2020年9月11日金曜日

麻生さんの通貨発行の説明はちょいと分かりづらい

 ▲麻生さんが、円の通貨について説明しているのだが、ちょいと分かりづらい。

 核心は、日本は独立して通貨の発行権をもっているということ。

 だから。

 円ならば、日本の印刷局でお札をすればいいということ。

 国債は、所持している日本国民にとっては債権であるから、資産でもある。国民にとって、国債は借金ではない。

 対して。

 ヨーロッパでは、全体としてユーロという通貨を利用している。でも、フランス、ドイツなどの諸国は、独立して通貨(この場合はユーロ)発行権をもっている訳ではない。

 だから、ギリシャなどでは足らなくなったから勝手にお札(ユーロ)を刷るということができない。

 日本という国は、国単位で独立して通貨発行権をもっていることこそ、日本という国の最大の強みなのだ---ということが麻生さんの言っていることの核心。(大概の国は、国外から借金をする。ドルであったりユーロ・円であったりする訳で、中国なども過大にドルなどで借金をしていて、苦しんでいる)