▲日本の右傾化の、左傾化の—とうるさいことだ。
自国の国土を自分の手で守ろう-という至って当たり前のことをしているだけだ。
そもそも、根源的な問題は、日本という国の隣に、英国の産業革命に実に200年も遅れるというドン臭い国家があることだ。
このドン臭い国=中国は、なにもかも200年遅れで、今になって「帝国主義」という錆びた刀を振り回そうとしている。
いかに大人しい日本人でも、200年遅れのトンチンカンが錆びた刀を振り回して飛びかかろうとしている時、自分で自分を守ろうとする等当たり前ではないか。
日本の現状は、右傾化も左傾化もない。
このトンチンカンから、自分を守ろうとする正当な防御行為だ。
以下、新聞から抜粋。
沖縄県の尖閣諸島を巡る日本の対応を巡り、アメリカの有力紙が「日本の右傾化」と題する記事を掲載した。
駐米大使は寄稿し、多くの国民は現在の日本の安全保障体制の維持を望んでおり、右傾化しているという指摘は大げさだと反論。
沖縄県の尖閣諸島を巡る日本の対応を巡り、ワシントン・ポスト紙は、21日付け、「日本の右傾化」と題して中国との対立から日本国内で自衛隊の役割強化や憲法改正を巡る議論が起きているという記事を掲載。
駐米大使は「ハフィントン・ポスト」に反論文を寄稿
「尖閣諸島の国有化は他に譲渡されるのを 防ぐための措置で、島を平穏かつ安定的に維持・管理する方針に変わりはない」と。
そのうえで、大使は「国民の70%が日本の現在の安全保障体制の維持を望んでいる。国民の不満を背景に、日本が近隣諸国により強い態度に出ようとしているというのは、 大げさな話だ」と反論。
尖閣諸島を巡っては、中国の新聞や台湾当局がアメリカの有力紙に領有権を主張する全面広告をそれぞれ掲載するなど、アメリカのメディアを舞台に対立が続いています。
▲補足、感想など
英国の産業革命に100年も遅れるなんて、日本・日本人も確かにドン臭い国であり、国民ではある。
しかし、この世界には、日本人よりもっともっとドン臭い・ノロマな・トンチンカンな民族・国家が一杯あるのだ。
その例が、日本の隣にある中国であり、朝鮮半島、その他、東南アジアの諸民族だ。
国家として、民族としてtake off できるかどうか—ということには、様々な条件とがあって、単に頭脳の良し悪しというだけの問題ではない。
日本人は、アジア周辺では、飛び抜けて早く覚醒した民族であり、それ故に先行することができた。
中国も上で200年遅れと書いたが、アジア全体から見れば、そう遅いという訳ではない。
ただ、中国という国家・民族は、中華思想の化物のような国・民族であり、上層部がお金をもつことで、自国の・民族としての立ち位置を見失ってしまった。
そこに、古めかしい「帝国主義」というものが復活したのだろう。
帝国主義と書いたが、それは、英国がインドを植民地とした・フランスがインドシナ半島を植民地にした—というような話では最早ない。
それでも、自国の領土を拡大したい—というミニ帝国主義という妄想を抱いたのであろう。
まぁ、20世紀前半、日本もそう思ったのだから、中国が同じようなことを思うのも無理からぬことではある。
日本といい、中国といい、どんな民族も驚くはど類似したコースをたどるのだな。
そう考えると、日本の20世紀前半での帝国主義的な欲望は、太平洋戦争というものに結びついた。
この中国の抱くミニ帝国主義的欲望は、どうやら、アジアでの周辺諸国との戦闘というものに結びつかざるを得なくなりそうだな。
これは、と思う。
日本は自衛隊の国防軍への昇格、海保、海軍の増強をせざるを得まい。
新型の軍艦、原潜などの建造を実行せざるをえない。
これは、丁度100年前の歴史を繰り返そうとしているということなのだな。
人間としての・民族としての欲<よく>というものは、100年前の歴史を繰り返させようとしている。