▲表題の通りだ。
貴乃花親方がどういう生き方をしようと勝手だが、組織というものは簡単に一人の言い分だけで動くものではない。
なにか、改革をしようと思うなら、相撲協会の内部で行うしかない。
そのあたりが、どうも貴乃花親方という人を見ていると、理解していないと感じる。
このブログで何度もふれた。
相撲というものは、日本人に支持され続け、愛され続けなければそこでもうお終いなのだ。
日本人に支持され続けるためにはどうするか—というのが判断基準なのだ。
じゃ、貴乃花親方の今までのやり方が、「日本人に支持されつづけるためにどうするか」という基準からみて、納得のいくものなのか。
以下、新聞から抜粋。
日本相撲協会は、2年の任期満了に伴う理事候補選挙(理事選)を行った。
注目の貴乃花親方(45)=元横綱=は2票で落選した。
定数10人に対して11人が届け出た今回の選挙。
2人が出馬した貴乃花一門からは投票先を阿武松(おうのまつ)親方(56)=元関脇・益荒雄=に事実上、一本化したことで、貴乃花親方は2票で落選となった。
2人が出馬した貴乃花一門が持つ11票(一門内8+無所属3)は、総帥の貴乃花親方の1票を除いて初出馬の阿武松親方に集まった。
▲補足、感想など
自然と組織外部の人間になったということか。
致し方あるまいな。
何度でも、大切なことを言いたい。
表題の通り、最終的に判断し、実行するのは、相撲協会なのだ。
そして、なにか行動するとしても、「そのことは、これからも、相撲が日本人から支持されつづけるために必要なことなのか」という基準に照らして、外れていれば無意味なことだ。
そのことを肝に銘じよ。