2016年7月11日月曜日

オレたちゃなぜ、これほど日本人に嫌われるのだろう—と中国人

いや、表題をみて、なにを言っているのだ? 中国人—と思わないか。
 核心は、中国人が「金盾」という情報制限ツールの下で生きているということなのだ。

 自分で自分への情報を制限して、その限られた情報の中で判断し、暮らしているのだ。
 共産党側から言えば、国民衆愚化政策であるし、国民である中国人は「共産党に衆愚化された人々」ということになる。

 はっきり言えば、皆「金盾アホ」ということ。
 改めて、表題を読めば、中国人って、皆、金盾アホ—だと納得するだろう。

 以下、新聞から抜粋。

 隣国同士であり、経済面の関係も深い日本と中国が、好感度は非常に低い。
 特に日本の中国に対する好感度は、際立って低い。
 中国メディアは、「日本と世界の対中感情には違いがあるか」と題して、米調査機関の発表した調査結果について紹介。

 調査によると、中国を好意的に見ている人は、日本が最も低く、9%、中国が好きではないと答えた人は89%にものぼった。
 世界平均では、好意的に見ている人は55%、そうではない人34%、日本と世界の調査結果には大きな乖離がある。

 アジア諸国と比べても日本は独特だと指摘。
 パキスタン、オーストラリア、フィリピンなどは中国を好意的に見、マレーシアは78%と高い。
 ベトナムでさえ19%で、記事は日本人の対中感情は「客観的ではない」と主張。

 また、中国は将来、超大国になるか、の質問には、英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペインなどの欧州諸国では60%がそうなると回答、対し、日本は20%で大きく下回っている。
 これほどまでの違いが出た理由について、欧州は移民国家で、中国系移民が評価されていると主張。

 2015年に中国は230億ドルも欧州に投資し、「一帯一路政策が歓迎されている」こと、「中国人観光客」が欧州に利益をもたらし、中国人旅行者のマナー違反に欧州は寛容であると主張。

 結びに、日本人の中国に対する好感度の低さは「非主流」と指摘。
 中国の日本に対する好感度も低いことからすると、日中両国は理性的になるべき、このままでは国家全体が損失を被ると警告した。
 とはいえ、数字は日中両国が互いを意識している表れとも言える。

補足、感想など

 なにか、異様な記事ではある。
 中華思想まるだしの、上から目線の記事ではある。

 同種の記事を見てみよう。

 --ここから--

 201678日、中国の掲示板に「なぜ中国人は日本に対してだけ恨みを晴らそうとするのか」と。
 中国人が反日感情をむき出しにする一つの理由として、「中国を侵略した」という歴史があるが、歴史をたどれば中国を侵略したのは日本だけではない。
 この問いに、中国のユーザーはどのような返答をしたか。
 以下に一部のコメントを紹介する。

 「日本と他の国を比較すればいい。ほかの国は経済上の略奪だったが、日本は領土も要求してきた。彼らの目的は中国をのみ込み、国をつぶすことだった。ほかの国による侵略も憎むべきだが、日本ほど無恥で残忍だった国はない。彼らは非人道的な毒ガスや実験を行い、少女をレイプし、南京大虐殺を起こした。

 1895年の日清戦争以来、日本は大規模な侵略を行い、その蛮行による害は現在に至るまで最も大きい。日本は今でも、現実に向き合わず、罪を認めない。過去に傷つけられ、現在でも傷つけようとする人々に安心できるだろうか」

 「8カ国連合軍が北京に入ってきた時、日本兵はロシア兵のように残虐ではなかった。日露戦争では新政府は中立だったが、実際には日本寄りだった。第2次世界大戦後の賠償は中国自らが放棄した。
 731部隊の細菌実験は政治犯を対象に行われ、庶民は対象ではなかった。
 日本の統治の下で満州国はアジア一の経済体となり、秩序があった。改革開放初期に中国への援助が最も多かったのが日本。私は親日でもないし、理由もなく日本を恨んだりもしない。

 私が言いたいのは、『弱ければたたかれるため、自分が強くなるしかない』『日本と中国は一衣帯水で同じ文化圏にあり、共に手を携えて進むべき』『日本は中国の近代化に貢献した』『政府が反日を宣伝するのは国を弱くする』ということ。
 憤青たちには歴史を補習してから発言してほしい」

 「私は『メディア』が原因だと思う。庶民とは過去を忘れていくもの。新しい世代の人はあの歴史を理解しているはずはない。それらはすべてメディアの問題だ。
 『メディアを制すれば政治を制する』という言葉があるが、私たちが触れている歴史は党によるもの。 ネットの小説や動画、ドラマ、新聞、日本の侵略について語らない媒体があるだろうか。
 こうした状況が続けば、日本に対する恨みが根をはり、他国の侵略は忘れ去られていく」

 「侵略自体は弱肉強食であり、時代が生み出したものだから仕方がない。しかし、日本という国は確かにひどい。まず、日本は歴史的に見てわが国を侵略した時間が最も長い。
 次に、抗日戦争期に日本は『三光政策』や細菌実験、南京大虐殺などを行った。こんな国はほかにない。
 そして、現在でも日本はドイツのように反省していないし、教科書では侵略には触れず、政治家は靖国神社に参拝し、軍隊をつくろうとしている」

 「一部の人が、庶民が日本を憎むことを望んでいるから。戦後何年が過ぎたのか。70年以上だ。 
 一部の人々は何かにつけて仇日感情をあおっている。抗日戦争期のドラマを放送して、代々にわたって宣伝している。
 1990年代には日中関係がどれほど友好的だったかを忘れてはいけない。日本のドラマは毎日テレビで見ることができた。どうして庶民に前を向かせないのか」

 「最も大きいのは政府による宣伝だろう。もし、中国が毎年、日本以外の国による事件や大虐殺を記念する活動を行い、毎日テレビドラマを流せば、モンゴルやロシアに対する恨みはもっと深くなっているだろう。
 そうしないのは国家の利益や政治的な必要性から。政府とはそういうもので、間違っているとは思わない」

 「この問題では、多くの中国人が南京大虐殺を理由に挙げるだろう。日中関係を研究すると奇妙な現象がついて回る。それは、ここ10年の中国人の日本に対する憎しみの感情が深まっていること。

 南京大虐殺が理由であるなら、それは時と共に徐々に減少していくのが普通だ。
 中国が台頭するにつれて、日本への憎しみが増すのはなぜか。
 その答えは社会的要因のほかに、政府が社会の矛盾から人々の意識をそらそうと誘導していること。

 中国は経済の急成長で、中国人の極端な民族心理が膨張した。また、中国と日本に間にはまだ発展途上国と先進国という大きな差が存在しており、中国人は潜在的に恐怖と劣等感を抱いている。原因をつきとめ、薬を処方すれば、世世代代の友好の実現も可能になる」

 --ここまで--

 中国の反日政策がどのような共産党の意図の元になされているかは、日本人の知ったことではない。
 日本と中国との間での戦時賠償問題は、完全に解決済みだ。
 日本・日本人はいまさら、なにをする必要もない。
 謝罪? 賠償? なにそれ、美味しいのか?

 1980年代末、天安門事件の後、中国の江沢民国家主席が反日政策を開始したのは、おそらく、アメリカのキッシンジャー博士の唆(そそのか)しによるものだろう。

 アメリカから太平洋を隔てて、東アジアをみれば、アメリカの恐怖心が理解できる。
 それは、日本と中国が同一の経済圏を作って、通貨を同一とした場合を想定した時だ。
 例えば、日本と中国で同一の「円」という通貨を利用する—と考えたとき、アメリカのドルが基軸通貨たる地位を脅かされてしまう。

 基軸通貨がドル → 円 となった場合、アメリカは、世界的強国たる地位を失ってしまう—と考えたのだろうな。
 そこで、キッシンジャー博士が、江沢民氏に「反日政策」を採用することを教唆したのだ。
 それは、同時に日本という国を中国の経済圏と分離することでもあり、経済的に封鎖することでもあった。(当時、日本はバブル華やかな時代で、その意味でもアメリカは恐怖に感じていたのだろうな)

 今、こうして振り返ってみて、キッシンジャー博士というユダヤ人の賢さには、舌をまいてしまう。
 反日政策を勧めたのが、1980年代末なのだぞ。
 以後、25年ぐらい経過している。
 そして、上の記事のごとき、中国の「反日政策」というものが、その本来の効果をもち、当然、日本人も中国との経済圏など、考えもしない。

 アメリカの先を読んだ「工作活動」を讃えるべきなのだろうな。
 中国も日本も(まぁ、中国に反日政策を取られたら、日本としては打つ手はないが--、お好きにすればとしかいいようがない)、アメリカにしてやられた--ということだろう。

 今、筆者が上でふれたような「アメリカの陰謀」なんて、金盾アホの中国人には、「想像」もつかないのだろうな。

 まぁ、中国人はお好きに日本人を攻撃しろよ。
 大切なことを繰り返そうか。

 日本と中国との間でに戦時賠償問題は完全に解決済みだ。
 なんとかいったなぁ、南京大虐殺? なにそれ? 美味しいのか。
 日本人は、謝罪も賠償もしない。