2014年7月24日木曜日

近い将来、日本は二流国家におちぶれる—と中国人。

なんだろうなぁ。この言い方。
 近い将来、中国の不動産バブルが崩壊して大混乱が起きる—という言い方に対抗しているのか。

 なるほど、メンツの国であるし、「声闘」の本場ということか。

 中国の不動産バブルも崩壊へ着々と進んでいるようだ。
 そういえば、甘粛省の方でペストが発生したとか。黒死病だぞ。
 また、日本の五島列島付近に中国人の密航が激しいらしい。

 ペストは弱り目に祟り目ということ、密航は、船が沈没しそうになれば、ネズミがいち早く逃げ出そうとすることに通じていないか。


 以下、新聞から抜粋。

 中国メディア・中文網は、中国人にとって日本は「大国」ではないばかりか、将来は二流国家におちぶれると 考えていると。
 この考え方は、先日中国国内で行われた調査で出た結論。
 「10年後に二流大国になる」 とした国内学者の指摘と一致した。

 日本と中国はまさに「両雄並び立たず」の関係だ。
 アジアのトップを1世紀にわたり誇ってきた日本と、飛ぶ鳥を落とす勢いの中国。
 成長という点で、日本が中国に追い越されるのは事実なのに、日本は納得がいかないのだ。
 日本の自尊心は、中国の台頭によって傷つけられる。

 格下に抜かれ、追いつく力がない というのは挫折だろう。
 そのダメージが、経済の後退や高齢化による自信の喪失でより大きくなっている。

 世界一の経済大国になる」と言われたが、2010年には中国に抜かれて第2位の座も失った。
 17年にはGDPが中国の半分、23年には3分の1になる。
 日本は二流国家になり下がるのだ。
 米国も日本を「大国」扱いすることはほぼない。
 米国の最大目標は自身の「帝国統治」を守ることだ。

 日本政府が米国の「帝国」 的地位を脅かす野心がないこと、中国を含めた東アジアの制御などで日本がコマとなることから、 日本政府の行動に満足しているまでだ。
 中国人学者による論文、米メディアの記事、日本を取り上げたものは極めて少ない。
 しかも、取り上げられるのはネガティブな内容でだ。

 10年前なら、他国と組んで中国を抑え込んで自らが「大国」となる力があった。
 しかし今の日本には、チャンスがあってもその 能力はもはやないのである。


▲補足、感想など

 自分でこう言っていれば満足か。
 まぁ、お好きなだけ言えば。<余計なことだけど、英国の産業革命に200年も遅れるノロマな民族が意気込み過ぎではないのかなぁ。もっと足元を固めたらどうなのかな>

 それにしても、まだ、国内でペストが発生するのか。
 特効薬を検索してみると、ストレプトマイシンか。まぁ、なんとか出血熱より安心ではある。

 バブル崩壊という火のついた薪を背中に背負って、火の熱さを背中に感じながら、「日本は二流国家だ、中国は飛ぶ鳥を落とす勢いだ」と言っているわけか。中国人は。
 その足元でペストが発生し、密航者はどんどんでてくる。
 金持ちは、持てる財産を外国へ持ちだそうと必死となっている—という状況なのだな。

 なんでもそうだが。
 追い詰められた時こそ、国とか人間の真価のみせどころなのだ。本当の実力が分かる時なのだ。
 日本でいえば、2011年の東日本大震災のようなものか。

 追い詰められた時、次に向かってどういう手が打てるか---で、中国という国家のえっと何年後だっけ、2030年頃か。
 どうなっているかが世界中の誰しもが分かるさ。