2013年4月26日金曜日

北方領土問題は、安倍-プーチンの間でしか解決できない。その2


ロシア人ってやつは信用できない。どれも、これも。
 副大統領とか、なんとか知事とかも。
 どれもこれもうさんくさい。

 ただ。
 プーチン大統領だけはどうやら「信用できそうだ」。

 だから、発言を信用できるのは「プーチンさんの口から出た」ことだけなのだ。
 プーチン大統領の発言以外を「信用してはならない」、そうでなければ、きっと騙される。きっと裏切られる。
 日ソ不可侵条約のことを忘れるな。

 以下、新聞から抜粋。

 日本とロシアの雪解けをめざし、今月末に安倍首相とプーチン大統領が会談する。
 2人の背中を押しているのが中国の存在だ。
 日ロの距離が縮まれば、アジアの地勢図が動く。

 アメリカ政府当局者は、「日ロの雪解けは、アジアの安定にプラス」と読む。
 ロシアの極東地区に日本の資金が流れ、開発が進めばアジア極東が中国圏になるのを防げる。こう期待するからだ。
 ロシアは、中国の軍事的な傍聴への警戒を強める。
 「尖閣は日中の問題だ。ロシアはどちらの側にもつかない」と中立を保つ方針を伝えた。

 中国は日ロにくさびを打とうと、陰で攻勢をかけている。

 ただ、ロシアは中国を反目してまで日本と組むつもりはない。
 「ロシアはただ日本を見せ球に使い、中国を牽制したいだけ。いざをなれば中国になびくかもしれない」と日本の外交当局者は話す。


▲補足、感想など
 プーチン大統領は、愛国者だ。

 プーチンさんの目からみて、中国の習近平国家主席など、外国に不正に蓄財し、家族を海外へ居住させ、いざとなればいつでも外国へ逃げ出す準備をしているような国家指導者というものが信用できないし、バカにしている。

 もっといえば、プーチンさんは習近平国家主席が嫌いだろう。「こんなヤツとまともに仕事ができるか」--と思っていよう。
 そんなプーチンさんが、--ロシアはただ日本を見せ球に使い、中国を牽制したいだけ。いざをなれば中国になびくかも--という行動はまぁどるまい。

 冒頭に戻って、だから。
 安倍首相-プーチン大統領と日ロで、この二人が揃っている時しか、「北方領土問題」が解決するタイミングはないのだ。
 プーチン大統領が暗殺されるとか、安倍さんが病に倒れたら、もう、「次の機会」がいつくるのか予測すらできない。
 そのことが日ロで分かっているからこそ、この時を「逸しない」ように歩み寄っているのだ。

 もう一度確認しよう。
 プーチンさんは、なんとか「信用できる」数少ないロシア人だ。
 逆にいえば、プーチンさん以外の人のコメントを信ずるな。

 また、中国の習近平国家主席がプーチンさんになにか言ったとしても、同調する可能性は極めて低い。 
 <悪くいえば、あんなバカと一緒に仕事ができるか—とプーチンさんは思っている

 北方領土問題は、安倍-プーチンの間でしか解決しない・解決できない。