2013年4月12日金曜日

もうひと押しすれば、オバマ大統領から電話がかかってくる---筈。


北朝鮮の言い方をみていて、金第一書記は表題のようなことを考えているのかな—と思った。
 そういう風に、第一書記に思わせるようなことが過去あったかなぁ。

 ブッシュ大統領の時?
 う~ん、記憶がないなぁ。
 確か、アメリカあたりから重油を支援するとかあったような。
 日本は北朝鮮の拉致が明らかになってから、なにもしていない筈。

 日本を脅しても、日本がお金を出す筈もあるまい。
 脅すなら、アメリカを脅せば---
 アメリカには多様な人がいるし、そういえばカーターさんがどうとかした記憶があるし---

 以下、新聞から抜粋。

 北朝鮮の朝鮮中央通信は論評で、「(北朝鮮の)射程圏内には常に日本が入っており、もし日本が一瞬でも動きを見せれば戦争の火花はまず日本で散るこ とになる」と日本を威嚇した。

 論評は、安倍晋三首相が北朝鮮の動きを「挑発」と批判し、自衛隊にミサイルの破壊措置命令が
出たことを非難した。


▲補足、感想など

 いや、だから。
 もう一押しすれば—と考えているのだろうなぁ。北朝鮮は。
 きっと、日本は折れてくるって。そのうち、オバマ大統領から電話がかかってくるって—か。

 なんだろう。この感覚は?
 瀬戸際外交もいいけど、この世界を俯瞰する視点のなさは。
 夜郎自大という言葉があるが、ぴぅたりの言葉だなぁ。
 深い井戸の底から、世界を見上げていて、「オレがわめき散らせば、きっと、アメリカも日本も折れるはず」--って思うのか。

 なぜなのだろう。
 これでうまくいったという経験があるからなのだろう。

 確かに、1990年頃まで北朝鮮--韓国とは、共産圏vs自由圏? というイデオロギーの対立の最前線であった。
 しかし、共産圏が1990年頃に潰れてしまい、意味を失ったとき、そこに残っていたのは世界の最貧国という「姿」だけだ。

 その世界の中での北朝鮮という国の立ち位置を自覚したうえで、アメリカ及び日本を脅すのか。
 バカバカしい話ではある。

 もう一押しでも、もう二押しでもしてみればいい。
 あぁ、暖簾に腕押し—とかいう諺があったなぁ。