2012年7月26日木曜日

おっ、北朝鮮が珍しくまともなことを言っているぞ。


▲アセアンで日本の玄葉外相が、北朝鮮の非核化ということをいったものだから、それに対して北朝鮮が反駁している。
まぁ、その曰くはもっとも、もっとも。筆者も、珍しくまともだなぁ、と思った。
日本は北朝鮮に関わるまい。
以下、北朝鮮の新聞から抜粋。

 北朝鮮の労働新聞は、「愚かな駆け引き」と題した論評で、第19回東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム会議で、日本の玄葉外相が 北朝鮮の非核化について発言したことを批判。
 彼は北朝鮮に対し、「追加挑発を自制して、非核化のための具体的な行動を取らなければならない」 と述べたが、これは分不相応な妄言だと非難。
 本来、朝鮮半島の非核化と対話の問題は、日本が口を出すことではない。
これは米朝間で解決する問題であり、日本は問題解決に向けて厄介な存在に なっていると指摘。
日本は朝鮮半島の非核化実現に不必要な存在であり、対話の悩みの種、招かざる客だ。
朝鮮半島の非核化問題は、時と条件が成熟すれば、日本がいなくても解決を迎える。
日本の政治家が出る幕ではないと。
 そして、日本政府は北朝鮮が「挑発」をしているかのように世論を作り上げているが、 実際の挑発者は反共和国で、軍事的脅威騒動に狂奔している米軍部の好戦狂たちであり、追従している日本政府だと指摘。
 日本は「国家の安全保障」という口実を用いて、原子力基本法と宇宙機構法を国会で通過させた。
これは核武装化、宇宙軍事化を促すということであるとして、核武装化という日本の軍事大国化の野望を実現するための行動だと批判。

▲補足、感想など
記事の要点は、
あ、北朝鮮の非核化は、北朝鮮とアメリカの2国の問題である。
い、今、軍事を強化しようとしている日本から口出される理由はない。
 ぐらいかなぁ。
→筆者は、北朝鮮の曰くは、もっともだと感じた。
ハッキリ言えば、日本は北朝鮮が核をもっているとかもっていないかなんぞ、どうでもいい。
 アメリカだって、本心ではそう思っている筈だ。
ただ、アメリカが唯一恐れているのは、北朝鮮の原爆が秘密裡に国際的なテロ組織に渡って、アメリカを脅すないしはアメリカ国内で使用されるということだ。
原爆に、製造した国の名前が書かれてある訳ではない。
そういえば、もう40年以上前かなぁ。アフリカ大陸の南東方、インド洋の真ん中あたりで、巨大な閃光をみたというニュースが流れたことがある。
当時、核実験ではないかという噂が流れた。
結局、確たる証拠も見つからず、どこからもなにをしたというコメントもでて来なかった。
数年後か、イスラエルによる核実験ではなかったかというウワサが流布された。
まぁ、アメリカは知っていたのだろうが、イスラエル-米と結託した秘密核実験というのが当たりかもしれない。
そこらあたりから、公にはなっていないが、イスラエルも原爆を所有しているらしい。
いや、話がとんでもないところへ。
そんなことで、アメリカはユダヤ人が原爆を所有することは承認できても、反米のテロ組織に渡ることはどうしても許すことができないのだろう。
ここで記事に帰ってきて。
だから、非核化の協議は、北朝鮮とアメリカとの間でなされるべきということだ。
アメリカの経済力の低下に伴い、日本の原爆所有も視野にはいってきた。
そんな状況下で、日本が北朝鮮の非核化なんて、ふれる必要もあるまい。
日本は、北朝鮮に関わらない。関与しない。




※追記。
 ウイキペディアで、上のイスラエル?の核実験について、もう少し詳しく書かれてあった。ご紹介したい。
--ここから---

イスラエルも上記の国同様、NPTを批准していない。 
国際社会から核兵器保有はほぼ確実視されているが、公式には保有に関しては肯定も否定もしない政策を取っている。
ディモナで数百発作成し(モルデハイ・ヴァヌヌの内部告発)、インド洋上で南アフリカと合同実験済との主張もあるが、真偽は不明である。
また、1979年9月に、南極に近いノルウェー領ブーベ島と南アフリカ領プリンス・エドワード諸島の間で大規模な爆発が観測されたうえに、放射性物質が降り注いだことから、いずれかの国が核実験を行ったのではないかとの指摘があったが、これも核実験とは確定されていない。
2009年にはストックホルム国際平和研究所は核兵器保有国と認定した。
アメリカ科学者連盟の情報によると、イスラエルは75から200発の核弾頭を所有しているものとみられている。

--ここまで--