▲表題を言っているのが、人食い中国人なのだが--。
どこか、核心を見間違えているという気がする。
今の日本人にしかできないことがある。
それが、物語を創出する能力だ。
その部分の書き込みを見よう。
--ここから--
2011/06/21(火)
資源が無くても巨万の富を産む(可能性がある)商売だから。
ただし、全世界を見渡しても、
「物語を作ること」を商売に出来ている国は非常に限られている。
その数は産油国よりもはるかに少ない。
日本では一週間に商業の場で発売される「物語」の数は
漫画、TVアニメ、WEB配信作品も含めると
ゆうに200作品を越える。たぶん、300作品くらいはある。
この圧倒的な「数」が層の厚さとなって日本の創作メディア全体を支えている。
この「数」と同じくらいの「何か」を持っている国じゃないと、
日本のマネゴトはできないんだよなぁ
--ここまで--
一週間に300の物語でつくれるようになって、始めて、日本と肩を並べた—といえるのだ。
中国、韓国にそれができるか?
それができない限り、日本の「下請け」にとどまるしかあるまい。
以下、中国の新聞から抜粋。
2018-03-09
中国では、若者を中心に日本の漫画やアニメのファンが数多く存在する。
漫画やアニメを楽しむために日本語を学び、その結果として他の日本文化にも興味を抱いたという中国人も大勢いる。
中国メディアは、「日本のアニメ業界が衰退の危機に立たされている」とする記事を掲載。
日本のアニメ業界から中国や韓国に仕事を奪われないようにしないといけないという声が上がっているとl紹介。
まず、漫画家やアニメーターといった職業は一見華やかで、多くの人から敬慕される職業に見えるが、現在の日本ではアニメ産業のブラック化が指摘され、漫画家もアニメーターも人気がある一部の人しかお金を稼げない。
日本のアニメは世界でも人気が高く、ビジネスチャンスも拡大しているが、欧米のアニメでは3次元コンピューターグラフィックス(3DCG)が主流になり、対して、日本のアニメは独自に発展した2次元の表現方法が主流で日本のアニメーターは閉じられた業界で疲弊していると。
また、日本のアニメ業界はテレビ局の制作費削減などの影響を受け、人件費のかかる動画製作などの作業を中国や韓国に受注しているのが現状。結果、日本のアニメ業界が衰退し始めており、中国や韓国などに「お家芸」を奪われてしまう可能性が浮上していると強調。
日本のアニメや漫画をきっかけに日本に興味を抱いたり、日本を好きになったりする中国人は大勢いる。これは喜ばしいことだが、中国でもアニメ産業の発展に力を入れており、質の高い作品を制作できるようになってきている。
日本の文化でもあり、ソフトパワーの1つでもあるアニメや漫画を守り、さらに発展させるための努力が求められていると言えよう。
▲補足、感想など
物語を作る背景には、巨大な混沌が必要だ。
混沌とは、体験、戦争、経済、武器、愛情、テロ、社会、エロ、歴史、文芸、物理、科学等等の文字通りの混沌だ。
物語とは、混沌という土壌から生えてくる蓮の花のようなものだ。
だからこそ、どこから才能が出現するか分からない。
文学部を増やしても、小説家がそこから誕生するとは限らない。
冒頭で、日本では一週間に300もの物語が創出されると書いた。
様々な経歴で、巨大に混沌を背中にしょった人達がそれだけ存在しているということなのだ。
どうだ。
中国で、韓国で、これだけの「物語創出能力」があるか?
この膨大な物語創出能力が続く限り、日本がアニメの世界で君臨し続けるさ。