▲選挙制度すらもない国の人間がなにを言っているやら。
まぁ、それでも指摘は鋭いのかもしれない。
以下、新聞から抜粋。
中国時報がコラムで、アベノミクス国会解散は安倍首相の奇襲作戦で
一挙に野党を押し潰す積りであるが、果たして成功するかと。
狡猾な安倍の奇襲と題したコメンタリーで、中国時報のt特派員は、安倍政権が閣僚の辞職などで
危機に瀕し、今年のGDPが2期連続マイナス成長したので、アベノミクスの存続を国民に
問うため衆議院選挙を行なうのは、自己のリーダーシップを確保し、野党に寝耳に水の選挙に立ち向かわせて殲滅する一石二鳥の策であると指摘。
t特派員は、「これは安倍の『安内攘外』の計であるが、攘外は虚で、安内が実である」と述べ、「此の計略に富んだ
『安倍奇襲』で、相手の戦闘力が定まらない下で、速戦速決の戦法で敵軍を殲滅し、
向こう3~4年の間、政権運行が野党に掣肘されないのを確保する」と説明。
その上で、「安倍内閣の支持度は落ち込んでいるが、候補者が1100名にも達する衆院選挙では、
自民党が絶対優勢を保持している。
調査によると、選民は最終的には
自民党に投票するとされている。
此れは自民党が選挙に強いのでは無く、野党が弱すぎるのである。
野党は安倍政権に脅威を与えることが出来ない。
「安倍は乾坤一擲の賭けをし、安全保障法の審議、原発再稼動、憲法修正の問題などを含む経緯万端の執政課題に立ち向かう積りである。
安倍は繁を簡に変え、経済を決戦の主軸にし、民意には選択の余地が無いので、選挙で未来の政局の安定を一挙に
確保するのを目指している。
「二週間の決戦で天下を定めるのは、此の様な狡猾な政治計略であるが成功するか」と。
▲補足、感想など
指摘していることは、まぁ、核心をついているだろうな。
その通りだ。
ただ、実際には、戦後レジームが完全崩壊したことが、解散を「決断」した大きな理由であるだろうが。
そして、今なら民主党を含む野党内の朝鮮系洗脳工作員たる国会議員の数を減少させることができる—という見込の上に立っての決断だろうな。
野党の議員の数を減らす = 与党の議員の数を増やす ということだから、300議席以上をとれば、この先5年間の安倍一強時代を盤石なものとできる。
そして、憲法問題、北方領土問題、北朝鮮拉致問題を含む朝鮮半島問題 を片付ける。
このあたりまで読んでいるのだろうな。
結果として、そう読みが外れるということもあるまい。
なぜって。
繰り返しとなるが、戦後レジームが完全に崩壊したから---。
これに尽きる。