2017年7月2日日曜日

本当のことを言え—だとさ。ばかじゃないのか

仮に、安倍さんの奥さんが、100万円出していたとして、それがそもそも犯罪か?
 貰ったというなら、収賄になるだろうが、「役に立ててください」というなら、単なる個人からの寄付ではないか。

 つまり、犯罪にもならないことを、出したの出さないの—なんて意味があるのか?
 世の中には匿名の寄付なんてゴマンとある。
 それはそれで、無視・スルーしておけばいいこと。

 だから。
 安倍さんの奥さんが出していない—というなら、出していないのだ。
 それで、いいではないか。
 本当のことも、嘘もあるものか。
 ほっとけばいいことだ。

 以下、新聞から抜粋。

 小池百合子都知事率いる都民ファーストの会と都議会自民党が激しく争う都議選 (2日投開票)は1日、波乱の最終日となった。
 国政の逆風に吹かれる自民党は 安倍晋三首相が、今回の都議選初の街頭応援演説を秋葉原で敢行。

 しかし、 一部の聴衆から「安倍ヤメロ」のコールがわき上がり、森友学園の籠池泰典 前理事長まで乱入し、大荒れとなった。

 引退した都議会の「ドン」こと自民党内田茂氏の後継候補中村彩氏と、都民ファの 樋口高顕氏が争う千代田区のJR秋葉原駅前。自民党陣営が配った日の丸を手に 安倍氏の演説を待つ支持者の外側で、「安倍政権ふざけるな」などの抗議プラカードを 持った聴衆から「安倍ヤメロ」コールが始まり、広がった。
 そのコールが一部で「カーゴイケ!」に変化。
 付近には、聴衆と報道陣、警察官が 入り交じった人だかりがあり、その中心に、日の丸を持った籠池氏がいた。

 「説明責任を果たさない国政の責任者が演説すると聞いてお邪魔した」という籠池氏。
 到着した安倍氏が「逆風でも愚直に政策を訴える中村彩さんのような候補が信用できる 候補だ」と訴えると、籠池氏は「信用できる人が言えばいいが、信頼できない人が 言ってはだめだ~!」と大声を張り上げた。

 安倍昭恵夫人から受け取ったとしている 100万円を「機会があったら返したい」と、1万円札の分厚い札束も持参。
 安倍氏に 「本当のことを言え~」などと絶叫した。

補足、感想など

 本当のことを言え---か。
 別に、誰に罪があるという訳ではないが、強いて問題点として挙がるのは、安倍さんの奥さんの「人を見る目のなさ」だろうなぁ。

 自分に近づく人は、皆いい人---と思ってしまうのだろう。
 その意味で「脇の甘い人」とは言えそうだ。

 その「脇の甘い嫁さん」を、必死でカバーしているというのが、安倍さんで、その意味ではしんどいなぁ。
 でも、冒頭でふれたように、全体の流れとして「犯罪」となる話ではない。
 
 無視、放置というものが、最も真っ当な対応だ。