2014年2月16日日曜日

韓国人とは関わらないことが一番。

産経新聞の黒田さんの記事を読みながら、あぁ、黒田さんでもこうなるのか-と思った。
 でも。
 もう、「用韓」もへったくれもないな。

 旧ソ連の北朝鮮担当者がいみじくも言っていたコメントが鮮やかに思い出される。
 曰く、「朝鮮人という民族は目的のためには何をしてもいい—と考えているのだ。関わらないことが一番ですよ」-と。

 まさしく、その通りだ。
 韓国人、北朝鮮人とは関わらない、助けない、教えない。--これに尽きる。

 以下、新聞から抜粋。

 私は1970年代から韓国とつきあってきた。
 1971年夏、訪韓して、韓国の生活は語学留学、特派員生活を含め30年を越えた。
 今年で記者生活50年、その半分以上を韓国ですごした。
 日本で起きた韓流ブームには驚いた。
 日本人の間で史上初めて韓国に対する肯定的関心が高まり親近感を持ったからだ。
 これは革命的変化と言える。
 ところが韓流ブームが起きた日本で今回は反韓・嫌韓ブームが起きている。

 夕刊紙や週刊誌、月刊誌、単行本を中心に韓国を殴る反韓記事があふれている。
 ネチズン世界はさらに酷い。
 雑誌は反韓特集を載せれば必ずよく売れる。
 それだけ反韓記事に対する需要が多いということだ。

 私は年末・年初に五回も日本に行ってきた。
 講演、セミナー、テレビ出演のためだが韓国を嫌う反韓感情に驚いた。
 私は韓国で‘日本を代表する極右ジャーナリスト’‘妄言製造機’等と揶揄されているが、日本に行って韓国人、韓国社会の実状、対日感情など紹介すれば‘韓国についてとても融和的だ’‘韓国批判が不十分だ’‘親韓派になってしまった’‘黒田記者は韓国の対日工作員ではないか’等、逆の非難を受ける。

 テレビに出演した時は視聴者から「韓国は日本に反対ばかりする。大統領をはじめ世界のあちこちで日本非難に熱中している。
 そのように日本を嫌う韓国とは国交を断絶すべきじゃないか。黒田記者はどう思うか」という質問までされた。

 日本の人々の反韓感情は初めは韓国の執拗な反日現象に対する反発だったが、今は韓国に関する全てが気に入らないといった‘韓国たたき’が流行だ。
 ‘韓国は売春大国で強姦天国’とか‘不良食品があふれる国’‘お手洗いに行って手を洗わない男が多い’‘子供たちの自殺急増’‘サムスンも危険だ’等批判した本がベストセラーになっている。

 韓国では古くから‘日本の失敗は韓国の喜び’だった。
 それが今や‘韓国の失敗は日本の喜び’になったようだ。
 私はそういう風景をユーモアを込めて‘日本の韓国化’というが、このような日本メディアの低質化は見るにたえない。

 韓国人の対日感情は二重性がある。日本の人々は「昼は反日、夜は親日」と皮肉る。
 韓国に住む日本の人々は「新聞やテレビで反日ニュースを見なければ韓国生活はとても楽しい」と話す。
 メディアや政治、外交の反日は突出しているが一般国民は静かで日本に親近感も持っているからだ。

 私は日本で講演する時、韓国社会の多様な面を紹介しようとするが、最近ではこれも批判の対象になる。
 慰安婦問題をはじめとする反日現象は‘もう堪忍袋の緒が切れた!’という。
 それに対し「韓国は隣国だからできれば仲良くしなければならない」と言えば逆に「それが黒田妄言だ!」と非難を受ける。

 日本の反韓ブームはネチズンらの影響が大きい。
 反韓デモも‘ネトウヨ’がまず始めた。
 しかし、ここで指摘したいのが韓国のインターネット問題だ。

 実は近ごろ韓国の全メディアがネット情報を日本のために日本語で熱心に送っている。
 日本ネット市場で日本語ニュースで競争するので、日本の人々が関心を持つ情報が主な内容になる。
 結果的に反日情報が最も注目をあびることになる。
 このような韓国メディアの‘反日ビジネス’が結果的に日本の世論を強く刺激して反韓ブームに結びつけた。
 それなら日本の反韓ブームは韓国メディアの自業自得といえる。

 韓国の反日は昨日今日のことではないから韓国生活を経験して韓国に関心がある人々はその事情をよく知っている。
 ‘またやってるよ’と考えて‘免疫’を持っているが大多数の日本人はそうではない。

 インターネットに流入してくる反日情報に接する日本の人々は「韓国は一年中ずっと反日だ」「韓国は常に日本を困難に落とそうとする」「毎日毎日日本に対する非難、悪口が出回っている」と驚いて怒る。
 日本世論は韓国が歴史認識の一致という無理な要求をする国と見ている。

 それだけ金持ち強国になった韓国が現実とはほど遠い過去の歴史にずっと執着し反日運動に没頭することに日本の人々は首をかしげる。
 歴史認識に固執すれば外交がうまくいかないのは国際常識だ。
 
 日本のテレビでも似た質問が出たので、私は答えた。
 「韓国は引っ越せない相方だ。今回の機会に日本にとって韓国はどんな価値がある相手なのか考えてはどうだろうか。その結果により対処すれば良い。」

 最近、ある韓国の新聞社説に‘用日論’という言葉出ていた。
 国益次元で日本を利用し活用すれば良いという意味だ。
 言ってみれば実用外交をしようということだ。

 この記事を念頭に置きながら私は東京であったセミナーの時「私たちも‘用韓論’でいこう」と言った。
 日本世論に韓国の価値を問いながら韓国を利用、活用する実用主義外交をしようという呼び掛けだった。

▲補足、感想など

 いや、記事に「黒田妄言」という言葉があぅたが、それに近いだろうな。
 まぁ、黒田さんは、戦後レジームの一部でもあるし、韓国不要論を唱えることもできないということだろうな。

 さすがの黒田さん、産経新聞がどう書こうと、もう用韓—とかには絶対にならない。
 いいではないか。
 お互いが嫌っているのだ。今後、互いに百年ほどそっぽを向いていれば。

 こうなることは、一昨年、李元韓国大統領が、「天皇陛下侮辱発言」をして以来、決まっていたことだ。
 筆者は、このブログで天皇陛下侮辱発言があった後、「もう、日本と韓国はいくところまでいくしかない」「賽は投げられたのだ」--と書いた。

 こうして、日々いくところまでいきつつあるのだ。
 そこでは、もう、「韓国人には関わらない、助けない、教えない」という世界だ。

 また、韓国からの人間の移動、留学生、帰化なども制限すべきだ。
 韓国からのビザを復活させよ。

 また、日本での韓国籍の人間の「教師」への採用を制限せよ。
 公務員への採用について、外国籍の人間を制限せよ。