2014年2月1日土曜日

まもなく戦争に駆り出される—と瀬戸内さん。

表題は、都知事選で細川さんを応援している瀬戸内寂聴さんの言葉だ。
 なにか、奇妙な。
 なにか、方向を違えているような。

 戦争というのだから、中国を意識しての言葉だろう。
 で。
 日本人にどうしろ—と言っているのだ?  瀬戸内さんは。

 白旗でもあげようとか。
 手でも振っていれば、中国軍がニコニコしてやってくるとでも。

 馬鹿な。
 中国人というヤクザ相手に、そんな道理や理屈が通用するわけがあるまい。
 乱暴されて殺されるのがオチであろうに。

 攻撃されるのなら、国土を守って、反撃するのが当たり前ではないか。
 なにを瀬戸内さんはトチ狂ったような言動を繰り返しているのだ?

 常識人とはとても思えない。
 もっと、冷静になって常識を働かせよ。

 以下、新聞から抜粋。

 細川候補だが、街頭ではすごい人気だし、もうひとつ、熱いのが文化人による支援である。

 ついには吉永小百合、菅原文太も支援に名乗りを上げて、賛同者リストには作家の瀬戸内寂聴、澤地久枝、作曲家の三枝成彰、作詞家のなかにし礼、脳科学者の茂木健一郎、アートディレクターの佐藤可士和、日本文学者のドナルド・キーン、女優の川島なお美、漫画家のさかもと未明、ジャーナリストの下村満子、画家の千住博など錚々たる顔ぶれが並ぶ。

 彼らが語る細川支援の理由を集めてみた。

 すでに瀬戸内寂聴氏は細川と一緒に回り、マイクを握って支援を訴えているが、 きのうは、こうした細川支援の文化人が一堂に会し支持を訴える場面があった。
 その声は本当に切実だった。

 「今度の選挙は東京都だけじゃなくて、これからの国の行き方が定まる選挙だと思う。
 細川さんは優雅な生活を16年続けてきたのに、やむにやまれぬ気持ちで、国民のためにもう一度、働きたいと出てきた。その勇気と努力、情熱に感激しました。
 このままの日本の政治で行ったら、まもなく戦争に駆り出されるんですよ。殺されるんですよ。

 そのことを誰も感じず、のんびりした顔をしてますけど、戦争を経験した私たちは心配でしょうがないんです。

 どうか自分だけの幸せ、自分だけのささやかな平安を望まないで、日本の将来がどうなるか、 あなたたちと子供がどうなるか、孫がどうなるかということを考えていただきたい」(瀬戸内氏) 


▲補足、感想など

 どんな錚々たるメンバーが応援しようと、おかしな議論はおかしな議論だ。
 非常識の塊—とでも言えばいいのかな。

 細川さんの、原発の話、東京オリンピックの話、中国との関連の話---どれもこれもおかしい。
 はっきり言えば、「非常識」であり、軽率な意見だとしかいいようがない。

 そして、細川さんを支持している瀬戸内さんの話も奇妙奇天烈だ。

 日本の国として、日本人として、これだけは譲れない線というか、矜持がある
 それを失ってまで、他国に(ここで言っているのは、中国であり、韓国ということだが)折り合り、譲歩する必要はない。

 攻撃してくるというなら、反撃するというのが当然ではないか。
 戦争という形となるか小競り合いとなるのかは分からない。

 瀬戸内さんの言っていることは、奇妙というかエキセントリックに聞こえる。
 それだけ、通常人とは感覚がずれているということであろう。