2021年5月12日水曜日

飛鳥Ⅱの建造が、ドイツのマイヤーベルフトに

 ▲日本では、大型クルーズ船の建造ができなくなった。あの三菱重工が手を引いたためだ

 まず、新聞記事から抜粋。

 飛鳥IIの後継船はドイツのマイヤーベルフトが建造日本郵船は331日、「飛鳥II」の後継船を新造し、2025年に就航させると発表した。後継船は高級路線をさらに進化させる。全長は229mでほぼ同規模だが、船の大きさの目安となる総トン数は5444トンから51950トンにアップ。日本船籍の客船としては最大となる。喫水も7.8mから6.7mと浅くなることで停泊可能な港が増え、これまでにないコースを設定できるという。乗客定員は872人から約740人に絞る。これにより乗客1人当たりのスペースは世界でもトップクラスの広さを確保した。一方、接客や運航を担う乗組員は約470人と微減にとどめ、乗客1人当たりの接客を手厚くする。「飛鳥II」はツインルーム以上しかなかったが、後継船はシングルルームを設け料金の下限を下げる。全客室にバルコニーを配するほか、船内レストランやカフェ、バーは15カ所以上。船首に向いた展望露天風呂も備える。Wi-Fiも充実させワーケーション需要にも応える。新船は環境対策に力を入れる。重油に比べ二酸化炭素(CO2)排出量の少ない液化天然ガス(LNG)を燃料として使えるエンジンを搭載。港によっては停泊中に船内発電機を使わず、陸上電源を利用できる仕様にする。乗客の不安を和らげるため新型コロナの感染症対策を徹底する。船内の換気システムを100%外気取り込み方式にし、高性能フィルター、タッチレス操作対応エレベーターの設置を考えている。「飛鳥」と「飛鳥II」はいずれも同じ三菱グループの三菱重工が建造したが、後継船はクルーズ船の建造で定評のあるドイツのマイヤーベルフトと造船契約を締結した。三菱重工は2011年、大型客船2隻を1000億円で受注した。大型客船は11年ぶりの受注だったため建造のノウハウが足りず、無線LANの整備や欧米人好みの装飾などの点でつくり直しが相次いだ。納期が約1年遅れた結果、累計で2540億円の特別損失を計上する破目に陥った。三菱重工の宮永俊一社長(当時)は1610月、10万トンを超える大型客船の建造から撤退すると表明した。日本に三菱重工以外に大型客船を建造できる造船所はない。マイヤーベルフトでの建造は“造船王国ニッポン”の落日を象徴する出来事となった。30以上の地方銀行が船舶投資ファンドに出資。建造費は非公表だが500億~600億円とみられる。日本における船舶投資の先駆けである独立系ファンド、アンカー・シップ・パートナーズ(東京・中央区)の船舶投資ファンドで資金を調達する。国内30以上の地方銀行が船舶投資ファンドに資金を出した。アンカー・シップ・パートナーズは郵船クルーズ株の50%を持っている。アンカー・シップ・パートナーズの篠田哲郎社長は旧日本興業銀行を母体とする、みずほコーポレート銀行出身。みずほ証券に転出し船舶投資部門を担当してきた。「クルーズ船は日本各地から、乗客を地元の港に連れてきてくれるだけでなく、そこから地元ツアーを楽しんでもらったり、食材を味わってもらったりと、付随的な効果もさまざまある。コロナによって人の移動が制限され、短期的な不確実性が高まるなかでも、『飛鳥』の実績と将来性から、各地の地方銀行に力強くサポートをいただいた」と篠田社長は語っている。30以上の地銀が船舶投資ファンドの出資に応じたことは、地方創生の取り組みとして大型クルーズ客船の寄港に期待する声が非常に大きいことを示している。各自治体は下船した乗客の旺盛な消費を期待し、国内外のクルーズ船の招致に力を入れている

補足、感想など

 飛鳥Ⅱは、5万トンクラスだから、別に造ろうとすれば造れないということでもなかったということか。それを、敢えて、手を挙げなかったということなのだな。

 前回のクルーズ船の最後の頃は、もうどうしようもなかった。次々と不審な出火が發生するし、これでもかとばかりの悲惨さであった。ちょいと、そのときの状況をみようか。

 -ここから-

2014/07/21()

・三菱重工には支那の破壊工作員が大勢居るからな

・F2の配線を逆に繋いで墜落炎上させたり H2ロケットの部品を不良品にすり替えて打ち上げを失敗させたり 豪華客船の艤装中に放火して船内を灰にしたり

・従業員の身辺調査を厳重にしろ

・特に支那人の妻が居る従業員は閑職に追い込んで製造に関わらせるな

✦31日午前1時15分ごろ、長崎市香焼町の三菱重工業長崎造船所香焼工場で建造中の大型客船の7階部分で、フィリピン籍の男性作業員が段ボールが炎上しているのを見つけ、仲間の作業員を呼んで消火器で消火した。内装用の資材が入った段ボール数個が焼けたが、けが人はなかった。長崎県警大浦署によると、船体中央部のレストランになる予定の区画の外側にある通路から出火した。断熱材などの資材置き場だった。当時作業はしておらず、火の気はないという。客船はドイツのクルーズ会社向けに建造中の「アイーダ・プリマ」で、今月11日夜と13日夜にも、天井や資材が焼ける火災があった。県警は不審火とみて、関連をしらべる。

✦自衛隊ヘリの配線切断、三菱重工工場で修理中 三菱重工業は2日、愛知県豊山町の小牧南工場で、修理中だった自衛隊ヘリコプター2機の配線が切られているのが見つかったと発表した。同工場では2002年にも戦闘機など計9機の配線が切断されるなどした事件があり、県警は02年の事件との関連も含め、器物損壊容疑で捜査を始めた。防衛省は、同工場にある自衛隊ヘリや戦闘機の緊急点検を要請したほか、同工場から戻ってきたヘリについて、飛行前に安全点検を行うことを決めた。発表によると、11月30日、第2格納庫で分解修理中だった海上自衛隊のヘリコプター「SH―60J」で、胴体前方の下側で配線3本が切断されているのを作業員が発見。このため、同工場で全機体を点検したところ、今月1日、近くの塗装場にあった航空自衛隊のヘリコプター「UH―60J」でも、胴体中央と後方の計2か所で配線計7本が切られているのが見つかった。同社は切断の状況などから、何者かが故意に配線を切断した可能性があるとみて、2日、県警西枇杷島署に被害届を出した。切断された配線は、副操縦士の計器盤、燃料関係のポンプ機能、電子機器の冷却系統につながり、機体内部に入らないと切断できないという。2機は数か月前に防衛省から納入。一時期、第2格納庫に並んで置かれていたことから、航空自衛隊のヘリもこの格納庫内で被害にあった可能性が高いという。同工場では02年7~8月、航空自衛隊の戦闘機や偵察機計9機の配線が切断されたり、コネクターピンが曲げられていたりするのが見つかった。県警は当時、内部犯行の可能性があるとみて調べたが、容疑者は特定できず、すでに公訴時効(3年)が成立している。同社は一連の事件以降、警備態勢と社員教育を強化。工場全体と敷地内の建物も赤外線センサーで覆った上、担当する機種ごとに作業員の服や帽子の色を変えるなどした。防犯カメラの数も増やし、常時作動させているという。

同工場を管轄する同社名古屋航空宇宙システム製作所の吉田慎一所長は2日夕、記者会見し、「このような事態を発生させ、おわびする」と謝罪した。

2012/04/06()

三菱重工業は6日、名古屋市港区の名古屋航空宇宙システム製作所内で、製造中のボーイング787主翼内の配線が切れているのが見つかったと発表した。同社は故意に切断された可能性もあるとして、同日、愛知県警港署に相談。国やボーイング社にも報告をしたという。三菱重工業は配線の切断について、6日午後9時から記者会見して説明。それによると、主翼を製造している「複合材主翼センター」で4日午前10時頃、メンテナンス用ライトにつながる配線(直径約2ミリ)が1か所切れているのを、作業員が見つけた。このライトは、主翼内部の燃料給排口を照らすために取り付けられたもので、2日午後2時の作業の際は異常はなかったという。ただ、同社は「作業中のミスで切断した可能性もある」としており、 原因について調査を続けている。同センターに入場できる登録者は約800人で、2日から4日の間に主翼付近で作業に関わったのは延べ50人前後。監視カメラは24時間作動しているという。同社では2002年、小牧南工場(愛知県豊山町)で定期修理中の戦闘機と偵察機計9機の電気系統の配線が切られるなどした器物損壊事件があった

09年にも同工場で、定期修理中の自衛隊ヘリコプター2機の配線が切断される事件が起きたが、いずれも未解決のままとなっている。

2:またかい

4:テロだな

5:おいおい、故意じゃねぇ~のか?

7:反日勢力とはこういうこと。

8:だから外国人はやめろと・・・

9:まだ三菱重工は中韓のスパイ飼ってるのかよ

11:殺人未遂だ

13:そうめんみたいにブチブチ勝手に切れるわけないだろ

21:中国ゴキブリか朝鮮ゴキブリの可能性が高い

22:中核派の皆さんです

23:コワイ コワイ

26>>1 また左翼工作員の仕業か! 三菱は社内の左翼労組を如何にかしろよ。

27>>1 自衛隊機の配線切断事件以来、派遣も含めて相当に身元調査が厳格になって話だったけど、 まだ工作員が残っていたのかな?

28名古屋製作所はこう云う事が続きすぎ。徹底的に犯人捜ししなきゃダメだな。

29:そういえば、以前どこかの高圧送電線の鉄塔のボルトが抜かれていて、 強風か何かで倒壊したことも無かったっけ?

45>>29 15年、もっと前? 瀬戸内海沿いだったような違うような、、、

51>>45 あれは工作員のテロの予行演習みたいなもんじゃね?

32:度々あってなんで監視カメラの死角放置してるんだ、バカも休み休み言え

39:セキュリティゆるゆるだぞ って言う内部からの警告メッセージだろ もっと圧力かけないと、甘いまま

3: またか、何回目だここ?

4: 2度あることは3度ある。

5: MRJといい、ちょっと怠慢目立ち過ぎだわ ロケットもこのまま行くと危ないぞ

85: >>5 飛行機とロケットと造船じゃ働いてる人種が違いすぎるんじゃね? 造船の作業員がロケットの組み立て作業員になるのは、ダーマ神殿でジョブチェンジが必要じゃないのか?

9:何回焼けてんだよw MRJ共々完全に終わってんな

11: はよ消せ

18: 納期を守らないことで定評のある三菱

24:造船の仕事取られたんだろ。じゃあ韓国じゃんwww

25: またか。 現場の管理をもっとちゃんとしろよ。

29: 不審火だろこれ 劇場水浸しでまたやり直しかい

39: 三菱重工・・・と言うだけで未解決の怪しげな事件が多発!! 名古屋の自衛隊機の整備で理解不能の事故が3,4回。調査結果が 一切公表されず

40: 重工、東芝くらいヤバイんじゃないの?

41: 戦闘機の配線切りといい 朝賤人はいい加減にしろ

43: 技術者大事にしないツケだわ。 だが防衛始めここがおかしくなると非常に困る。

44:造船って、こんなに火災が多いの?

1隻造るのに長期になるとはいえ、燃え過ぎじゃないの?

49: 何度も火災あるなんておかしいだろ 重工にスパイが潜りこんでるんじゃね?

50:本当またかよって感じだが三菱はきちんと管理しろよ

51: 2002年にダイヤモンドプリンセスでも火災事故起こしてるよな この前見学した時は順調になったと思っていたのに

53: おまえらまた外国人のせいにしてるのか。ダイヤモンドプリンセスの火災だって溶接が原因じゃねーか

57: 三菱もかなりヤバイな…

59: 造船業は韓国が世界一を狙い始めてから日本の不思議な建造中の事故が急増したんだよね、 因果関係は不明だけど。

61: 大型客船自体、建造が難しくて赤字で作ってんだよ 技術を残すためにね ただ、これだけ赤字を垂れ流すと今後は作らんかも知れんね

63:国籍問わず人が多く出入りする仕事で 人為的なミスって悪意を疑うけれど 派遣経路調べれば事故回数でだいたい発見できるんでないの

64:こんなん繰り返してたら潰れるぞ

65:三菱には大型客船作る技術やノウハウがもう無いんだろう その分野で世界をリードする中韓の造船業者に任せときゃいいんじゃねぇか

66: わざとじゃないだろうから、焦って作業が雑になってるのかな? 納期の設定に無理があるんじゃないの?見直すべきかと。

72: どっちにしても火災が起こらなくても大赤字で作ってたんだから これを期に大型客船建造からは撤退するんじゃねえの

75:日立造船ならこんなことはなかったのに。

78: >>75 なお造船業からはとっくに撤退している模様

77: 内装仕上げ中だったのかな 難燃性の素材使ってそうだけど、ペンキの溶剤にでも引火したのか?

87: >>77 頃合いだったのでしょう

86: 呪われてるんじゃね?

88:完成してよかったよかったとおもっていたのに。。。原因究明をしっかりとな

90: 重工は造船も航空も内部にあっちの草が入ってるよな。 航空系でトラブルがあるときもたいてい電気系統の配線絡み

93:またですか? 何考えてるんですか?

94: 三菱じゃないけど造船の求人はずっと出てるね 派遣の募集でも見たから素人が内装工事やってるんじゃね

95:整備した戦闘機の配線切られたり、つなぎ換えられたりも何度もされてるけど、何なのこの会社?

96: もう認めろよ  三菱重工には 豪華客船作るノウハウなんかない。

97: ここって武蔵を建造してたドック?

101:今は昔みたいにオール三菱じゃないんだよな。 作業員の大半が下請け孫請けで叩きまくり。 実際現場で作業している下請け孫請け曾孫請けの派遣社員で薄給で忠誠心は無い。 今は一線を退いたから今のこの現場は知らんけど、人を大事にしないと良いものは造れないよ。

103: 完全に後進国化してるからな

104: 溶接の火がとか言うけど、一度大火災を起こした会社の同じ場所土地の ドックで過失でまた同じよな間違いをやる訳が無いよ。厳しく工員や 現場の者は叱咤指導されたはずだ 以前でもそんな造船中の火事なんてそうは無かったんだから。

106: またかよ。これ韓国の敵対企業の工作員がやってんじゃねえのか。

111: 大失態だな 休日返上で突貫工事したのが裏目に出たか

113: またかよ。 また双子船の名前を入れ替えて竣工するの?

128: >>113 前回のダイヤモンドプリンセスとサファイアプリンセスはそうだったよね 今回はまだ姉妹船作ってないんじゃなかったっけ

116:また三菱で火事かよ 大損何度目だよ

119:可燃物のあるところで溶接してる時点で もうだめだね 全然わかってない

123: 死人がでなかったのが幸いだがここまで苦労するとはねえ 技術だけはパーペキな三菱造船始まって以来の難工事になったな

129: 船体はあっという間に完成したのに艤装にここまで苦労するとはなあ まあ、今回はボヤだから、納期の遅れはないが上層部真っ青だな

134: >>129 設備が焼けていたら、かなり遅れるだろうな 二番船の機械を持ってこれればいいが

ああいうのは専用設備、受注品だから1年くらいは納期が普通にかかる

133: 日本の造船業トップの会社がこれじゃあね…

136: 船舶建造保険っていくら出るんだろうね。 まさか入ってないってことないだろうからどれくらい儲けるんだろう ダイヤモンドプリンセスで300億でしょ?今回は・・・・

137: 何回燃えたら気がすむんや

138:日本のロケットは働いている人をスクリーニングして初めて成功したらしいけどな 造船じゃそうは行かないのかね 損害額を考えたらやるべきだと思うがな

2016316日と22日、三菱重工業が主要新聞5紙に掲載した全面広告が話題を呼んでいます。同社の製品群をカラーで紹介したものですが、建造の大苦戦が伝えられていたドイツ・AIDAクルーズ社向け客船「AIDA Prima」を完成(14日)させ、第2船を進水(21日)させたばかりのタイミングにもかかわらず、そのラインナップには「船」がありませんでした。 三菱重工は“客船建造をもう諦める”ということなのでしょうか。同社は、大型客船を建造できる日本で唯一の企業。「あきらめる」ということは、日本からその灯火が消えてしまうことになります。 建造中の火災、設計変更などによって1年遅れた「AIDA Prima」(125000総トン、乗客定員3300人)の引き渡し式は大方の予想通り、一般にも、記者団にも公開されないまま行われました。三菱は同船の写真とともに1枚のニュースリリースで、この「ヒペリオン(土星の惑星)クラス」と名付けられた「新生代の客船」をドイツ・ハンブルクへと送り出したのです。 船上にはAIDAクルーズ社のクルーほか、多くの造船所スタッフが乗り込み、“やり残した艤装”の仕事を続けながらの引き渡しでした。セレモニーが公開されなかったことに三菱の苦労ぶりが伺えるとの声もあります。 先述のように、建造にあたりさまざまなトラブルに見舞われ、引き渡しが大きく遅れたこの船。日本を代表する企業のひとつともいえる三菱重工で、いったい何が起きていたのでしょうか。2011年夏の受注契約から、引き渡しまで4年半。当初の納期から完成が1年遅れた理由について、同社では2回にわけてその原因を説明しています。 ひとつは2014年に説明された、「プロトタイプ(原型)建造に伴う困難」です。「新シリーズ船を初めから設計し、取り組む」という経験のない仕事だったために、AIDAクルーズ社向け客船2隻の建造工程が守れないことを明らかにしました。 もうひとつは2015年に説明された、「クルーズ客船の船室とそのほかの区画に関連する設計作業量が莫大であり、重大な設計変更がなされ、資材調達や建造の遅延に繋がった」。その損失は2013年以降、4度にわたって経理処理され、結局、これによる赤字は1860億円に膨れ上がっています。 この間、造船現場では、海外からの応援や未経験者を含めて4000人とも5000人ともいわれる下請け工を投入。さらに今年1月には3回にわたる不審火事件が発生。「現場の意識はずたずた」(長崎造船所の現場スタッフ)というなかで、苦闘が続いていました三菱重工は以前にも、「ダイヤモンドプリンセス」(2004年就航、116000総トン)という大型の輸出クルーズ客船を建造したことがあります。ただ、その経験を活かすことは難しい状況でした。「ダイヤモンドプリンセス」は今回の「AIDA Prima」と違い、すでに欧州で建造された原型(プロトタイプ)が存在。それを同社の長崎造船所・香焼工場の生産システムにあわせて設計しなおせばよかったため、「設計陣も完成船のイメージがしやすかった」とされています。そして、建造中に火災が発生したこともありましたが、出来映えには高い評価が与えられました。しかし三菱は火災事故に懲りたのか、それ以降、10年近く客船商談から撤退。このあいだに設計、建造経験のある現場要員が退職し、「『AIDA Prima』は事実上、“初めての客船”みたいなもの。さらに“プロトタイプを創る”という困難さ」に遭遇。大変な“難産”になってしまった、というわけです。 「AIDA Prima」の出来栄えについては、今年2月ごろからAIDAクルーズ社のウェブサイトで公表されていますが、18階建てのテーマパークが洋上に出現したかのような、目を見張る大型のアトラクション施設が満載されています。アトリウム、3階吹き抜けの多目的劇場。12の食堂、18のバー。最近の客船で流行しているリラクゼーション施設は、3100平方メートルの「BodySoul」区画として。さらにディスコ、カジノ、ビールの醸造所もあります。さらに、寒いヨーロッパの冬でもクルーズできるよう、最上階に大きなガラスドームを設け、その内部にはウォーター・スライダー付きのプールや、アイススケートリンクも備えています。もちろん省エネ、環境対策も最先端を目指し、空気循環によって船体を泡で包み水の抵抗を減らす「MALS」と呼ばれる省エネ技術や、LNG燃料を使えるようにするといった革新的な仕様を装備しています。 そうした運航性能に係わる部分について、造船所としては“手慣れた仕事の範囲”だったようです。工程が大混乱したのは、まさに“テーマパークを洋上に造る”かのような、アトラクション施設の設計や工作の困難さにあったといわれています。 この「造船の仕事では経験したことのない大型のアトラクション」と、またこの10年間で急激に進歩したIT技術を用いる船内LAN環境の整備などが“想定外の困難さ”で、「AIDA Prima」建造の混乱に繋がってしまったとされています。しかし、そうした「テーマパークのような客船」は、欧州の造船所ではどんどん造られています。なぜ三菱重工では、上手く進まなかったのでしょうか。このことについては「10年間の空白」、つまり「ダイヤモンドプリンセス」の火災以降、「社内でも客船受注の話など出せるものでなかった」(以上、船舶部門OBの話)という雰囲気のなかで、世界の客船におけるトレンドを見失っていたことが考えられます。 しっかりした建造準備体制を整えないまま、「過去の経験」をベースに最新トレンドへ取り組んだ結果だった、というわけです。また、このような準備不足を招いた原因について、かつて「事業部制の見直しなど、全社的な事業改革の号令」があったなか、「正確な市場調査や技術調査を行わずに、高付加価値船へシフトを」というムードで持ち上がって来た話だったという、言い訳めいた反省論も出ています。 日本の大型客船建造、このままダメになる可能性 前に述べたとおり、三菱重工は大型客船を建造できる日本で唯一の企業です。しかし今回のような混乱のなか、同社は今後も客船建造に取り組むのでしょうか。いま客船業界や造船業界において、それが大きな関心事になっています。 現在、日本のクルーズ客船は郵船クルーズ、商船三井客船、日本クルーズ客船の3社が、あわせて3隻を運航しています。しかし船齢はどれも20年を超えており、このまま新造されなければ「事業継続すら問われる」(クルーズ会社)ところまで追い込まれています。すでに業界内には、「2015年秋には三菱と郵船が建造に合意したが、この話は流れた」だとか、「海外の造船所との交渉に入った船会社もある」といった“未確認情報”も飛び交っています。 そして日本のクルーズ会社からは、「日本の客船は、テーマパークのような大袈裟な工事にはならない」、「(『ダイヤモンドプリンセス』の例にもあるように)客船建造の仕事は継続すること以外に成功しない」など、「日本の造船所による客船建造の灯を消さないで欲しい」との声も強く出ています。三菱重工は今後の客船建造について、「エンジニリング事業として位置づける」という考え方を示しているだけで、具体的な取り組み方針を示していません。 海運界は現在、また深い「不況の谷」へ差し掛かり、造船業界は深刻な受注難に見舞われています。しかし、ドイツのマイヤー造船所は2023年納期でディズニークルーズからの客船を受注したという情報もあり、記録破りに受注残を積み上げ、活況に沸いています。さらに中国のクルーズ市場は昨年100万人を超え、まさに伸び盛りにあります。こんな時期に日本は、クルーズ客船の建造から尻尾を巻いて逃げ出そうというのでしょうか。

4: テロする人種がまぎれてるからな。 やれやらだぜ

5: 不逞鮮人の放火により、妨害されたから遅れたんやんけ。一億臣民皆知っとるわ。

13: >>5 あれ 支那だろ あいつら軍艦の設計図も持ち出してただろ

7: 国内のクルーズ会社、需要自体が弱い マイヤー・ヴェルフトとフィンカンティエリの2強に割って入るのは難しい

8: 人が集まらず、資材も高騰する中で自腹を切って技術力を磨く三菱重工。 これって設備投資かな。

15: 下請け工5000人其の内ほとんど外国人だからそりゃ失敗するし 火事も出る。この件発注主は船代ただどころか何百億か金ももらって 船も手に入った状態だからな

18: 日本の造船の現場で技術と言うとテクノロジーより職人技という認識 肝心のテクノロジーは当の三菱重工が韓国に技術指導したのが現状を招いた大きな一因 貰うだけ貰ってあとはポイのホンダがやられて本田宗一郎が激怒したのと同じ 中国に対しても同じことしてるから後々どうなることやら 台湾で出張造船なんかがあるとケータリングで作業員に豪勢な食事がふるまわれたりこういうとこでも中朝台の違いははっきり出るみたい ゚)ノ と元造船業の同僚が言ってます

19:豪華マンションとか観ても酷い内装だよな。 結局、日本は、ありきたりの商品を効率よく作るだけの生産力しかないんだよ。

22: 致命的な大出血するなら、途中でキャンセルしたらよかったのにな 作った船はどこかに売れるだろうし

23: そりゃあ三菱長崎造船所の従業員が豪華客船に乗ったことなくて イメ-ジがつかめないから 会社を挙げてくる-ずに載せてやれよ

26: 船首はズムウォルトみたいにスラントはしてないけどほとんど垂直なんだな。これからはこんな感じの船が増えるんかね?

27: 造船でも北海道鉄道でも不祥事が多いけど、長い間の不況でベテラン職人を切り捨て若手を育てず派遣の安い賃金のバイトや外国人を一時しのぎで雇って、ベテランから若手への技術の継承が スムーズに行われないしわよせが事故につながったんだろうね。 安さと効率だけ求めて人間を大切にしないと大型バス事故みたいに頻繁に不祥事が起こる。 昔は日本ではありえないと外国を笑っていたのに。 オリンピックもあのざまだし、日本凋落の始めなのかな?

2016/04/25()

三菱重工業は25日、2016年3月期の連結純利益が前の期比40%減の660億円になりそうだと発表した。 従来予想していた18%減の900億円から減益幅が拡大した。大型クルーズ船2隻の建造が難航していることに関連して 特別損失を1~3月期で新たに508億円計上。通期での特損は1039億円に膨らんだ。 売上高は従来予想より540億円少ない1%増の4兆460億円に下方修正した。営業利益はエネルギー・環境部門の採算が改善し、5%増の3095億円と従来予想の3000億円からに 上振れした。同社の持ち分法適用会社で燃費不正問題が発覚した三菱自動車(7211)による業績予想への 影響については、予想に変更が生じる場合は「判明しだい速やかに知らせる」という。三菱重は業績予想の修正について午後1時半から都内で記者会見を開く。

 -ここまで-

 一連の記事をみていると、中国・韓国の工作員が三菱重工の中に潜り込んでいるのだろうな。5万トンのクルーズ船建造から降りたということは、確かに、もう、日本でこういうクルーズ船を造るということはないのだろうな。最後に、昨年コロナ騒動で名前の上がったダイプリは、三菱重工の製造だ。コロナ騒動で、ダイブリの所有者から三菱が痛い目にあったようだ。

 -ここから-

長崎クルーズ船の運営会社が日本に恩を仇で返してきたと判明 不誠実きわまる態度を貫く

2020/04/30()そこに第1当事者の姿はなかった-。三菱重工業長崎造船所香焼工場(長崎市香焼町)に停泊中のクルーズ船内で起きた新型コロナウイルス集団感染を巡り、乗下船歴など調査結果を公表する会見に、船の運航会社コスタクルーズは欠席。三菱重工と市は2時間半かけて説明したが歯切れの悪さは否めず、責任の所在はあいまいなままとなった

 三菱造船の椎葉邦男常務(長崎造船所長兼務)はクルーズ船を受け入れた経緯から説明した。コスタ社は新型コロナを理由に中国で予定した修繕ができず「当時大変困っており、救いを求めてきた」。修繕後も世界的な流行で出港先が決まらず、「長引けば感染リスクがあると考えていた」と明かした。船内感染が発覚した20日、コスタ社は最近の乗下船を「ない」と三菱や県に回答。三菱はそのまま発表したが、2日後、実際は帰国や買い出しがあったと訂正した。関係者によると、三菱はその後、乗下船データの公開や共同会見に応じるよう説得したが、コスタ社は抵抗。28日にようやく、わずかA4判1枚の声明文に簡単な集計表を盛り込むことを了承した。「時間がかかったが、やれることを精いっぱいやった」。会見で椎葉氏は交渉が難航したことをにじませた。

 感染発覚前に複数の乗組員が発熱していた情報は、三菱も把握していた。ただ契約上、船内の健康管理はコスタ社、工場の入門管理は三菱という役割分担。記者から「無責任では」と追及されると、椎葉氏は「船医の判断に介入できない」と理解を求めた。コスタ社は乗下船時に、三菱は工場入構時に検温や健康チェックを徹底したが、感染を防げなかった。結果責任を問う声に対し、椎葉氏は「やれる限りのことはやった。何を反省しないといけないかを、これから専門家のアドバイスを受け考えたい」と述べた。一方、コスタ社は声明文で乗下船について「日本の法律、三菱の手続き、当社のポリシーに準拠し実施した」と強調した。会見では欠席したことに批判が相次いだが、田上富久市長は「(理由は)コスタに聞いてもらうしかない。情報公開への考え方は国によって違う。今後も情報をやりとりする」と述べるにとどめた。同社日本支社は取材に「質疑には文書で責任を持って答える」としている。

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