の都市では初めて京都市が1位に選ばれた。
審査は、「文化・芸術」や「景観」、それに「レストラン」など5つの項目の
総合評価で行われ、京都市はおととしが9位、去年は5位と順位を上げ。
今回1位に選ばれたことについて、京都市は、去年「和食」の食文化がユネ
スコの無形文化遺産に登録されたことなどから、「文化・芸術」と「レスト
ラン」の項目で評価が高まったのではないかと分析し、今後、外国人観光客の
受け入れ環境の改善に一層取り組みたいとしています。
▲補足、感想など
無形文化遺産—か。
そういうこともあるかもしれない。
でも、核心部分はおそらくユーチューブだ。
これからの観光とかを考える時、ユーチューブを無視しては考えることができないという時代となったようだ。
そういえば、中国人からの京都への観光が増加したとかの記事があった。それをご紹介。
--ここから--
★:2013/10/03(木
旅行の口コミサイトは、2013年夏の「中国人旅行者に人気の海外旅行先、トップ20」を発表。
国連世界観光機関(UNWTO)の統計によれば、2012年に海外旅行での支出額で世界最大となった中国。
この市場のシェア獲得は、各国の観光局や旅行業界にとって重要な課題となっている。
中国の旅行者の間で人気となっている海外旅行先の3ヵ所は、1位が香港、2位はタイ・プーケット、3位は台湾。
一方、前年比で4倍以上の増加となった急成長エリアは、日本の京都が最大の伸び率580%で17位にランクイン。
そのほか、15位の韓国・済州島(570%)、18位のマレーシア・コタキナバル(550%)、19位のベトナム・ハノイ(510%)などが人気を上げている。
--ここまで--
どこに旅行するか—の判断基準は簡単ではないのかもしれない。
しかし。
外国から、日本のどこかを選択するとき、一番簡単な検索方法はユーチューブなのだ。
そのあたり、見間違えをしないようにしよう。
※追記。
先日、テレビをみていて、今年の春、福島県の会津のお城のサクラ見物に外国人が多く訪れたという。
その理由が、どうやら、ユーチューブにのっている「桜吹雪-サクラフブキ」という動画のためらしい。確かに、随分のアクセス数だった。
あの「桜吹雪」の動画を見たことで、桜の季節に、福島県まで外国からワザワザ来たということなのか。
ユーチューブ恐るべし---。