2017年7月8日土曜日

日本人は、漢字を使い続ける

漢字は、文字通り、中国の文字だ。
 日本には、弥生時代、稲作と同時に文字が伝わらなかった。

 多分、別々のところから、ばらばらに稲作が伝わったためだろう。
 それでも、日本人自身で、文字を作ることができなかったから、論語などの書物が伝わって、やっと、日本人も「文字」を獲得した。
 記録を残せるようになった。知識を他に伝えることができるようになった。

 その意味で、中国人には感謝している。
 以後、日本人は、漢字から「ひらかな」「かたかな」を派生させ、漢字かな混じり文というもので、教育し、記録を残すようになった。

 さて、日本人がなぜ、漢字を使っているのだ—と聞かれてどうたらと掲示板に、中国人の書き込みがあって面白いと思った。

 以下、掲示板から。

 今回は中国メディアが取り上げた、
 「なぜ日本は中国が嫌いなのにも関わらず漢字を使い続けるのか?」という記事に対する中国人の反応。

 元ネタは、オーストラリア人の留学生に、「なぜ日本人は漢字を使うの?中国嫌いでしょ」と言われ、言い返せなかったという日本人が2ちゃんねるに立てたスレッドで、投稿された日本人の意見も中国語に訳されて紹介されています。

 この記事が、今も漢字を大事に使っている日本を、嘲弄しているように見えるようで、中国人からは批判や反論が殺到。
 現代中国語が日本から影響を受けている事を指摘する声など、様々な意見があり、一部を紹介。

翻訳元
■ 韓国やベトナムはナショナリズムのためだけに漢字を捨てた。なのにナショナズムに囚われずに今も漢字を使ってる日本を嘲弄するか。
  そういう弱者のメンタリティーこそ、国の発展を阻む最大の障害になるってことに気づけよ。

■ 日本を嫌いながらも日本製品を愛することにかけては我々はプロだぞ?
  日本旅行にも行きまくってるが何か問題でも? 

■ 現代中国語には日本から輸入した言葉が沢山あるんだよ。物理とか化学の分野は特に多いね。

■ 中国だってアメリカやイギリスのことが大嫌いなのに、大学の入学試験に英語を採用してるのは何でなのって話よ。 

■ そう、中国人は欧米のことが嫌いなのに欧米の言語を学んでる。
  こういうことを記事にしてると中国人は無知だと思われるぞ。 

■ 日本人は古代中国のことは好きなの? 確かに凄かったもんね!
  今の中国はダメだから好きじゃないんだろうか? 

■ 古代中国は確かに偉大だった。かなり発展した文明だったから。
  でも元以降の中国は古代の中国とは別物だ。そして、そのことを非常に腹立たしく思う。

■ アメリカを憎んでる癖に学生を大量に送る国がありますが? 

■ 前に日本の学者さんの話を聞いたことがあったんだけど、「日中の若者は仲良くやっていくことが大事だ」っていうのが第一声で感動したよ。 

■ そんな事より何で韓国は中国の八卦図を国旗に使ってるの? 

■ 別に文字を誇る必要はないと思う。日本人は唐の影響で漢字を使ってるだけだし。
  宋の時代まで日本は中国に敬意を持ってたんだよ。だけど中国はモンゴルに占領されたじゃん。一方の日本はモンゴルを追い払った。
  だから日本は中国を恐れることはなくなったんじゃないかね。
  それからの中国は、他国/民族に支配される歴史だ。 

■ 昔は中国の冊封国で、今はアメリカの植民地。

■ だけど日本も中国語の発展に貢献してくれてる。宗教や経済、その他の色々な分野の言葉の多くは、日本から輸入したものなんだから。

■ 俺たちもアメリカが嫌いでも向こうに安物を輸出して、アメリカが開発したコンピューター、電話、ネットを使ってる。
  日本が漢字を使ってるから何なの? 

■ なんて無意味なニュースなんだ!
  この種のニュースからは卑劣さしか読み取れない! 

■ 答えは簡単。日本人は恥知らずだから! 

■ そりゃあ日本語の中の漢字は日本の歴史の一部なんだから当然だろ。
  俺らも反米、反日、反欧なのに向こうの物を愛用してる!

■ 日本は中国以上に唐の文化を継承してる国だしな!

■ 今の中国人は唐や漢の継承者じゃないもんね。
  どっちかっていうと清の継承者。中国も日本も今はもう滅びた国の文字を使ってるんだよ。
  だからこの問題で争う必要はない。

■ 現代中国語の70パーセントは日本が作った言葉だぞ。例えば「電話」とかがそうだな。 

■ 文化に国境はないってこと。日本、今も使ってくれてありがとな! 

■ メディアは毎日日本を罵って楽しいのか?
  日本人は高レベルな社会の中で生活を送る優秀な民族だし色々な面で欧米と張り合えるアジアで唯一の国だ!
  歴史を忘れちゃいけないのは当然のことだけど、俺たちが生きるべき世界は今なんだ。
  後ろばかり見ていたら前に進むことはできない! 

■ 現代中国人と漢字の発明は一切関係ないしな。 

■ 漢字圏の国を見てみろよ。
  韓国、北朝鮮、ベトナムでは漢字の影響力はなくなってしまった。
  だけど日本というアジア唯一の先進国には残ってる。漢字には国を強くする力があるってことだ! 

■ 現代中国語の大部分は日本由来だしな。でもその事実を知らない人がたくさんいる!

■ 中国は日本からロイヤリティを取るべきですね。 

■ 醜悪な対日劣等感が潜在意識に深く根付いてる。
  日本への恨みを掻き立てるようなドラマが、一向になくなる気配を見せないのはそれが理由だろうな。

■ 今はもう漢字は中国だけのものじゃない。僕たちが気にする必要なんかないさ。 

■ 前に日本人がこんな話をしてた。日本人が敬意を抱いてるのは開放的で開明的な唐時代の中国人で、共産主義に染まってしまった中国人ではないって。

■ 漢字を世界で一番愛してるのは日本人でしょ。逆に一番嫌ってるのは中国のエリートね。
  だから漢字を否定して、簡易化させちゃった。 

■ 日本が嫌いなのに何で経済援助してもらってるんだ? 

■ でもそれって実際は戦争被害への賠償金でしょ?

■ 漢字は中国が作ったものだ。それが外国でも使われてるなんて誇らしい事じゃないか。
  むしろ日本が使ってる事を嫌がる人間なんていないだろ。

■ 中国と日本の関係は本当に密接なものなんだよ。現代中国語だって日本語の影響を強く受けてる。
  だから日本が今でも漢字を使ってることに対して、俺たちがどうこう言うべきじゃないよ。 

補足、感想など

 先の大戦から、35年も経過して、やっと、トウ小平さんの改革開放政策に到達する民族か。
 結局、その35年の「差」というものを生み出した理由が、中国人には理解されていないのだな。
 現在の実質的な識字率:中国人がおそらく30%台、日本人はほぼ100%。

 中国人は、日本人と較べると、いつも遅れる。中国人は、日本人に較べると、いつも「大のろま」
 上の識字率の差も、詰まるところ、「漢字」という文字が本来的に持つポテンシャルというものを、うまく引き出すことができたかどうか---というところにあるのだ。

 別の言葉でいえば、中国人は、漢字に圧し潰された(漢字を不完全にしか利用できない)民族、対して日本人は、漢字のもつポテンシャルを100%引き出した民族---という「差」にその核心部分があるのだ。

 同時に、中国語は、高度で複雑な概念を他者に伝えることができまい。また、幼少期からの漢字の習得が難しいことから、識字率が歴史的に低いままだったのだ。
 日本語の漢字かな混じり文は、複雑な概念を他者に伝えることが可能だ。

 ちょいと、日本語の漢字かな交じり文の優位性をみてみよう。

--ここから--

【日本語の優位性】その1
 日本が世界でも一・ニを争う技術大国になれたのは、 表意文字と表音文字を併用した日本語に寄るトコロが大きい。
 外来語を素早く表音文字のカタカナで取り込み、 意味を把握したら表意文字の漢字で造語を創る。
 初めて見るような単語でも漢字であれば、 単語の意味をイメージし易い。

 また、漢字の特徴の一つとして高い造語能力がある。
 表意文字の漢字同士を組み合わせる事によって 未知の知識、西洋からの概念群(科学・哲学・技術・思想・社会・軍事・経済等すべての分野)に対応する造語を造り出す事ができた。

 もし、これらの造語創出が無かったら、 世界の多くの国が抱えている問題に日本も直面したことだろう。
 それは、世界の多くの国では母国語で大学以上の高等教育を行っていない。

 なぜなら、母国語では、高等教育における科学技術や 専門学等で使われる多量な学術用語が不足している為、 大学レベル以上の科学や技術、専門学等に使われる教科書は 英語やフランス語、ドイツ語等の外国の教科書に頼らざるを得ない。

 海外から入ってくる言葉を片っ端から母国語にして、 そして、全て母国語で思考する。
 コレは、新概念を理解し、創造性の拡張にとって有利です。

【日本語の優位性】その2

 日本語による全脳活動
 「右脳の優れている点」
 図形などを読み取る能力。 音楽などを聞き取る能力。 全体を見る力。直観力。

 「左脳の優れている点」
 言語の読み取り能力。 言語の聞き取り能力。 分析力。思考力。

 世界中の人々は、表音文字の読み取りの時、左脳の方がよく働きます。
 日本人も表音文字の平仮名&片仮名の読み取りの時は、左脳の方がよく働きます。
 しかし、表意文字の漢字の読み取りについては、 一字一字の漢字を読み取る時、右脳の方がよく働いているのです。

 漢字は意味を持った図形だからでしょう。
 そして、表音文字の平仮名&片仮名と表意文字の漢字の混ざった文章の読み取りになると 左脳と右脳が共に働く状態になります。
 漢字&片仮名&平仮名の文章を読む行為は、 右脳と左脳を共働させるという効果があるのです。

 右脳と左脳を共働状態に置く事によって、 脳の持つ能力が最大限に発揮出来るのです。
 この全脳活動は、文章を読む時、 新概念のより早い理解や創造性の拡張に役立っているのです。


【日本語の優位性】その3
 19825月、イギリスの科学専門誌「ネイチャー」に 心理学者リチャード・リン博士の論文が発表され、 それは世界中に大きなセンセーションを巻き起しました。
 その論文とはリン博士を中心とする 世界の先進トップ5ヶ国「日・英・米・仏・西独」の学者達が協力して、大規模な知能テストを行い、 それぞれの国の子供達の知能検査を比較したのですが、その結果は、 「日本を除く欧米4か国の子供達の平均IQ100以下だったのに対し、 日本の子供達の平均IQだけが111もあった」という予想外な結果でした。

 平均IQ差に11点以上もの開きがあるというのは大変な事です。
 また、リン博士は「知能指数が130を超える人は、 欧米では2%未満なのに対し、日本では10%にも達する。日本の約8(77)の人のIQは、米国人の平均IQより高い」と指摘。

 世界中(特に欧米)がこれを問題にしたのは当然でした。
 中には「テストの実施に何か手落ちがあった為ではないか」という意見もありましたが、 多くの学者はこの事実を素直に認め、 日本の子供達の知能が何故これ程までに高いのか? その原因究明に真剣に取組みました。

 結果、欧米の学者達の大方の意見は 「漢字の学習がその原因になっているのではないか」というものでした。
 日本人には欧米人には無い 漢字脳という特別な脳領域があるのです。
 この漢字脳の有無が 日本人の平均IQと欧米人の平均IQの 歴然とした優劣差になって現れるのです。

 --ここまで--

 漢字というものが、大きなポテンシャルをもっていることが理解できよう。
 しかし、それは日本語が、「漢字かな交り文」という形式をとっているためということも理解する必要があろう。

 冒頭でふれた。
 中国人は、「漢字に圧し潰された民族」であり、日本人は、「漢字かな交り文という形式で、漢字が本来的にもつポテンシャルを最大限に引き出した民族」なのだ。

 このことが、日本人が英国の産業革命に100年遅れ、中国人が200年遅れという「100年もの差」を生み出した原因そのものだ。

 もっと、はっきり言えば、これが、中国人の「大ノロマ頭脳」「低識字率」を生み出す最大の理由であろう。
 その理由が分かっていても、有効な対策すらも出せないのは、中国共産党が、「中国人愚民化政策」をとっているためであろう。

 中国人自身が、自分達の「バカ」を生み出しつづけているのだ。