▲どうも、中国人ってやつは。
抜け目がないというより、金儲けのためならなにをしてもいいのだ—と考えているのだな。
倫理観というものが根底にないのだ。
このグダグダぶりは、1960年代の文化大革命で、文化人・教養人・職人などを一説では、4500万人も殺害した—ためだろうと筆者は考えていた。
でも。
これはそんなものではないな。
中国人という民族のもっている「素の姿」なのだな。
中国での不動産バブル崩壊直前というのは、まるで、清朝の最末期にどこか通じるものがあるようだ。
上で倫理観がない—とか書いた。
それもあるが、中国人の民族としてもつ矜持というか、尊厳のような姿が見えない。
なるほど、中国数千年の歴史なんて、確かに歴史としてあるが、それが「文化」というようなものに昇華されていないということなのだな。
北から、次々と異民族が襲いかかり、元 → 明 → 清 と変わっていくが、その度に旧の王朝の文化とか芸術などは破壊され、なんどでもリセットされるということか。
してみると、今の共産党という王朝となって、約70年か。
文化の、歴史のなんていうようなものはないということか。
文化も歴史もないところに矜持も尊厳もないか。
当然ではある。
以下、新聞から抜粋。
絶滅危惧種に指定され、輸出が禁じられているのに、中国経由での
日本への輸入が明らかになったヨーロッパウナギ。
ニホンウナギの稚魚は不漁が続いており、今年も「土用の
丑」を前に、ウナギの取引価格は上昇傾向にある。
欧州ウナギの輸入業者は
「安いから輸入する。
許可証もある正規の取引で、経済産業省からも了解を
もらっている」と説明している。
「ニホンウナギが高くなっているから、多少安いアンギラ・アンギラを輸入し
ている」 欧州ウナギを取り扱う業者は、理由
を説明した。
アンギラとはウナギ属を意味し、アンギラ・アンギラは欧州
ウナギを指す。
生きたまま日本に輸入されるウナギは年間約5000トンに上り、そのほとんどが
ニホンウナギで、欧州ウナギは数%程度。
国産のニホンウナギが高いもので
1キロ当たり約5100円、輸入ものは約4200円とすると、欧州ウナギは
3500円程度とされる。
ニホンウナギに比べ、欧州ウナギは少し体長が短い
程度で、調理されれば味はほとんど変わらないという。
欧州ウナギは2009年にワシントン条約の付属書2に記載され、欧州連合は
10年12月から輸出を禁じる。
この規制の前に、
中国は大量の稚魚をフランスから輸入しており、中国政府は
「10年当時のものを日本に輸出している」と説明してきた。
同じシラスであれば3年7か月以上、養殖していることになるが、欧州ウナギの
輸入業者は「規制後に闇で欧州から中国へシラスが入っているのだろう」と
推測する。
同条約の付属書2で取引が規制されているものを輸入する場合、輸出国の
許可証が必要だ。
国内の輸入業者はこの許可証を経済産業省に提出し、認可を
受ける必要がある。
この業者は「我々は中国政府の輸出許可証を持ち、経産省の
認可も受けている。
正規の取引だ」と語気を強めた。
欧州ウナギの輸入が増えている現状について、経産省の担当者も
「不自然に思っている。
水産庁から中国に問いただしてもらい、必要ならば
我々も国内の業者、中国の資源管理当局に事情を聞きたい」と話している。
▲補足、感想など
シラスウナギが、3年以上もそのままシラスウナギである訳がない。
生き物だから、当然、成長する。
こんな子供だましの話を堂々とするなよ。
中国人って、これだけ、馬鹿馬鹿しいウソをしらっとしゃべれるのだな。
ヨーロッパからというより、アメリカの東海岸から、輸入しているのだろう。
可能性とすれば、アメリカの東海岸の方が高かろう。
ヨーロッパウナギの産卵場所は、サルガッソーというメキシコ湾付近だったと記憶する。
だから、ヨーロッパウナギというものは、北アメリカの東海岸にも多くのシラスウナギが到着するのだ。
アメリカではこのシラスウナギについての規制がないという。
もしかして、メキシコの東海岸ということもあるかもしれない。
いずれにせよ、ヨーロッパウナギ(記事に書いてあるアンギラ・アンギラ)という種で規制されているのだ。
中国政府の輸出許可証だってさ。
うそっぱちに決まっているではないか。<袖の下をだせばいくらでも許可されるのだろう>
日本政府は、中国からのウナギの輸入を制限せよ。
後から、中国と結託して、ヨーロッパウナギに壊滅的なダメージを与えたとか、世界から非難されることを防げ。
※追記。
日本政府が、日本の養殖業者の規制にのりだしたようだ。
その記事をご紹介。
--ここから--
政府は23日、ウナギの養殖業者に届け出制を導入する方針を固めた。
年内にも政令で決定し、将来は許可制にする方向だ。
養殖ウナギの生産量を適正化し、生息数が減っている稚魚のシラスウナギの乱獲防止につなげる。
河川や池での養殖業を規制する「内水面漁業振興法」が国会で成立し、これまでなかったウナギ養殖業への規制に乗り出す。
まず養殖業者に農相への届け出を義務付け、生産量など養殖の実態を把握しやすくする。
その上で、中国や台湾などと交渉を 進めているウナギ生産の国際的な管理の枠組みづくりの状況を踏まえながら、許可制に移行したい考えだ。
--ここまで--
国内の業者につき、生産する数量を制限して、各業者が中国・台湾などから輸入する数量を間接的に制限するということかな。
中国から、台湾からの輸入を直接制限するということができないということか。
でも、蒲焼きの製品を輸入するところなら、直接、輸入する数量を制限できるのではないのか。
よく分からないが、打てる手を総動員して、台湾、中国、韓国などからのウナギの輸入量を制限せよ。