▲なにを言っているやら--。
どうも、中国人は、自分の姿を直視できないようだな。
英国の産業革命に200年も遅れるノロマ民族が、なにを言うつもりなのか
あぁ、数年前に一人目のノーベル賞受賞者がでたか--。
日本は明治維新から約70年以上を経過して、戦後始めてノーベル賞を授与された。
対して、中国人は、1980年代の改革開放政策で覚醒し、その 後、約35年が経過して授与された—ということか。
まぁ、日本人ももっと早くにもらっても当然だったのだが、なんせ、人種差別が酷くて----
今なら、もう、笑い話の世界に入るのかなぁ。
1980年代だったかな。
ヨーロッパのある技術者が、日本人に頭を下げて教えを乞う—という真似は絶対にできない--とか言ったとか新聞に載っていた。
要するに、1980年代頃まで日本人は、黄色いサル扱いだったのだ。
サルに頭を下げて教えを乞うなんて、できる訳がないわなぁ。そりゃそうだ。
1980年代、日本人がサル扱いなら、中国人なんてサルどころか虫けら扱いだろう。
そういう時代だったのだ。
そういう侮蔑に耐えて、日本人はここまで来たのだ。
最近は、ヨーロッパから日本人・中国人を見る眼も変化したのだろう。
人間扱いしてくれるようになった。
ノーベル賞の授与についても、そういう「人種差別の時代を経過して」ここまできたのだ。
21世紀に入ってからは、ノーベル財団の視線も変化してきたものだろうな。
それは、業績とか実績は「事実そのもの」だから、「人種差別」がどうたら、関係ないからだ。
以下、新聞から抜粋。
2016年10月4日、今年のノーベル医学生理学賞に東京工業大学の大隅良典栄誉教授が選ばれ、澎湃新聞は「中国の生物医学は日本より20年以上遅れている」と北京大学教授の言葉を紹介。
「日本との差は20年以上」と指摘するのは、学者として知られる饒毅(ラオ・イー)教授だ。
同氏は「日本の研究は1980年代に相当のレベルに達し、大隅氏の『突破』は90年代の最初にあった」と述べ、「中国は90年代の日本に追い付いていない」と指摘。
さらに、大隅氏と同じ細胞の「オートファジー」を研究してきた清華大学の兪力(ユー・リー)教授は大隅氏の受賞は「決して意外なことではない」とのコメント。
記事は大隅氏がこれまで賞を受賞してきたことを指摘、1例として2015年のガードナー国際賞を挙げる。
また、「オートファジーが存在しなければ細胞内の除去されるべき物質を取り除くことができず、その蓄積によって問題が引き起こされる」という兪氏の言葉も紹介。
兪氏は「具体的な治療への応用はなされていないが、オートファジーの解明でがんやパーキンソン病などの治療の見通しがさらに明るくなる」と述べ、「大隅氏は他の研究者に道を切り開いた。
この分野が現在の姿を成したのは彼の研究のおかげ」と同氏の業績をたたえた。
▲補足、感想など
ほう、本物らしい学者が中国にいるのだなぁ。
なるほど、中国は、王毅外相とかエラソガリ報道官のように他者に向かって、上から目線で横柄にもの言う人間ばかりじゃない—ということか。
これなら、30-40年後には、ボツボツ、ノーベル賞の受賞者がでてもおかしくはないな。
ただ、習近平国家主席を見ていると、中国の教育制度がどこかおかしく感じる。
現在の中国の識字率40%強というものをせめて60%とか70%に押し上げる努力をする—というのが、第一に国家主席としてやるべきことだと思えるのだが、そのあたりに力を注いでいるとも思えない。
なにか、全体としてバランスのとれていない奇妙な教育制度ではある。