▲国土も小さく—か、そりゃ、中国の比較すればそうだろうなぁ。
なぜ、発展したか—という問いに対して、明確な回答はできない。ただ、中国人に比べれば、絶対に優位な武器があったことは確かだ。
それは、識字率と、世界最強言語の「漢字かな交じり文」という文体をもっていたからだ。
この二つが、日本人を中国人と比して、圧倒的な優位な位置の立たせてくれたのだ。
以下、中国の新聞から抜粋。
中国から見れば日本の国土は小さく見える。
中国の国土面積は日本の約26倍もあり、人口も10倍以上に達する。中国の国内総生産(GDP)は日本を抜いて世界第2位の水準となっているが、中国人からすると「国土も小さく、人口も少ない日本が世界第3位のGDPを維持していること」が不思議に思える。
中国メディアは、国土面積が中国の雲南省ほどしかない日本は中国に比べて圧倒的に小さく、石油や鉄鉱石などほとんどすべての天然資源を輸入に依存しているにもかかわらず、なぜ日本はGDPで世界3位であり続けられるのかと記事を掲載。
記事は、日本の明治維新以降の成長や発展はその多くが「外」への拡張や進出によるものだと主張し、第2次世界大戦の前は欧米に学びつつ、領土の拡張を図り、列強に数えられるまでになったと指摘、1940年代の時点で日本のGDPは世界6位ほどになっていたと論じた。
さらに、第2次世界大戦で敗けた日本は領土の拡張ではなく、輸入した資源を技術を通じて加工し、輸出して利益を得るという構造に転換せざるを得なくなったと指摘。
それでも日本は優れた技術や人材が存在していたため、構造転換に成功し、海外から輸入した資源を優れた技術で加工し、それを輸出することで莫大な利益を得るに至ったと主張。
また記事は、自動車や電子機器、素材、機械といった分野で日本は世界的に確固たる地位を確立するに至ったと指摘し、海外に莫大な市場を持っているからこそ日本は大きな国土がなくてもGDPで世界3位でいられるのだと主張、世界各国から優れたものを学び、積極的に海外の市場を開拓してきた日本から中国が学ぶべき点は多いと伝えている。
▲補足、感想など
ふーん。
なにか、最近、中国の記事が微妙に変化したきたなぁ。
あまり、露骨に反日を出さなくなってきたようだな。
なにか、中国人に下心があるのだろう。
まぁ、それは中国人の勝手。
戦後は、アメリカのデミング博士にであって、品質管理を学び、一挙にメイドインジャパンの名を高からしめることになった。
それまでは、メイドインジャパンというものは、安かろう・悪かろうの代名詞だった。
しかし、昭和20年代半ばにデミング博士に出会えたのも、日本人が品質管理の価値を知っていたからだ。
その背後には、ちゃんとした教育を受けている膨大な層があったこととが分かろう。日本のメイドインジャパンの「名」を高からしめているものは、冒頭でふれた日本人のほぼ100%という「識字率」と世界最強言語「漢字かな交じり文」という文体だ。その2つに支えられている。
ついでに、世界最強言語「漢字かな交じり文」の優秀さを示す文章を示しておこう。
--ここから--
【日本語の優位性】その1
日本が世界でも一・ニを争う技術大国になれたのは、
表意文字と表音文字を併用した日本語に寄るトコロが大きい。外来語を素早く表音文字のカタカナで取り込み、
意味を把握したら表意文字の漢字で造語を創る。 初めて見るような単語でも漢字であれば、 単語の意味をイメージし易い。
また、漢字の特徴の一つとして高い造語能力がある。
表意文字の漢字同士を組み合わせる事によって
未知の知識、西洋からの概念群(科学・哲学・技術・思想・社会・軍事・経済等すべての分野)
に対応する造語を造り出す事ができた。 もし、これらの造語創出が無かったら、 世界の多くの国が抱えている問題に日本も直面したことだろう。それは、世界の多くの国では母国語で大学以上の高等教育を行っていない。
なぜなら、母国語では、高等教育における科学技術や
専門学等で使われる多量な学術用語が不足している為、
大学レベル以上の科学や技術、専門学等に使われる教科書は
英語やフランス語、ドイツ語等の外国の教科書に頼らざるを得ない。
海外から入ってくる言葉を片っ端から母国語にして、
そして、全て母国語で思考する。 コレは、新概念を理解し、創造性の拡張にとって有利です。
【日本語の優位性】その2
日本語による全脳活動 「右脳の優れている点」
図形などを読み取る能力。 音楽などを聞き取る能力。 全体を見る力。直観力。
「左脳の優れている点」
言語の読み取り能力。
言語の聞き取り能力。 分析力。思考力。 世界中の人々は、表音文字の読み取りの時、左脳の方がよく働きます。
日本人も表音文字の平仮名&片仮名の読み取りの時は、左脳の方がよく働きます。
しかし、表意文字の漢字の読み取りについては、 一字一字の漢字を読み取る時、右脳の方がよく働いているのです。
漢字は意味を持った図形だからでしょう。
そして、表音文字の平仮名&片仮名と表意文字の漢字の混ざった文章の読み取りになると
左脳と右脳が共に働く状態になります。 漢字&片仮名&平仮名の文章を読む行為は、 右脳と左脳を共働させるという効果があるのです。
右脳と左脳を共働状態に置く事によって、
脳の持つ能力が最大限に発揮出来るのです。
この全脳活動は、文章を読む時、
新概念のより早い理解や創造性の拡張に役立っているのです。
【日本語の優位性】その3
1982年5月、イギリスの科学専門誌「ネイチャー」に
心理学者リチャード・リン博士の論文が発表され、
それは世界中に大きなセンセーションを巻き起しました。
その論文とはリン博士を中心とする 世界の先進トップ5ヶ国「日・英・米・仏・西独」の学者達が協力して、 それまでにない大規模な知能テストを行い、 それぞれの国の子供達の知能検査を比較したのですが、その結果は、 「日本を除く欧米4か国の子供達の平均IQが100以下だったのに対し、 日本の子供達の平均IQだけが111もあった」という学者達にとって予想外な結果でした。
平均IQ差に11点以上もの開きがあるというのは大変な事です。
また、リン博士は「知能指数が130を超える人は、
欧米では2%未満なのに対し、日本では10%にも達する。
日本の約8割(77%)の人のIQは、米国人の平均IQより高い」などと指摘しました。
世界中(特に欧米)がこれを問題にしたのは当然でした。
中には「テストの実施に何か手落ちがあった為ではないか」という懐疑的な意見もありましたが、
多くの学者はこの事実を素直に認め、
日本の子供達の知能が何故これ程までに高いのか?
その原因究明に真剣に取組みました。
結果、欧米の学者達の大方の意見は
「漢字の学習がその原因になっているのではないか」というものでした。日本人には欧米人には無い
漢字脳という特別な脳領域があるのです。
この漢字脳の有無が
日本人の平均IQと欧米人の平均IQの
歴然とした優劣差になって現れるのです。
--ここまで--
ちょいと、自画自賛のようになってしまった。
冒頭でふれた。この二つは、日本と中国の「差」を決定づける要因であろう。