▲自分が貶められたときは、悪い隠語で、他者を貶めるのは良い隠語なのか?
そりゃ、ご都合主義というものだろう。
要するに、お互いの「罵倒語」だということだ。
言われたくないなら、罵倒しなければいいだろう。
お互い様のことだ。
以下、新聞から抜粋。
わさびテロと韓国人をさげすむ名前をバスのチケットに表記したことで議論となった日本の大阪で今度は韓国人を侮辱するような電車の案内放送が出て議論になっている。
10日大阪の難波と関西空港などを結ぶ南海電鉄の40代の車掌が「本日は外国人のお客さまが多く乗車し、ご不便をお掛けしております」と車内放送をした。
難波と関西空港などは大阪を訪れる韓国人観光客が多く利用する区間だ。
こうした事実は放送を聞いた日本人女性乗客が南海電鉄に「社内ルールに定められた放送なのか」と問い合わせて発覚した。
これに対し同社は「乗客を日本人と外国人に区別するのは不適切。日本人も外国人もお客さまであり、再発防止を図りたい」と話した。
会社側の調査で乗務員は、「日本人乗客の1人が車内で『外国人が多くて邪魔だ』で大声で言ったのを聞き、乗客間のトラブルを避けるため所定の案内放送の後に付け加えた」と話した。
これに先立ち大阪のある寿司店では日本語ができない韓国人観光客にわさびを大量に入れた食べ物を提供し韓国人差別議論が起きたりもした。
また、大阪のある高速バス会社は4月に韓国人観光客に「キムチョン」と書いたチケットを発行して議論になった。
「チョン」は韓国人をおとしめる隠語として知られている。
▲補足、感想など
冒頭でふれた。
じゃ、ジャプはどうなんだ? チョッパリはどうなんだ?
倭(わ)がどうたらはどうなんだ?
日本人をおとしめ・卑しめるときは、いい隠語で、自分たちがいわれると悪い隠語なのか。
要するに、やられたから、やり返しただけだろう。
言われたくなければ、言わなきゃいいこと。
罵倒というのは、一方的である訳がないではないか。
罵倒したら、罵倒された—単にそれだけのこと。