2014年2月25日火曜日

名古屋暴走事件を見て—のとりあえずの感想。

数年前の秋葉原でのkなんとか—という犯人との類似点の高い事件だ。
 特に親と子供との関係が。

 名古屋の方はまだ詳細が分からない。
 分かっていることは。

 --ここから--

 父親は愛知県警の幹部で現在は一人暮らし。 知人によると非常に厳しい家庭で頭にケガを負い定職につけなかった。 父親から生活費を貰っていたという。

 --ここまで--

 厳しい父親、現在は一人暮らし—か。
 おそらく。
 勉強を強制 → 反抗 →家庭内暴力 →家族が出て行く →一人暮らし   という流れだろうな。

 勉強なんて、素質6割だぞ。
 頭の悪い子供に勉強を強制するくらいなら、そもそも頭の良い嫁さんをもらえ—てことだなぁ。

 いや、かっとなった。

 現在で記事になっていることを以下、抜粋。

 昨日、JR名古屋駅の歩道に車が突っ込み男女13人が重軽傷を負った事件で30歳男性が逮捕された。
 車での犯行にこだわっており、昨日午後2時ごろレンタカーを借り、約500mの場所で事件を起こした。
 車は次々と歩行者をはねて街路樹に激突し止まった。
 容疑者は「人をはねて殺すつもりだった、誰でも良かった」と供述していた。

 JR名古屋駅近くの歩道に乗用車が突っ込み13人が重軽傷を負った事件で、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された無職、大野木亮太容疑者(30)=名古屋市西区=が、 調べに「アクセルを思い切り踏み込んで歩道に進入した。ブレーキを踏んだ覚えはない」 と供述していることが、中村署捜査本部への取材で分かった。


▲補足、感想など

 核心は、「劣等感」なのだ。
 もうどうしようもないほどの---。生きていくのが厭になるほどの---

 子供を育てるということは、「リスク」と隣合わせだ。
 褒めりゃいいてものでもないし、けっとばせばいい—てものでもない。
 それこそ、子供の個性を見極めて、対応を考えていくしかない。

 記事では、「厳しい」とか表現されていたが—さて、どのようなものだったのかな。
 冒頭で、秋葉原事件のk某にふれた。
 kの家で、母親がkにどう対応していたのか—が掲示板に書き込みがあった。
 真実かどうかは定かではないが、まぁ、おおよそこんな感じだったのだろう。

 --ここから--

 ・宿題の作文は一字でも間違えたり汚い文字があると、原稿用紙丸々書き直し
 ・テレビは基本見せない。ドラえもんとまんが日本昔話だけ
 ・ゲームは土曜日に1時間。
 ・漫画&雑誌は論外。
 ・友達を家に呼ばせない
 ・彼女厳禁
 ・極寒の青森で下着姿のまま子を家の外に閉め出す。

 --ここまで--

 人間は覚える機械ではない。
 上で紹介したような「教育方針」というものが、子供の「生きる喜び」「学ぶ喜び」というものを奪っていると感じないか。

 また、上の教育方針など、中学生までしか通用しないことも分かるであろう。
 高校生ぐらいから、反抗 →家庭内暴力 とお定まりのコースを辿ることとなった。
 また、上の項目の中に「父親の影」がないことに気づくであろう。

 では、k某の両親はどう言っていたか—を新聞から転記しよう。

 --ここから--

 被告の地元、青森で行われた両親への出張尋問の 内容も報告され、両親がいずれも「なぜこのような事件を起こしたのか分からない」 などと述べた

 --ここまで--

 つまり。
 有体に言ってしまえば。

 --凶悪犯罪者の原因は家族が屑なケースが大半。 もしくは周りの人間が屑揃い ----

 いや、露骨過ぎる表現ではある。
 でも、上で紹介したk某の家族の対応など、とても両親が常識人であるとは思えまい。
 そこに、今、モンスターペアレントなる異様な父兄の存在が問題となっているが、それと同根であろう。

 いや、話がとんでもなところへ。

 この名古屋の暴走事件の具体的なことがわかっているわけではない。
 しかし、秋葉原での犯人であるk某との類似性が高いと思える。

 子供を育てる時、どこかで自分を客観的にみる目を持たなければ—常識人であり続けることを見失うようだ。

 そして、問われれば言うのか。

 --なぜ、自分の子供がこのような事件を起こしたのか分からない--と。