2015年3月26日木曜日

安倍さんの演説に韓国メディアが歯ぎしりだと。

核心はなんだろう。
 「虎の威を借る狐」作戦というものを立案していたが、それがうまくいかないので、「歯ぎしり」ということか。

 虎の威たって、アメリカの威ということ。
 アメリカ=虎。日本もなったばかりだけれど、虎だ。

 なるほど、虎の威は虎には効かないなぁ。
 そりゃそうだ。

 いや、なにかというと。
 捏造慰安婦というタカリのネタを繰り返し繰り返し、日本にぶっつけるのだけれど、日本がとりあってくれない。
 そこで、アメリカに訴えて、アメリカの威で、日本から慰安婦がらみで金を巻き上げようと考えたのだ。韓国は。

 それが、虎の威を借る狐作戦だ。

 ところが、なったばかりではあるが、日本も虎だ。
 で、虎の威がちっとも効かない。
 で、韓国メディアの歯ぎしりということになった---のだろう。


 以下、新聞から抜粋。

 安倍首相はGWの訪米時に、米上下両院合同会議で演説を行う
 安倍晋三首相が大型連休中に予定している米上下両院合同会議での演説に対し、韓国メディアが神経をとがらせている。
 「対米外交の危機」と焦りをあらわにすると同時に、自国の外交力不足に批判の矛先を向けている。

 「安倍首相が演説する場合、終戦70年を踏まえ、歴代内閣の歴史認識を継承し歴史問題に対する省察を見せるべきだ」
 韓国外交部当局者の話として、安倍首相の演説に注文をつけた。

 演説は、4月下旬からの大型連休中の首相訪米に合わせて行われる。
 日本の首相による米議会での演説は池田首相以来54年ぶりで、岸信介首相も演説に臨んでいる。上下両院での演説は初めてだ。

 安倍首相の演説をめぐっては、韓国系団体が反対活動を展開したが、米議会内で理解を得られなかった。
 それだけに、報道には、歯ぎしりしながら自国の外交力不足を嘆く国内世論がにじみ出ている。

 「韓国政府は、外交ルートを使って歴史問題に関し前向きなメッセージが出されるよう、働きかけを強める」との見通しを示す一方、 「演説を阻止できなかったことは、対米外交の失敗ではないか」と指摘した。

 中央日報は「金・人脈がつかんだ『議会演説』」との記事を掲載し、「日本がお金と人脈で米議会と政府に働きかける間、韓国外交は『メディア発表用外交』に集中した」 「韓国外交は声ばかり大きく、いざ米政府・議会を相手には力を発揮できない外交力の不在を表した」と伝えた。

 『ディス・イズ・コリア』がベストセラーになっているジャーナリストの室谷氏は 「背景にあるのは、韓国が勝手に『歴史修正主義者』とレッテル貼りしてきた安倍首相が、米国から理解を得つつあることへの焦りだろう。

 ただ、米議会での演説に日本政府がそれほど執心したとは思えない。
 『負けた』と騒ぐ韓国人の感覚は、日本人には理解しがたい」と。


補足、感想など

 アメリカも日本の戦後レジームの完全崩壊が分かっているのだ。
 そして、それが「日本」を「千里の荒野に放たれた虎」としたことをよく理解しているのだ。
 だから。
 アメリカの日本に対する扱いが以前とは異なるのだ。

 そして。
 韓国は、日本が見捨て・縁切り宣言をした国だ。
 関わらない、助けない、教えない—そういう国だ。