▲芸能人を見ていて思う。
時々、マインドコントロールなんて奇妙な言葉を聞くが、本当かなぁ。
核心はそんなことではあるまい。
芸能人本人に「常識がなくて」、自分単独では、まともに判断できない—というだけではないのか。
勉強していない。本を読んでいない。---そのことの結果として、いかにも先が読めるようなことをいう人間の言葉を簡単に信じてしまう。
要するに、本人が非常識で精神的に弱い—というだけのことだ。
マインドコントロールもへったくれもあるものか。
以下、新聞から抜粋。
「n子氏とのマネジメント契約を継続することは
不可能との結論に至り」――。
今月6日、約20年間所属していた
s芸能との契約が解除になったn(41)。
直接の引き金になったのは先月29日に放送された
「ワイド!スクランブル」への無断出演だった。
「出演の橋渡しをしたのは幻冬舎の社長。s芸能サイドは
テレ朝に抗議したそうですが、当のnはまったく気にしていなかった。
出演の条件はただひとつで、騒動の発端となった自称・占い師のI氏の
連絡先を教えることだったそうです」
テレ朝に出演後、数日間は六本木のホテル住まいだったという。
しかし、「ある日、“お世話になりました”と書き置きを残して、コツ然と消えた。
現在はnのカウンセリングを担当し、信頼が厚い脳機能学者のn氏の
庇護の下にあるようですが、今もI氏と連絡を取ろうとしています」。
nは芸能界復帰を公言しているものの、所属がなければ
フリーで活動するしかない。今後はどうなるのか。
「復帰のウルトラCは占い師のI氏をマネジャーにすることです。
感情の起伏が激しかったnのマネジメントは大変で、
長年担当していたマネジャーがmと独立した頃から
精神的な混乱が目立ち始めた。
そんな時に現れたのがI氏です。
s芸能も両親も信用していない以上、逆に言えば、このI氏しか
nのコントロールは不可能。
s芸能は全テレビ局に
にらみを利かせるほどの政治力はない。
すでに“占い師と一緒に
出演でも構わない”と話している番組担当は多く、もう一波乱、二波乱ありそうです」
春の嵐はまだまだ収まらず――。
▲補足、感想など
nという人は、破滅型の人間なのだろうな。
確かに、芸能人という中にはそういう売りで生きる人もいる。
それでも、「約束を守る」とか「時間を守る」とか—常識的にしなければならないことをキチンをやる--ということができなければ、職業としてなりたたないだろう。
冒頭でふれたように、マインドコントロールなんて嘘っぱちだ。
そうではなくて。
核心は、あくまでこのnという芸能人本人の資質にある。
本を読め、勉強しろ。自分自身で判断せよ。自分の精神的弱さを認めよ。
それができなければ、いかな「芸能人」でも、職業としてはなりたたない。