2013年8月25日日曜日

「はだしのゲン」騒動。

▲なにかよく理解できない騒動だ。
 なにか、下心というか作為と作為がぶっつかって訳の分からぬ騒動となったということか。

 筆者は、はだしのゲンとかいうマンガをチラッとしか見たことがない。
 もう、それこそ遥かな昔のことだ。

 なにが、原爆を受けた後の姿をグロテスクとは言わないまでも、ここまで描くか—という感じで描いたマンガだったと記憶する。

 まぁ、筆者には読みたくもないマンガだったのだろう。
 筆者の若い頃に読んだのだから、マンガ自体ももう遥かな昔のものだ。
 それが、なんで今頃、こんな騒動になるんだ。

 要するに、「原爆」の被害とか、戦争の被害を声高に言いたい人間がいるということだろう。
 もっといえば、憲法9条の改正という話を阻止したい人間がいるということか。
 それは、結局、朝鮮系の人間だということだろう。

 そもそも、と思う。
 朝鮮系の人間達が、なぜ、上のように原爆がとうたら、戦争の被害がとうたら—と声高に言いたてるのか。
 その目的を考えたことがあるか?

 それは、日本が憲法9条というもので、自らの手足をしばり、韓国とか中国のいうことを素直にきいてくれる—そんな日本・日本人のままでいさせていたいからだ。

 朝鮮系・韓国系の人間が、原爆・戦争の被害を大声でわめきたてるのは、ちっとも戦争に反対しているのではない。
 市民の会だとか、9条の会とかいうものの構成員をみよ。そのうさんくささをみよ。
 今の日本の憲法9条という「自らの手足をしばった形のままに日本をしておきたい--それが目的なのだ」

 彼らの目的を見間違えるな。彼らの言うことに騙(だま)されるな。

 その目的のための「はだしのゲン」騒動なのだ。

 以下、新聞から抜粋。


 昨年亡くなった中沢啓治さんには「はだしのゲン」の続編を描く構想があった。
 目の病気で実現できなかったが、広島平和記念 資料館の展示室で下書き原稿を見ることができる(九月一日まで)

▼敗戦から十四年後、ゲンは絵の修業のために上京する。
 理髪店で被爆のことを話すと、店主から「原爆を受けた者に近づくと 放射能がうつる」と罵倒される。
 東京大空襲で親を失った子どもに同情し、財布を盗まれる場面もある

▼絵が描かれているのは一ページだけ。
 鉛筆でこま割りやせりふを指定する粗いスケッチだが、波乱に富む新生活を予感させる。
 続編では被爆者差別を描こうとしたそうだ

▼累計部数一千万部超。
 二十カ国で翻訳されているこの漫画が、松江市の小中学校の図書館で自由に読めなくなった。
 旧日本軍の 暴虐さを描いた一部の描写が過激とされた

▼校長四十九人のうち、制限が必要と答えたのは五人。結果的に政治的圧力に屈する形になった市教委の判断は理解に苦しむ。
 週刊少年ジャンプで連載中、人気が下位に沈んでも、編集長が子どもに読ませたいと判断し連載は続いた。
 どちらが教育的だろうか

▼麻生太郎外相(当時)の肝いりで核拡散防止条約の国際会議に政府代表団が英語版「はだしのゲン」を配布したことも。
 下村博文 文部科学相は閲覧制限を認めた。大の漫画好きの麻生さんの考えが聞きたい。


▲補足、感想など

 筆者は作者の中沢さんについてはなにもしらない。
 どんな思想的背景があるのかもしらない。

 ただ、原爆の被害を受けた人なのだろうなぁ、と思っていただけだ。
 冒頭で書いたように、チラッと数ページを読んで、以来読んだこともない。

 一種のポルノまんが騒動と類似した話だな。
 グロテスク(いいすぎかもしれないが--)なと感じたものをべつに読む必要もあるまい。

 だから。
 読む読まないは勝手だ。

 ある教育委員会は、グロテスクだと判断して、子供が読むものじゃない—と判断したということだろう。
 それはそれでいい。

 それがおかしいとかいう人間は、冒頭でふれた朝鮮系の、9条の会とかいう類の人間だろう。
 憲法改正の動きになんとか、反対してやろう、そうだ、このマンガがある—とか考えて、憲法改正の動きに対抗する一つの手段として選択したものだろう。

 朝鮮系の人間の憲法改正に反対する目的は、戦争がどうこうではない。
 日本という国が、みずから自分の手足を縛った形のままにしておきたい—とそれだけの目的なのだ。
 戦争の被害がとうたら、原爆の被害がとうたら—なんぞ、関係はないのだ。

 もう一度、話を整理しよう。

 マンガを読む読まないなんて個人の勝手だ。
 はだしのゲンというマンガは、たしかにグロテスクといってもまぁ、おかしくはない。--筆者など数ページしか読めなかった。--
 どこかの教育委員会が子供が読むものではない—と判断したならそれでもいい。
 どこかの委員会は読むべきだ—と判断したならそれでもいい。

 朝鮮系の新聞記者、9条の会などの人間達が、はだしのゲンをなんとかいうのは、戦争の被害、原爆の被害を声高にいいたてて、憲法改正の流れを阻止しようという下心があるだめだろう。
 そして、その憲法改正阻止の企ての目的は、「日本が憲法9条で自らの手足を縛った状態のまま」であることが韓国、中国にとって都合がいいからなのだ。

 筆者の結論。
 はだしのゲン騒動は、各教育委員会の判断に任せよ。

 朝鮮系の新聞記者、9条の会、なんとか市民の会などが膾炙すべき問題ではない。
 下手に口出しすると、この在日が--とか、この朝鮮系の人間が悪巧みを企てて—と日本人に攻撃されるタネをつくるようなものだ。