2013年4月26日金曜日

5年や10年、中国の国家主席と会談しないことが、なに?


その通りだ。
 別に、中国の国家主席と会談せねばならないものではない。

 以下、新聞から抜粋。

 習近平国家主席ら中国指導部の外交手腕は拙劣だ。
 過去の「成功体験」にすがり、またもや会談を「する・しない」を外交カードとして繰り出してきたが、もはや日本に通用しない。
 中国は尖閣諸島(沖縄県石垣市)問題や閣僚の靖国神社参拝をめぐり、いかに挑発しても動じず「大人の対応」を続ける安倍政権に打つ手がない。

 そこで、5月初旬に訪中し、習氏と会う予定だった高村正彦副総裁に突然「会えない」と伝え、揺さぶりをかけてきた。
 「会う会わないを外交交渉のツールとして使うべきではないし、使われてはならない。われわれは決して焦っていない」安倍首相は予算委員会でこう突き放した。

 相手に「顔を立てて会ってやった」と恩を着せ、交渉を優位に進めようとするのが中国や北朝鮮の常套手段であることを、首相は熟知している。
 もっとも、中国がこんな子供だましの手法を多用するのには理由がある。
 日本では長く、政治家もこの「会わない作戦」に動揺し、譲歩を重ねてきたからだ。
 例えば平成22年9月の中国漁船衝突事件で菅直人首相は、同年11月に予定されていた日中首脳会談の中止をほのめかされると「ベタ折れ」し、中国人船長を超法規的に釈放した。
 自民党のm参院議員によると、当時の仙谷由人官房長官は「属国化は今に始まったことではない」と開き直りすらした。

 一方、著書で日中関係の「政経分離の原則」を説いたこともある安倍首相は周囲にこう漏らす。
 「5年、10年会談がなくても、それでいいんだよ。日本の経済力が強くなれば問題ない。中国が尖閣問題であれだけめちゃくちゃやると、日本の国民世論も乗せられない。中国は墓穴を掘った」

 もう一つ、政府高官が「中国の失敗だった」と指摘する問題がある。
 それは、中国の主張を代弁させるメッセンジャー役に、鳩山由紀夫元首相を使ったことだ。
 「首相を辞めた後も海外でさまざまな活動をできている」昨年11月の引退記者会見で述べた鳩山氏を、中国は今年1月、招聘し、中国側の意向に沿った「尖閣は係争地」との言葉を引き出した。
 南京大虐殺記念館では、改めて謝罪もさせた。
 一見、中国外交の勝利に思える。

 だが、日本国民はしらけていた。
 鳩山氏が、今さら日本の国益を理解できる道理がない。
 もう誰もはなも引っかけない鳩山氏を厚遇し、その言動を評価してみせたことで、中国はかえって底意を見透かされたのである。


▲補足、感想など
 中国の習近平国家主席の写真をみていて、失礼ながら、「地頭の悪そうな顔」をしているなぁ-と感じる。
 しかしながら、こういう指導者を中国という国家が選択したのだ。

 日本でルーピー鳩山さんを選んだのとよく似ているな。
 お陰で、日本は3年以上も苦しみ、また、情報関係がズダズタとなってしまった。

 日本だから、まぁ、3年で済んだとも言える。
 中国の場合は、10年だからなぁ。

 昨年の夏の「習近平国家主席の軽率な決断から起こった反日騒動」からの出発して、あと、10年か。
 さぞかし、大変だろうなぁ。

 中国の人民達は、自らの選択した指導者の判断に「振り回されるだろうな」。
 自ら蒔いた種だ。自ら刈り取るしかあるまい。

 まぁ、日本人には関係がないことだ。

 なお、思い出したが、この中国へ外国の政治家を呼びつける作戦。
 過去、日本の政治家が中国へいくと、一回2千万円の「お車代」を中国は手渡していたという。

 つまり、「お車代」という「ワイロ」を渡ししていたということだ。(一応、合法的?に)
 だから、ホイホイ、日本の政治家は中国へ行きたがっていたのだろう。

 民主党の官さんなんかが、「会談しないぞ」--とか言われて、ビビるのは、このあたりのことがあるのかもしれないな。