2013年8月15日木曜日

韓国人って、自分達をどう表現されたいのか。

▲朝鮮日報という韓国の有力紙が、韓国系日本人である呉善花さんを攻撃している。
 呉善花さんの韓国人についての記述の内容が気に入らないらしい。

 そういえば、これに類(たぐい)する話を聞いたなぁ。
 10年位前かなぁ。
 ヒカルの碁というマンガがあった。なにか作者が気まぐれで韓国人を登場させたらしい。
 すると、韓国人やら日本の在日韓国人から、ああせい、こうせい—と作者はもとより、マンガを出していた出版社に対して嵐のような注文というか攻撃が届くという。

 これはアニメにもなったのかなぁ。
 美男子にしろ—やら、服装がなんとか--いっぱいそんな類の注文がきたようだ。
 そこで、作者がいやになって、なんともしれぬ形で終了してしまった。

 以後、日本のマンガ・アニメ業界では、一切、韓国人・朝鮮人を登場させない—という暗黙の了承事項ができた。
 日本の業界内の暗黙の了承事項だから、外国人が知るわけもない。

 数年前か。韓国人記者がさいとうさんの「ゴルゴ13」にすら韓国人が出てこないのは何故なんだ? と不思議そうに記事を書いていたなぁ。
 筆者は当たり前だろう。「韓国人を登場人物として出した時の面倒くささに対応できるか」--と思ったが。

 以下、新聞から抜粋。

 韓国出身で日本国籍を取得し、韓国をけなす内容の著書を刊行してきた、 拓殖大学教授の呉善花氏(57)が、学歴を詐称したり、一部の著書を他人に代筆させていたという。
 「テレビ朝鮮」が報じた。

 法務部は先月28日、親族の結婚式に出席するため韓国に入国しようとした呉氏に対し、 入国を禁止する措置を講じている。
 1956年に済州道で生まれた呉氏は83年、27歳のときに日本へ渡った。

 その後、日本の飲み屋で働く傍ら、ある男性と同居していたことが明らかになった、と。  
 当時、呉氏と2年ほど同居したk氏は、インタビューに対し「飲み屋で知り合ったということは絶対に口外しないようにと。その後、連絡は途絶えた。
 あの子も怖かったんじゃないの。僕のそばにいたら、自分の過去がばれてしまうから」と語った。

 呉氏は1990年「日本に来た韓国人女性の大部分は飲み屋で働いていて、 金を持っている日本人男性と一緒になるのが目標」という内容の『スカートの風』を発表し、 一躍ベストセラー作家になった。
 k氏はまた、呉氏が書いたとされる一部の著書について「他人が代筆したものだ」と主張し 「呉氏は、出版社の社長の親戚を通じてゴーストライターを紹介されたと言っていた」と語った。
 一方、大邱大学を卒業したという呉氏の主張もうそだったことが判明した。

 同大の関係者は「オ・スンイルという名前の、該当する年代の女性は卒業生の中にいない」と話した。
 また、呉氏が下士官として軍隊に入っていた1978年から2年間、 大邱市内の保健大学に通っていた、と報じた。

 呉氏は「韓国を批判する韓国人」として、日本の嫌韓・極右派の間で有名な人物だ。
 『スカートの風』のほかにも『韓国併合への道』『反日韓国に未来はない』『私は、いかにして「日本信徒」となったか』 など、韓国を批判する内容の約40冊の著書を刊行した。

 キム・ガンハン記者


▲補足、感想など

 で。
 この記事、なにが言いたいんだ?

 どこに核心があるのだろう。
 「等身大の自分達の姿を直視できない」—ということなのだな。
 まるで、ガマの油売りのセリフといっしょだな。
 自分の姿を鏡でみて、脂汗を流す--ということか。

 スカートの風は、名著であろう。あれが韓国人を「けなした」--と感じるのか。
 なにより、呉善花さんの賢さ、明晰さがでている。

 ゴーストライターが書いた? 馬鹿馬鹿しい。
 他人に「清書」かなんかをしてもらったということだろう。

 学歴がどうとか、酒場でどうとか—なんてどうでもいいことだ。
 そんなごたくより、「スカードの風」一冊の方が余程、価値がある。

 結局、韓国人が日本人に対して感じている「劣等感」なのだろうなぁ。
 呉善花さんが描写している「等身大の韓国人」では、単に劣等感を刺激されるだけだということか。

 韓国人にとっては、「等身大 プラス アルファ」で、やっと日本人に対して伝えることのできる「韓国人の姿」なのだな。
 つまり、等身大の上になにかを飾り立てて—それでやっと人様(日本人)にお見せできる、伝えることのできる「姿」なのか。
 それが、ひかるの碁にでてくる「韓国人の姿」なんだな。

 まぁ、韓国人のもつ「要求」は分かったとしても、それは日本の中では通用しない。

 上で、呉善花さんの描写する「等身大の韓国人の姿」と一応は表現したが、筆者からみると、なにか呉善花さんなりに「取捨選択」があるような気がする。
 つまり、等身大 プラス 呉善花さんなりのアルファ という形になぅている。
 それが、日本人が許容できるギリギリの線だろう。
 
 日本人には、飾り立てた韓国人の姿の描写など通用しないよ。
 ひかるの碁の「文章版」なんぞ、まっぴらだ。