2012年7月25日水曜日

高浜原発3.4号機の再稼働を急げ。


▲関電が、高浜原発3.4号機の再稼働に言及した。
筆者も再稼働を急ぐべきと思う。
原発の稼働数を減らすべきとの声を聞くが、筆者は、まず、原発に代替するエネルギー源を開発した後に再考・選択すべきことだと考える。
電気というエネルギーが潤沢に使えるということが、社会が順調に回転している大前提であるが、同時に工業製品の品質を維持するための要件でもあるのだ。
電気にも品質がある。
電流、電圧が規定値で流れてくるということの大事さをもっと認識すべきだと思う。
以下、新聞から抜粋。

大飯原発4号機がフル稼働に達した、関西電力の八木誠社長が、 “次の再稼働”について「高浜3、4号機が最有力」と発言。
時期は明言しないものの「(国には)できるだけ審査を早くしてもらいたい」とも 口にし、電力会社トップの前のめりな姿勢を見せた。
関電は、大飯原発3、4号機を含め八つの原発の安全評価(ストレステスト)の 1次評価結果を経済産業省原子力安全・保安院に提出している。

▲補足、感想など
原発を減らすという発想から、出発すべきではない、と思う。
現在の通常の社会生活を営むためのエネルギーをどこからひっぱってくるか-という視点から発想すべきだ。
原発に対してそのリスクを強調する人が多いが、それは原子力というポテンシャルの高いエネルギー源がもつ負の部分であろう。
正の面からみれば、これだけコンパクトで、能力の高いエネルギー源はない。
使用済みの核物質については、日本国内の地質の安定した場所での地層処分(埋設ということだが)という方向へいかざるをえまい。
再生可能エネルギーとかも当然ある。
しかしながら、現在の原発に代替するだけのエネルギー源となるためには、もう20年ぐらいの時間が必要なのだ。
そこまでは、原発にエネルギーを依存するしかない。
そのことを直視しよう。
記事に戻って、原発が現在時点では最大のエネルギー源であることは確かだ。
まず、エネルギーを確保して、通常に生活できる場をつくろう。
代替エネルギー源を探すにせよ、再生可能エンルギー源を実用化するにせよ、まず、原発の再稼働から出発するということだ。