2016年7月19日火曜日

始まった日本の正常化

表題のいい方は、筆者も気に入った。
 いや、なにかというと、ケント・ギルバートさんが、先日の参院選での10代の人達の投票についてふれたものだ。

 核心は、このブログで何度もふれた。
 戦後から2000年頃まで続いた日-米-韓 の枠組みの中で実施されていた「日本人弱体化計画=戦後レジーム」というものが完全崩壊したということだ。
 日米韓の間で、先の大戦の「戦後」というものが終焉し、その軛(くびき)から外れたということでもある。

 そして、戦後レジームという枠から外れた10代の若者達が存在していることを、ケント・ギルバートさんは日本の「正常化」と評価しているということだ。

 以下、新聞から抜粋。

 参院選が終わった。18歳と19歳に選挙権が与えられた最初の国政選挙だ。
 出口調査によると、自民党に投票した10代の割合は40・0%と、全世代の38・2%よりも高い。
 他方、民進党に投票した10代は19・2%で、全世代の20・4%よりも低かった。
 さらに、20代の43・2%、30代の40・9%が自民党に投票したという。

 若い世代は既存メディアよりも、SNSやネットを通じて多角的な情報を集めている。
 だから野党の嘘や無責任さを見抜いて、現実路線の自民党に投票したのだろう。
 若者の「右傾化」を危惧する人がいるが、戦後の日教組教育と偏ったメディア報道は、日本人の大半を、ノンポリにも劣る「無自覚サヨク」と「憲法改正アレルギー」に染めた。

 情報に敏感な若い世代から日本人の「正常化」が始まっただけだ。
 既存メディアは相変わらず学生グループ「SEALDs(シールズ)」が若者代表であるかのように報じていた。
 しかし、今回の結果でシールズは若者の中の少数派に過ぎないと証明された。
 同時に、メディアの嘘と偏向報道ぶりもバレた。

 創設メンバーの奥田愛基氏はシールズを8月15日に解散。
 今回の参院選では、自民党の比例代表から出馬した青山繁晴氏が、組織票に頼らず当選した。

 保守派には大変な朗報である。
 一方、社民党の福島瑞穂氏や、民進党の有田芳生氏が当選したことを嘆く声がネット上で見られた。私はむしろ2人の当選を喜んでいる。

 弁護士時代、日本の官憲による朝鮮人慰安婦の強制連行を主張して世間の注目を集め、後に参院に議席を得た福島氏は、日韓関係の悪化を招いた張本人との指摘もある。
 国会議員として説明責任があるのではないか。
 有田氏は北朝鮮拉致被害者である横田めぐみさんの娘、ウンギョンさんがわが子を抱いた写真を週刊文春に提供した。写真の入手ルートや公開理由がよく分からない。

 韓国や北朝鮮問題の第一人者である青山氏には、これらの問題を国会で鋭く追及してほしい。
 次は、東京都知事選である。
 鳥越俊太郎氏が野党4党の統一候補に決まった。
 また、自民党東京都連のゴタゴタぶりにはがっかりだ。
 今度こそ、東京都民の利益を最優先に考える都知事が誕生してほしい。

補足、感想など

 ケントさんも言葉選びには慎重だな。
 大切なことを繰り返そうか。

 もう、日本の戦後レジームは完全崩壊した。
 日本人は、日本にいる記事にある福島さんを含むevenki族工作員などにだまされるということはない、ミスリード等、絶対にされない。

 戦後レジームの完全崩壊は、確かに新聞・雑誌などのニュースとなることはあるまい。
 でも、確実に日本の社会が変化しつつある。

 記事にあるような、10代の人達の選挙行動を見れば明らかだろう。

 日本は、もう「次なる150年」という新レジームを構築中だ。
 この新レジームを構築するなかで、日本にいるevenki族工作員への攻撃も激化し、排除・放逐という作業が進んでいくだろうな。