▲はっきり言って、中国語は欠陥言語だ。
英語になりかわって、ないしは、同等程度に世界で使用されることはありえまい。
こういうことを言うと。
中国人が、感情を絡めてなんだかんだというだろうな。
でも。
合理的、科学的に考えてもみよ。
1.文字が複雑すぎて、記憶するのに時間的・能力的に負担がかかる。
2.文字の複雑さのわりに、こまかいニュアンスが伝わらない。
3.発音が難しい。
このくらいかな。
実際に今の中国人に識字率を見てみよ。
せいぜい40%程度であろう。
中国という国は、人口の半分以上の「文盲」を抱え込んで発展がどうたら、gnp
がどうたら言っているのだ。
国民の半分以上が文盲というのは、大きな負担であろう。
発展するためのブレーキ要因といっても間違いではあるまい。
その文盲となる理由の一つが、「文字の複雑さ」であろう。
そして、中国人の英語への傾注は、中国語が本来的にもつ「欠陥」を英語で埋めようとする努力であろう。
つまり、中国語と英語を習得して始めて、大学・大学院レベルの教育が可能となる—という意味なのだ。
以下、新聞から抜粋。
現在、世界で最も通じる言語といえば、英語である。しかし、ネイティブ言語というくくりで考えると13億人の人口を抱える中国の言語、中国語がダントツ。
中国は経済成長を遂げ、国力や世界への影響力が大きく高まったが、中国語も将来英語の地位を脅かすような「世界の公用語」になるのだろうか。
中国メディアは、「21世紀、中国語は英語に代わって世界で通用する言語の地位を獲得できるか」と題して掲載。
文章はまず、ネイティブ話者の数では、中国語の半分以下である英語が世界で通用する言語になり得た背景について分析。
中世の大英帝国による世界規模の植民化、産業革命を成し遂げた経済力、文化的な影響力に加え、英語が持つ「簡単で学びやすく、流動性も大きい」という言語的な特徴を挙げて説明。
そのうえで、「では今、中国語は英語に代わり得るだろうか」と問題提起。
これまで他地域を植民化してきた歴史を持たず、今後も不可能であるとする一方で、「中国はすでに世界第2の経済規模になっており、2030年には追い越す」と説明。
経済力の強化に伴って文化的な影響力も、必然的に世界を席巻する。
また、世界に散在する中華系移民も、中国語の「世界の公用語」化を助ける存在として挙げている。
また、中国語が持つ「唯一の欠点」として、習得の難易度が高いことを指摘。
しかし、1つの文字で意味を示すことのできる「世界で最も簡潔かつ、流動性の高い最強言語」であるゆえ、学習ツールや学習理論が進歩すれば、そのハードルは大きく下がるはずであると論じた。
そして、すでに英語がグローバル言語の地位を獲得している中で「今世紀中に中国語が英語にとって代わる可能性は小さいが、並び立つ可能性はにある」と結んだ。
確かに中国語は、日本や朝鮮半島を含むアジア地域に広く浸透し、日本語や韓国語のように中国語の影響を強く受けた言語も存在する。
しかし、英語に比べてその地域性は限定されており、「植民化をしない」という前提において、これから英語に比肩する影響力を持たせようとなると、並々ならぬ戦略や計画と積極性が必要だ。
しかし、積極性が強すぎると容易に反発が起きる。
しかも、英語がわずか26文字を覚えれば済み、習得しやすいという特徴を持つ以上、今の英語のように中国語が用いられる日が来るとは考えにくい。
▲補足、感想など
まぁ、中国人が「夢のような」話をしている—とでも聞いていればいいこと。
冒頭でふれた。
国民13億人の半分以上が「文盲」という状態で、なにが「英語になり替わる」か。
お笑いであろう。
しかし。
この「お笑い」の根底にあるのはなんなのかなぁ。
中国共産党が仕掛ける「中国人愚民化政策」というものが根底にあるのではないのかな。
アホほど、統治しやすい—てなことを習近平さんあたりは考えるのだろう。
余り中国人が賢くなってもらっては困るのだ。
だから。
ほどほど賢ければいい---。それ故、識字率40%なのだ。
ちょいと、中国共産党による「中国人愚民化政策」の内容を見てみよう。
--ここから--
■中国共産党の愚民政策
例えば日中戦争だ。中国は日本に戦闘で勝利したかのように、中国の人々に信じ込ませている。だが日本軍が八路軍(現在の人民解放軍)に戦闘で負けたわけではない。
八路軍は、せいぜいゲリラ的な攻撃をするだけで、逃げ回っていたというのが実情であった。
中国共産党の
英雄的叙事詩として描かれている長征も同様だ。
実態は、蒋介石率いる国民党軍の包囲と攻撃を逃れるため江西省瑞金から陝西省延安
まで1万2500キロメートルの逃避行であった。
江沢民時代に行われた反日教育も、中国共産党一党独裁の正当化にその目的があった。
いま習近平政権は、国民の批判をかわすために共産党幹部の汚職・腐敗追及に熱心であるかのように装っているが、国民の強い批判をかわすためのトカゲのしっぽ切りに過ぎない。
そもそも中国で高級官僚や党幹部に腐敗・汚職が蔓延しているのはなぜなのか。
その元凶が中国共産党による一党独裁体制にあることは明白だ。
この体制の根本的転換を図ることなしに、汚職・腐敗の根絶などあり得ない。
毛沢東の指導によって行われた大躍進政策では、その失敗によって飢餓によるだけでも4000万人以上が死亡したと言われている。
同じく文化大革命は、中国全土に大混乱をもたらし、無法な弾圧や殺戮が横行した。
まさに中国共産党の暗部とも言える歴史である。
だがいまだに毛沢東の肖像画が天安門に掲げられている。
毛沢東批判は、中国共産党批判に直結するからだ。
中国は、日本に向かって「歴史と正しく向き合うべし」と言う。
それこそ天に唾する発言だ。
歴史の偽造や正当化は、彼らが“愚民”と見なす人々によって見抜かれ、裁かれる時が到来することを、中国共産党はいずれ身をもって知るときが来るであろう。
--ここまで--
-- 歴史の偽造や正当化は、彼らが“愚民”と見なす人々によって見抜かれ、裁かれる時が到来することを、中国共産党はいずれ身をもって知るときが来るであろう。
--か。
いや、だからこそ、中国の識字率が40%なのだ。
国民の半数以上が「文盲」という重しを抱えながらヨタヨタ進んでいるのだ。