▲このところ、麻生さんが中国経済についてハッキリものを言っている。
仮にも、一国の副首相がものいうのだ。
その信憑性の高さからいって、世界へ与えるインパクトは大きかろう。
恐らく、中国経済の破綻は近い、そのショックに備えよ—という警戒音を鳴らし続けているのだろうな。
リーマンショックという感じではあるまいが、ミニ「チャイナショック」ということはありそうだ。
その衝撃に対する「対応を急げ」と言っているのだろう。
そういえば、中国の李克強首相の習近平国家主席への態度がどうたら、記事になっていた。
この中国の近接する経済破綻への責任を取らされた—のではないのかな。
--ここから--
2017/03/08(水
中国の全国人民代表大会で、習近平国家主席の独裁ぶりが極まる。
共産党で序列第2位の李克強首相も平身低頭で恭順の意を示したが、年後半に開かれる党大会でクビになるのではとの観測が強まった。
「習同志を核心とする中国共産党中央の力強い指導の下、経済、社会の発展を推し進めた」。李首相は政府活動報告で「核心」を繰り返して習氏の功績をたたえた。
忠誠を誓う李氏に対し、椅子に深く腰掛けた習氏は報告書を開くこともなく退屈そうな仏頂面。
報告書を読み上げる前に習氏に向かってお辞儀をした李氏と「格の違い」を際立たせた。
会議終了後も、習氏は李氏と言葉こそ交わしたが、握手もせずに足早に退場した。
政府が1月に公表した2016年の国内総生産(GDP)発表資料でも、李首相がトップを務める国務院の表記が削除されるなど、首相の主管分野である経済政策からの排除はあからさまだった。
存在感を失った李氏。
習氏の信頼が厚い王岐山・党中央規律検査委員会書記または汪洋副首相と交代するとの見方も指摘されている。
--ここまで--
「王岐山・党中央規律検査委員会書記または汪洋副首相と交代」か。
風雲急を告げている—てな感じだな。
麻生さんの記事を抜粋してみよう。
2017/03/07(火)
麻生太郎財務相は会見で、5日開幕した中国の全国人民代表大会で、2017年の国内総生産(GDP)の成長率目標が前年の6.5~7%から6.5%前後に引き下げられたことについて、「(中国が)発表する数字は、かなりあてにならない。それは世界中の共通認識だ」と切り捨てた。
▲補足、感想など
恐らく、中国は、2016年度実質マイナス成長ではないか---と言われている。
gnp
の数字もデタラメなのだろう。
実際には、gnp
の大きさは、上から1:アメリカ 2:日本 3:ドイツ 4:中国 てなところが本当の数字なのだろうな。
中国経済の破綻が明白となったところで、今までの「デタラメの数字」が、少しは明瞭となるかもしれない。
多少とも明瞭とならなければ、借金の返済計画も立てられまい。
もうすぐ、もうすぐ。
楽しみでもあるなぁ。