▲いや、中国人が批判するとは思わなかった。
自分達が批判されている「元凶」とでも思ったのかな。
でも。
この掲示板、なんともしれぬ個人企業が運営しているのだぞ。
どうだ。
中国でも、こんなに自由に発言できる掲示板を個人で経営してみたらどうだ?
さぞかし、面白くなるだろうに。
タチマチ、国家としておかしくなるかもしれないな。
まぁ、誰が書いたのやら、どこまで信頼できるものやら分からぬものを----。
真正面から攻撃したって、誰もなんとも思いはしないだろうし----。
以下、新聞から抜粋。
9日に実施された東京都知事選において、元自衛隊航空幕僚長、「右翼の旗手」である田母神俊雄氏が60万票以上を獲得し、
本人でさえも意外であったほどだ。
日本メディアは、田母神氏はネット選挙の戦略と極右的な発言により、ネット右翼の人気を集めたと分析した。
ネット右翼とは、主にネット上で右翼的・保守的な意見を発信する人々のことで、他にも排他的な傾向を持つ個人や集団を指す。
朝日新聞によると、ネット右翼の多くは低学歴・低所得の若者で、ネットを好んで利用するという。
彼らは中韓を憎み、日本が韓国に支配されていると感じている。
彼らは右翼の観点にとって有利な、
確かではない「証拠」を集めることに熱中し、「陰謀論」を迷信している。
記者が日本のウェブサイトを閲覧したところ、ネット右翼がネット上の輿論を支配していることが分かった。
2ちゃんねるは、ネット右翼が結集する「砦」だ。
彼らは中韓両国に関するさまざまなことを必死になって軽蔑・攻撃し、
ナショナリズムの旗を高々と掲げ第二次世界大戦の歴史を否定し、南京大虐殺や慰安婦問題などを認める文献を「自虐史観」と見なしている。
また多くの親中派、中立的な立場を持つメディアを「売国奴」としており、鳩山由紀夫元首相も攻撃を受けている。
彼らは安倍晋三首相ら、日本の政治家による靖国神社の参拝、侵略などを否定する言行に強く賛同しており、
先ほどのNHK会長らによる慰安婦を否定する発言などを支持している。
法政大学のi教授はブログの中で、日本は確かに右傾化しており、ネット右翼の活動などが活発化していると指摘した。
i教授によると、ネット右翼などの排他主義は民族的な理由からヘイトスピーチを発信し、その勢力を強めているという。
弁護士のiも、日本の若者は景気低迷や就職難などの問題により、最も社会に反抗しやすく、
権威により自分を強く見せるという傾向に陥りやすいと指摘している。
これはファシズムの源であるのだが、これらの若者はそれを意識していない。
▲補足、感想など
なるほど、中国人も「戦後レジーム」という「朝鮮系の工作員による日本人洗脳工作体制」のことは、十分に理解しているのだな。
ただ、こういう大手掲示板という個人企業による言わば、「手の付けられない(検閲のしようのない)メディア」に苛立っているのだろう。
中国ならば、どうともなるのだが---と。
サーバーはアメリカにあるし、運営しているのは誰ともしれぬ個人企業だし---。
で。
この掲示板に書き込んだ連中を「うさんくさいやつだ」「信用ならないやつ」だ—とかしたい訳か。
で、上でふれた戦後レジームの工作員たる朝鮮系の大学教授とか、弁護士のなんたらの言うことを引用して、書き手を攻撃・卑しめているということか。
元々、大手掲示板なんて、誰が書き込んでいるやら、どこまで信じることができるものやら、さっぱり分からないものではないか。
誰がどこを信じても・信じなくても、それは「読み手の責任」だ。
だから。
中国人は、こんな掲示板に書き込まれたことなぞ、皆うそだろう—と思っていればいいこと。
まともに、反応するほうがおかしかろう。
しかし。
こういう大手掲示板が存在する—ということ自体が、「日本のガラパゴス化」の1つではある。
おそらく、世界には比肩するものがあるまい。
それは似たものはある。アメリカでもある。
しかし、ここまで内容深くまで書ける人間が、日本にはそれこそ数限りなく存在しているということをこの掲示板はあからさまにしている。
これなのだ。
日本の真の「恐ろしさ」「不気味さ」はここにあるのだ。
どんな国にも、数%のエリートというものは存在する。アフリカ最貧国であろうと中南米諸国であろうと。
世界では、上のエリート以外が単純にレベルが低いのだ。アメリカでもそうだ。
日本では、エリート以外の「非エリート達の知的レベル」が半端無く高い。
これこそが、「日本の最終兵器であり、最大の機密」だ。
いや、どこかへ話がいってしまった。
中国人も、あれこれ思うなら、中国でこんな自由にものが書ける掲示板をつくってみたらどうだ。
そこに、どの程度のレベルの文章が書きこまれるか---試してみるがいい。
日本と同程度の文章が書き込まれるなら、「中国の未来は明るい」よ。間違いなく。