2013年8月13日火曜日

歴史的自慰に励む政治家と評論家--だとさ

▲在日韓国人らしい著者が麻生発言をめぐってなにか攻撃している。
 まぁ、それでも。
 「通名」を使って、いかにも日本人のふりをして「もっともらしいことを」しゃべっているより、はるかにマシだ。

 かなりのエリートらしく、それなりに自信があるということだろう。
 それでも、「僻み根性」「嫉妬」を丸出しにして、日本人を、麻生さんを、安倍さんを攻撃している。

 なんどでも言おう。
 もう、マスコミに巣食う朝鮮系呼応集団のいうことなど、日本人は信用しないよ。
 新聞テレビだけで、日本人の世論を「操作」することはできないよ。
 いくら日本人を攻撃しても、韓国へ謝罪も賠償もしないよ。

 以下、記事から抜粋。


ソース(東洋経済オンライン、「グローバルエリートは見た!」 ムーギー・キム氏:プライベートエクイティ投資家) 

 グローバル化の進展により、国の枠を超えて活躍する「グローバルエリート」が生まれている。
しかし、そのリアルな姿はなかなか 伝わってこない。グローバルエリートたちは何を考え、何に悩み、どんな日々を送っているのか?

 日本生まれの韓国人であり、 国際金融マンとして、シンガポール、香港、欧州を舞台に活動する著者が、経済、ビジネス、キャリア、そして、身近な生活ネタを 縦横無尽につづる。

 今回は歴史の教訓は何だったのか、それをどう伝えていくべきなのか、を読者の皆様と一緒に考えたい。
 先日、麻生氏の「ナチスの手口を学んだら」発言が問題になったが、ナチスという言葉を使うときは深刻性、重大性を踏まえてご発言願いたい。

 そこで安倍政権の閣僚や麻生氏擁護論を張る“評論家たち”が国際的視点から見てかけ離れているのか、 論じさせていただきたい。

■ドイツの歴史教育は、“自虐的”“反独的”か?

 私がアウシュヴィッツでまず驚いたのは、ナチスによる犯罪行為が世界中から訪れる人々に詳しく解説されている点だ。
 またドイツ国内の戦争博物館でナチスの犯罪を展示し、ドイツ人はこの過去に関し強い贖罪の意識を抱いている。

 ドイツの中にも「このような歴史教育は自虐的だ」などと言う人もいるが、そんな声が大勢を占めることは決してなく、ナチスの行為を正当化する試みはヨーロッパでは犯罪である。
 ドイツはいまやEUの中心的指導国家であり、今のドイツを過去の犯罪で糾弾する国家はいない。
 自国の過去の犯罪行為と失敗を徹底的に学ぶのは、決して“自虐的”ではなく、犠牲者と将来世代への義務であり、責任であり、それを通じてドイツは大きな尊敬と信頼を獲得した。

■安倍人事が物語るもの

 安倍氏の姿勢がドイツの歩みと好対照なのは、安倍政権の人事を見ればわかる。
 現在の政権中枢部にいる人たちの歴史修正主義は、欧米からも厳しい視線が向けられているが、下村博文氏や、政調会長の高市早苗氏(アジアへの侵略戦争を自衛の戦争と長年主張してきた人物)、その他閣僚の歴史認識を検索されれば、どれだけ危険な歴史教育が進んでいるのかお分かりになると思う。

 麻生氏のナチス発言や、溝手顕正氏の差別用語発言といった言動より、文科省の人事や下村氏などが支持している歴史教科書の中身の変更といったやり方のほうが影響が大きく、子供の教育にとって取り返しが つかないことになる恐れがある。

 なお安倍氏が“専門家の諮問委員”を集めると、安倍カラーの御用学者ばかりがメンバーになっており、安倍氏の独断のカモフラージュにしか思えない。
 ちなみに公明党がテレビでよく自民の再軍備や歴史観に注文を付けているが、これは“公明党も頑張っています”というガス抜きパフォーマンスにしか見えず、実体的な影響はまずないであろう。

■高市早苗氏には、説明責任を果たしてほしい

 815日は “お国のために命を懸けて戦った英霊に感謝をささげてどこが悪い”という、高市早苗氏などによる、論点を逸らした一言ポリティクスが展開されるだろう。
 誤解のないように言っておくが、国のために命を張って戦った人に感謝を捧げるのは当然だ。

 しかも国外のみならず、国内でも理解を得にくいことが証明されている “英霊に感謝を”の一点張りを続けるのは、説明責任を有する政治家として極めて怠慢ではなかろうか。
 ドイツの慰霊施設に侵略戦争を主導したヒトラーは祀られていないが、今の靖国神社は失策で多くの自国民とアジアの人々を死に追いやった責任者が祀られている。

 高市早苗氏は、“英霊に感謝を捧げる”の一点を呪文のように唱えるのではなく、“戦争主導者の合祀”“被害者諸国の気持ち” “戦争に駆り出されて亡くなった自国民”といった全体像にも、責任をもって説明責任を果たしていただきたい。

■簡単に予測可能な、櫻井よしこ氏の“意見”

 櫻井よしこ氏のように“従軍慰安婦は売春婦”“南京虐殺は大嘘”などと平気で繰り返す人々が、麻生氏の“ナチス発言” に関しても “全文を読めば麻生氏の真意は逆”などと、擁護を試みている。
 真実と事実と倫理に対し無関心に見える評論家たちが、今日も元気に日本の若者を間違った方向に誘導している。

 ちなみに、麻生失言擁護派は「読み手の読解力不足」「マスゴミのねつ造」と主張しているが、実際は事実や証拠を見る前から右派の麻生氏は擁護は決まっており、常に”結論ありきの情報取捨選択“に終始しているようだ。
 たとえば櫻井氏に言わせれば、かつての戦争は自衛のアジア解放のための大東亜戦争、真珠湾はルーズベルトによる罠、南京虐殺 は嘘で、女系天皇容認は駄目で、夫婦別姓は反対で、慰安婦はビジネス、沖縄集団自決に日本軍の関与無し、とそれぞれ独立している はずの事象への彼女の“判断”がいとも簡単に予想できるのだ。

 評論家の方々の“歴史認識”は機械的に予測でき、例えば夫婦別姓に反対で南京虐殺は嘘だったという項目に〇をつける人は、重回帰分析をすればほぼ100%、慰安婦を単なる売春婦だと回答するだろう。

■井の中の蛙が、日本の恥を世界にばら撒く

 世界が狭く井の蛙同士で興奮して、アメリカの新聞に慰安婦問題の責任回避を意味するととられる広告キャンペーンを行い、米国世論の怒りに火をつけ日本の恥を晒してしまった。
 櫻井氏タイプの評論家の方にお願いしたいのだが、慰安婦問題を“井の中の国”で“反日国家によるねつ造”と狭小化して議論する のではなく、例えば親日で有名な台湾やオランダ、インドネシアの数多くの慰安婦からも同様の内容で訴えられてきたことなど史実の全体像を踏まえた上で、冷静に全体像を見て議論していただきたい(オランダの事例参考)。

大きなストーリーとして“植民地支配された、侵略を受けた国の女性が、侵攻してきた国の軍隊の性処理の犠牲者であった”という主要論点から枝葉の議論に逃げて、世論をミスリードしないようにしてほしい。

■当事者の体験を幅広いレンジで把握すべき

 さて、まっとうな歴史的事象のとらえ方だが、そもそも数十万とも言われる慰安婦の事例が一点で一般化されるわけがなく、民間業者に騙されて連れてこられた人、経済苦でやむを得ずきた人、強制的に連行された人(それが軍だろうが民間業者だろうが)、戦地での強姦の延長で引き続き拘束された人など多様な事例がある。大切なのは全てをレンジでとらえことであるはずだ。

 しかしながら、一つ一つの都合のいい事例を集めるか創り出して、一生懸命“歴史的自慰行為”に励んでいる一部政治家と評論家は、些末な情報を恣意的にあつめて、思想と都合に基づいた結論ありきの主張に終始する。

 そして彼女たちの支持者は、無数の聞き取りを含めた政府や国連による調査ではなく、当時の戦争を経験したこともない政治家・評論家や2ちゃんねるの書き込みを信頼して、隣国の被害者への憎悪を煮えたぎらせるのだ。
 結果的に戦70年が経とうとして歴史が風化しはじめている今、史実や教訓が教えられず、戦争や虐殺に扇動される前段階でもある“他民族への憎しみや偏見に侵される若者”が急増している。

 そして今日もヘイトスピーチ団体が、ウジ虫ゴキブリ朝鮮人!」や「チャンコロを殺せ!」などと叫ぶ行進が、2013年の日本で、白昼堂々繰り広げられる事態となっている のだ。

■反日とは何か?

 私は、排外的暴動を起こしている人たちが、日本社会のためになる“親日”とは到底思えない。
 また過去の歴史を直視し、その教訓を次世代に伝え、周辺国と信頼関係を強化しようという人が“反日”という記号で批判される現状に一石を投じたい。

■ネット上の麻生ナチス発言擁護論が、世論の大勢ではない

 最後にネットによる世論調査では、橋下慰安婦発言や麻生ナチス発言を“問題なし”と擁護する人も多いが、これは日本社会全体の反応を体現しない。
 
 ネットなどで麻生ナチス発言への擁護論が多く見えてもこれは日本国民全体の声の分布とは大きく異なっており、特定のセグメントの人たちがこのトピックに限って、頑張って偏った大きな声を上げている、というのが現実であろう。


▲補足、感想など

 なんとも長い文章だ。
 大分、削ったのだがそれでもこの長さだ。

 韓国人得意の「声闘」<大声で相手を罵る争いのこと>というのは、相手が音をあげるまで「罵倒」する--その「しっこさ」に意味があるのだなぁ。
 民族として、合理的にものを考えるのは不得手だが、「トコトン罵(ののし)るしっこさ」では、日本人には絶対に負けないぞ—ということか。

 えっと、いつも思うが。
 1945年まで、韓国人を含む朝鮮人って、「日本人」だったろう。
 今、記事でなにか日本人を攻撃しているが、それはまた、自分自身を攻撃していることと同じであろう。
 朝鮮人だけ、1945年までどこか「別の国」にでも逃げていたのか。
 仮に日本人に罪があるなら、韓国人も同罪であろう。

 つまり、始めから話が矛盾しているだろう。
 
 麻生発言については、このブログでなんどもふれた。
 別に、「自称エリートの韓国人」から非難されるような内容ではあるまい。

 もう一度、大事なことを繰り返そうか。
 日本人は、新聞テレビに巣食う朝鮮系の呼応集団(朝鮮系の記者、論説委員、大学教授、コメンテーターなど)のいう「もっともらしい」発言・文章など信用しないよ。

 いくら麻生さん、安倍さんを攻撃しても、日本は韓国に謝罪も賠償もしないよ。

 インターネットが、日本全国津々浦々まで張り巡らされているのだ。新聞テレビだけで日本人の世論を操作できる時代は完全に終わったのだ。

 時代の変化を直視せよ。