▲わざわざ、自分からバブル崩壊にふれなくても。
無視していればいいものを----さ。
中国人がみずから否定するか---。
こりゃ、一層アブナイ証拠だな。
以下、中国の新聞から抜粋。
住宅都市農村建設省政策研究中心の秦主任は、中国の不動産市場について
「調整局面にあるものの、米国や日本が経験したようなバブル崩壊はない」と断言した。
理由として、3つの根拠を挙げた。
1つ目の根拠は、厳格な住宅ローン政策。
中国が定める住宅購入時のローン頭金比率は、1軒目で30%、2軒目で60%と世界でも高水準にある。
北京市などの一部都市では2軒目で70%に達している。
対照的なのが、米国。当時は住宅ローンが低水準に抑えられ、頭金比率も5~10%と低く、頭金ゼロのケースすらあった。
量的緩和策の下で米国の住宅価格は2000~06年にかけて上昇、
07年に入ると穀物や石油などを筆頭に物価が高騰し、インフレが発生。
その後2年間、相次ぎ利上げを実施した。
これに伴って住宅ローンの金利は倍に上昇し、消費者の許容範囲を超過。
担保物件を銀行に差し出して返済を放棄する現象が広がった。
2つ目は、住宅ローン残高の対GDP比率が低い水準にとどまっている点。
12年時の同比率は、米国で50%超、英国で50%弱、フランスで40%超、日本で30%弱に達していたのに対し、中国は20%に届いていない。
3つ目として、都市化率の低さも指摘。
日本の都市化率は1970年代初期にすでに76%に達し、バブル経済が崩壊した90年代初頭まで約20年間横ばいで推移していたと説明。
一方、中国の都市化率は現在53%と、世界の平均に比べまだ十数ポイント低いレベルにある。
この3つのデータを示した秦主任は、中国の不動産市場は調整局面にあるものの、債務者の返済放棄や保有住宅の売却が全国規模で大量に発生することはないと結論付けた。
▲補足、感想など
人口が10数億人もいると、単純に平均値を出すと、論点がぼけてしまう—という例だろうな。
核心はこのブログでふれた。
シャドウバンキングという中国の街金の破綻だろうな。
10%から15%などという高金利を餌に、貧乏な中国人からもお金を集めていたのだ。
返せなくなった時点で、暴動が起きよう。
それが人民軍によって収拾できるものだろうか。
天安門騒動のように数千人という人間を戦車で轢き殺すのか。
シャドウバンキングが出している理財商品にふれた記事があった。ご紹介したい。
--ここから--
2014/07/13(日)
■不動産バブルの崩壊
浙江省に本拠を置く不動産開発会社「浙✕✕投資」が負債総額(約580億円)
を抱えて経営破綻した。
負債の7割は銀行からの借り入れで、残りは理財商品として投資家に売られた。
いよいよ連鎖倒産の始まりだと。
中国で販売された理財商品の総額は正確な数字が分かっていません、推測では日本のGDPに匹敵すると。
浙江省公安当局は浙✕✕投資の役員二
人を逮捕した。
詐欺的な投資を呼びかけたとして起訴する。
しかし彼らを逮捕する
のであれば、中国全土で理財商品を販売した不動産デベロッパーの経営者が皆逮捕される
ことになるでしょう。
代表的な経営者等を見せしめと
して逮捕するだけと言われています。
一方、中国の太陽光関連メーカーである「超日太陽✕技」の社債がデフォルトしました。
デフ
ォルトした利払い金は約15億円です。
中国では以前、デフォルトの連鎖が起きたこ
とがあります。
1998年に「広東国✕✕公司」が1億2000万米ドルのデフォルトが起きると、
数百もの投資信託機構が破綻した。
このときは日本の銀行も合計数百億円
の損失を出しています。
そして始まっているのは、地方政府債320兆円規模と理財商品500兆円規模のデフォルトの連
鎖です。
「浙江✕✕置業」の経営破綻を受けて、中国市場では不動産関連企業の株式や債券が投げ売りされました。
また、浙江省や江蘇省などではマンションの価格が値下げされ、初期
の購入者たちが抗議するという騒動も起きています。
中国では景気の先行き懸念と供給過剰によ
り、全国的な住宅価格の暴落が始まりました。
--ここまで--
冒頭の中国人のバブル崩壊ってなんのこと? という「言い方」が面白い。
ウソというより、韜晦なのだろうな。
刻々と迫ってくる中国のバブル崩壊---それをじっとみている日本人を含む世界の人々。
そういえば、と思いだした。
1990年代の前半の頃、バブル崩壊の混乱時、日本の不動産などをアメリカのハゲタカどもに散々食い散らかされた。
アメリカのハゲタカどもは、中国・韓国の経済破綻を固唾を飲んで待ち続けているのだろうなぁ。
まぁ、共産党が倒れるとかとなれば、その混乱を待っていたかのように、ハゲタカどもが舞い降りてきそうだな。(まぁ、相手があの中国人だ。ヤクザ 対 ハゲタカ というような構図か。いやおそろしいなぁ)