▲無責任---か。
まぁ、そうだな。
これはなぁ、と思う。
日本という国全体の「エネルギー源をどうするのか」「エネルギーをどこからひっぱってくるか」--という問題の一環なのだ。国全体のことだ。
そう捉えないと、問題の核心部分がぼやけてしまう。
先の大戦で、開始早々、日本軍が南進作戦を採用した理由を考えてもみよ。
1940年代であるならば、石油石炭しかエネルギー源がなかったのだ。日本のどこから石油がでる?
だから。
インドネシアあたりまで、日本軍が進出していったのだ。
それほど、エネルギー源というものは、「国家の命運を左右するほどのものなのだ」
その重要性というものを、日本のマスコミというものは、「軽く」みせようとしていると思える。
原発ゼロ—なんていう言葉を聞くと、筆者など「なにをいってんだ?」という気になる。
軽々に、こういう言葉を使うなよ。
なんどでも言いたい。
エネルギー源をなにに求めるか—ということは、「国家の命運」を左右するほとのことなのだ。
<ついでながら、民主党政権時に、外国から電力をひっぱってこよう--などという案が出されていたが、エネルギー源・食料源を他国へ委ねることはできない。国としての安全が脅かされるからだ>
今、様々な原発に代替するエネルギー源の開発、試行錯誤がなされている。
それでも。
実際に、「原発に代替する」ほとのエネルギー源が実用化されるまでには、これから数十年という時間がかかろう。
それまでに期間(数十年であるが)は、どうしても原発に依存する以外に方法がない。
そのことを直視しよう。
<なお、原発の再稼働について、規制委員会の承認という形をとっていることはいかがなものか。
原発の再稼働というのは、上で例示した先の大戦開始早々の「南進作戦」を採用するか否かに比肩するほどの、国としての大きな決断だ。
規制委員会では、これほどの決断をする重責に耐えることができないのだ。
だから、決断を後へ後へ伸ばしているのだ。
そのあたりを踏まえて、安倍さんは再稼働の決断にもっと関われ。
最終決断は安倍さんがするようにすべきだ。そして、規制委員会の責任の重さを少しでも軽くしてあげよ。
もう一度、大切なことを聞こう。南進作戦を採用するか否かを、委員会方式で決めたのか。
その職責の重さを、安倍さんは理解してあげよ>
<なお、原発の再稼働について、規制委員会の承認という形をとっていることはいかがなものか。
原発の再稼働というのは、上で例示した先の大戦開始早々の「南進作戦」を採用するか否かに比肩するほどの、国としての大きな決断だ。
規制委員会では、これほどの決断をする重責に耐えることができないのだ。
だから、決断を後へ後へ伸ばしているのだ。
そのあたりを踏まえて、安倍さんは再稼働の決断にもっと関われ。
最終決断は安倍さんがするようにすべきだ。そして、規制委員会の責任の重さを少しでも軽くしてあげよ。
もう一度、大切なことを聞こう。南進作戦を採用するか否かを、委員会方式で決めたのか。
その職責の重さを、安倍さんは理解してあげよ>
以下、新聞から抜粋。
安倍首相は、予算委員会で、原子力政策について「できるとの前提で、原発ゼロというのは無責任だ」と指摘したうえで、
原発への依存度を可能な限り減らしていく意向を示した。
安倍首相は「できるんだという前提で(原発)ゼロということは、まだわれわれは、それは言うことは無責任だと考えております。
最大限それ(依存度低減)は、チャレンジをしていく」と述べた。
また安倍首相は、法人税の実効税率引き下げを含む税制改革について、2月にも、政府の税制調査会で検討を始める考えを示した。
一方、安倍首相は、核持ち込みに関する日本とアメリカの密約に関して、「ずっと国民に示さずに来たのは間違いだった」と述べ、
過去の政権が密約の存在を否定し続けたことは、誤りだったとの認識を示した。
そのうえで、今後、核密約に関する安倍政権としての見解をまとめる意向を示した。
▲補足、感想など
ドイツも少し、方向の修正をしているようだ。
エネルギー源を 原発 → 他のエネルギー源 と、短時間ですることが難しいだめだ。
もう少し時間をかけよう--とするのは確かであろう。
筆者は、むしろ、原子力というものを「自家薬籠中」のものとしなければ、「人類の進歩」は難しいだろう—と考える。
先日の新聞で、核分裂で発生した「熱」を、「空気」で伝達するという原子炉が説明されていたが、こういうアイデアもあるのだな、と思った。<効率は劣っても、水による腐食・摩耗というようなことを考える必要がないということかな>
より安全な原子炉の開発にも、もっと積極的に傾注すべきだ。
あぁ、ついでに記事の後半部分の「核持ち込み疑惑」については、故ライシャワー駐日大使が説明していなかったかな。
アメリカの空母が、日本に寄港するたびに、核をどこかにおろしている—なんてことがあるわけはない--と。
つまり、日本人の誰もが知っていた「暗黙の了解」だったのだ。
当然、筆者も知っていた。
それを、民主党の岡田さんが、そんな古い・どうでもいいような話を「鬼の首をとった」ように、自慢げに話していたが、あれはなんだったのだろう。