2020年3月24日火曜日

日本の株価が上がりはじめた。コロナ騒動が終息へ傾いたと判断したからだろう


▲いや、終息へ向かっている証拠というか確からしいことは少ない。
 ただ。
 どうやら、このウイルス騒動が峠を越しつつあるという感覚があるのだろうな。
 日本の国民には。
 手洗い等の用心しながら、この峠越えを感じているものだから、じゃ「次のステップへ」という感覚があるのだろう。

 以下、新聞から抜粋。

 2020/03/24()
 23日の日本の株式市場の動きは異変の連続だった。
この日日本の代表株価指数である日経平均は前取引日と比べ23円33銭(0.14%)高の1万6576円16銭で始まった。
 新型コロナウイルスの感染拡大を狙ったトランプ米大統領の2兆ドル規模の緊急予算案が議会で否決されたという速報が伝えられた直後だった。日本の証券市場に揺れはなかった。
 金融市場を揺るがすほどの悪材料は続いて発生した。この日午前、日本の安倍晋三首相が東京五輪延期を初めて示唆する発言をした。
 安倍首相は参議院予算委員会で「完全な形での実施が困難な場合は、延期の判断も行わざるを得ない」と話した。新型肺炎の感染拡大にも東京五輪延期の可能性には線を引いてきた安倍首相までこの日一歩引いた立場を出した。

 この時も東京株式市場は経済公式とは正反対に動いた。
 午前10時ごろ下落に転じたりはしたが、取引時間中の最大下げ幅は0.41%にとどまった。
 それすらも30分もたたずに回復し再び上昇の流れに乗った。
 同じ時刻、米国の夜間先物市場、他のアジア証券市場の雰囲気は全く違った。株価指数が急落しパニックになった。S&P500先物指数は5%以上落ち値幅制限にかかり取引が一時中断されたりもした。
 韓国の総合株価指数(KOSPI)とKOSDAQ指数は6%以上急落し、プログラム売り注文の効力を停止するサイドカーが同時に発動される事態が再び起きた。
 午後も日本の証券市場だけが上昇を継続した。この日KOSPIが5.34%、中国上海総合指数が3.11%、香港ハンセン指数が4.86%、台湾加権指数が3.73%などアジアの株価指数は3~5%下落した。日本だけ例外だった。日経平均は前取引日より2.02%上昇して取引を終えた。

 トランプ大統領の景気浮揚策不発にも、日本の経済と産業に直接打撃を与えかねない東京五輪延期の可能性にも、日本の証券市場は揺れなかった。
 日本経済新聞はこうした証券市場の流れについて、「市場関係者は驚きを持って受け止めた」としながら「公的マネーの買い支え」と伝えた。
 朝日新聞も「海外の機関投資家が売りを出した一方で、年金資金の買いも入り、東京市場は方向感のない値動きになった」と報道した。
 表から見ると日本の株価指数の流れは平穏だったが、水面下では金融危機状況に匹敵する事実上の公的資金投入があるという話だ。
 現在日本の証券市場を支えている大口投資家は2カ所。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)そして日本銀行だ。
 GPIFは2019年7-9月期基準で資産規模が168兆9897億円に達する世界1位の年金基金だ。GPIFは資産の一定の割合を株式で保有するよう規定されている。最近の株価下落で株式価値が下がり自然に株式保有比率も小さくなった。この比率を引き上げて市場も支えようとGPIFが積極的に株式を買っているというのが市場の分析だ。

 日本銀行は上場指数ファンド(ETF)を買い入れる方式で直接日本の証券市場に介入している。 今月に入り日本銀行はETF1000億円分以上を毎日のよう買い入れているところだ。頻度も頻繁になり金額も増加している。
 ブルームバーグによると19日だけで日本銀行は2016億円相当のETFを買い入れた。
 日本銀行がETFの直接買い入れに出始めた2010年以降1日の買い入れ額としては過去最高をこの日記録した。
 GPIFと日本銀行が証券市場を買い支える「総力戦」に出たが、事実根本的な対策ではない。
 主要機関投資家が集まっている欧米地域での新型肺炎感染拡大傾向がますます強まっている。 大恐慌に次ぐ経済衝撃がくるとの警告があふれる状況だ。
 世界の証券市場を対象にした株売りの流れは短期間で変わる性格でない。日本の証券市場も例外にはなれない。日本経済新聞は、市場の急変動を防ぐことはあっても売り傾向そのものを変えることはできないだろうと予想した。

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

補足、感想など

 他所様は、他所様。 日本は日本。
 日本の株価が上がる理由は、冒頭でふれた通りだ。

 上の記事には、日本人からの書込みがあった。いくつかひろってみよう。

 -ここから-

4::2020/03/24()
中国は20兆弱ぶっこんだけどその分全モしたな

5対策ちゃんとやってたの日本と台湾くらいしかなかったからだろここまで世界が疫病に対して弱いと思わなかったわ

47>>5それなのに、他人事の間は日本の対応について上から目線であーだこーだ貶してたっけな。ならばどれほど優秀なお手前見せてくれるのかと思いきや、あの有様。特にフランス。

9:中の人だけど、日銀とGPIFだけでは説明できないロング資金が逃避的に入っているような気はするただ、それだけに東京でオーバーシュートしたら一気に崩れそうだけど日本は今のところ主要国唯一平時に近いから買われてるという面はある

19>>9今こそ資産家は買いの時期じゃないの?収束すれば一年半後ぐらいには三-五倍ぐらいになるでしょ

34>>19中途半端な資産家は買いに動いてるけど、底はまだ先だしねあと、繰り返すけど東京でのロックダウンまではまだ織り込んでないそれが怖いんで、4月下旬まではお休みモードの凄腕は多いよ今動いてるのはあまり上手くない人と、アクティブに資産入れ替えるタイプの足が短いタイプの人

12:おまエラは自分のとこだけ心配しとけよ

14:さっきロンドンは二人以上の外出と、最低限の移動は罰金なったよ。薬局は5人以上入れなくて、スーパーは空っぽ。本当に誰も出てないのよ、ニューヨークも香港もドバイもLAもロンドンもパリも彼処も。家族や友人を守るために経済や自由をすててる時にオリンピック…

22:日本株の8割はすでに日銀が筆頭株主で保有してる日銀が売らなかったら株は下がらない
下がらない上に、ETFを買いまくってるんだからそら上がる簡単な話

29>>22最強の社会保障やがな

24:戦争で4年耐えた経験あるし数年ぐらい戦争よりはましかな。

28:韓国も為替スワップ来たらウォンと株買いまくるくせに、アホかな?

32:日本の年金で韓国株を買うべきニダ、まで読んだ

35:まあ何年か先には必ず値上がりするからこういうところは勝手おくべきだよね

39:日銀砲はまだ撃ってないわけだがこのタイミングで撃つほどアホじゃない

54>>3912000億円は撃ってるだから日経の記事が間違いというわけじゃないただ、それだけではこの異常な強さは説明できない先物含め強いので、海外マネーが消去法的に日本を選んでいる面はかなり強いよ

40:日本の状態が一番ましで新型コロナウイルスが早期に収拾されそうなから底値をねらった買いがはいっているんだろ、日銀と年金の買いも安心感になっている日本の会社は海外依存度もそんなに高くないし貯えも史上最高水準なので日本の内需が新型コロナウイルスが収束し回復してくれば、早期に収益回復しそうだし一番ましなことはわかるんだが、もうすこし二千か三千ぐらいは下げてもよさそうなもんだが、底値買いで大儲けがねらえないじゃないか。

41:日経22523000くらいから落っこちて来たような

45:今日銀砲なんかぶっ放したら世界中がショック死しちゃうんじゃね?

50:そもそも日経平均7000の地獄の時に投入した年金は現在かなりの含み益ですよ

51>>1そういや韓国の国民年金が日本株買ってたら国政監査で叩かれてたな(笑)韓銀も流動性の確保とか言って株買い入れてるけどさっぱりだな(笑)

20200324
少なくとも個人消費に関しては安定しているからな。高級品はともかく生活品がちゃんと動いているから買い材料になる。ロックダウン云々って言ってるけど、まぁ大丈夫じゃねーかなと予想。小池がヒス起こして発動するって可能性だけw
アメリカから逃げるのは当たり前、NYがロックダウンしているんだもんよ、取引所なんか機能するはずがない。いくらネット取引だって言っても、取引所で人間同士が対面で秘密裏に情報交換することできなければ先物なんか怖くて買えるわけない。インサイダーギリギリで勝負するのが投資家のやり方だからな。一番典型的なのがジム・ロジャースw
韓国?あーだこーだ言う前にてめーのところの通貨が飛ばない事祈れwww
今のところ決済ドルを大量に保有することと、恐らく生活品・医療品の輸入が今後あちこちで増えるので、それを安定的に供給できる国の株が買われる。今それができるのは唯一日本だけ。中国も可能だけど、なにかってーと怪しいモノが流れてくるからな・・・
タイミング見計らっていた方が良いぞ。感染者総数は増えるかもしれんが、それが爆発的じゃなければ世界中の金が流れ込んでくる。欧州もアメも取引所が停止状態なんだから、安定して金が動く市場が東京だけになった。思惑で動くときもあるけど回復は恐らく世界で一番早いはず。んでその資金は恐らく逃げない。何故なら日銀がETFを大量に買っているため、指数的にどの辺が底か見えるから。一種の貯金だな。FRBが国債を無制限買い込みするって発表したけど、今のところ株そのものへの対策は出していない。今ドルが買われている一因がここにある。国債の還流先は国内景気対策だから、世界的にドル流通が減ってしまう。だから必死になって決済用のドルをかき集めている。おかげで円安になっているので、当然これも材料になる。焼け太りかもしれないけど、コロナに先手を打った日本の災害慣れした行動対策が功を奏した。


70. 20200324
>>66
なんせタンスや口座で眠ってる金が個人・企業だけでも合わせて2300兆円だからなwしかもこれ以外に対外債権やら外貨準備合わせたら、アホみたいな金額になる。ついでに言うと国富として国内に投下した資本を合わせるとB/S5000兆は下らない。PERで国を評価したら、まぁ無難な10だとしても5京円だ・・・これ全開で回したら、恐らく世界中の富が日本に集中する。それやれないのは帳簿上の数字はともかく、国土が小さいから現物を物理的に備蓄とかできないってだけ。
経済成長率が30年間もほぼ横ばいorたまにマイナス&国債詰みあがっているのに、何故日本が国として存在しているかはこれで説明できる。経済の原則として需要と供給ってのがあるが、世界中が日本の資産を「需要」している。一方で年間GDP600兆を叩きだす国だからその需要に対して「供給」が可能、というかわざわざ資産を取り崩さなくてもOKなんで、なんてことない資産がまったく棄損しないのが理由。資産の棄損が無ければ国が潰れるわけねーわなw
個人に例えると、不動産から収入があるけど財布の中身だけで生活していて、たまに銀行が「金借りてくださいよー」って来るから、しゃーなしに借りているような感じ。

61.
ドル高円安トレンドだと見られてるんじゃないの?
日本の景気問題を語る時には意図的に国内要素と政策ばかり語られてるけど、実際に企業成績に効く大きな要素である為替レートは安倍政権以後も基本的に日本の輸出にとって害のある範囲だったから、それが有利な方向に動くと期待されれば株価にもプラスの影響を与えるだろう
長らくの円高で麻痺してるけど一昔前までは1ドル110円を超える円高で日本の輸出は死ぬって言われてたんだし。

 -ここまで-

 どうやら、日本人にとって稼ぎ時が来たようだな。考えてみれば、今の日本って、先の大戦でのアメリカのような立ち位置なのだな。
 自国以外が、すべて戦場という感じで、無傷で存在しているのは、日本だけということなのだな。
 アメリカは戦後20年近く、空前の好景気であった。当然であろう。アメリカ以外、皆、戦災から復興しなければならなかったのだ。再建するための材料などは、アメリカから買うしかなかったのだから。