▲オリンピックでは、政治運動はできない。してはならない。
今年の夏、ロンドンでのオリンピック、サッカーでの試合後、政治的なプラカードをもって掲げ走った—ことに対する国際サッカー連盟の判断が下される。
おそらく、韓国チームのメダル剥奪であろう—と思える。
この判断が正しいものと思える。
以下、新聞から抜粋。
国際サッカー連盟(FIFA)は、FIFA本部で賞罰委員会を開き、 五輪で竹島に関するプラカードを掲げたサッカー韓国代表MF朴鍾佑(パク・ジョンウ・23)の懲戒や制裁レベルを決定する。
この決定は、国際オリンピック委員会(IOC)に通知され、最終的な懲戒を定める基準となる。
パク・ジョンウは8月11日、英国ウェールズカーディフのミレニアムスタジアムで日本と韓国のロンドン五輪男子サッカー3位決定戦が行われた際、 韓国が2-0で勝った後、観客から渡された「独島はわれらの領土」と書かれたプラカードを掲げた。
このパフォーマンスが五輪憲章に違反する可能性があるとして、問題となった。
韓国メディアは、「パク・ジョンウ、独島セレモニーの銅メダルが5日に決まる」「FIFA賞罰委員会、明日パク・ジョンウ審議」と題し、 ロンドン五輪で “独島セレモニー”を行ったパク・ジョンウが制裁を受けるか否かが5日に決まる。
IOCはパク・ジョンウのパフォーマンスが政治的行為を禁止するオリンピック憲章50条に違反する可能性があるとして、FIFAに真相調査を指示し、 パク・ジョンオのメダル授与は保留となっている。
大韓サッカー協会はパク・ジョンウが観客席からプラカードを渡され、受け取ったという偶発的な状況だったという点をFIFAに伝えた。
この行為は意図したものでない上、プラカードがハングルで書かれたために受け取っただけであり、政治的な意図もなかったと強調している。
韓国メディアは、IOCの制裁は軽い警告ではないかとみられるが、最悪の場合にはメダルはく奪に至る可能性もあるとし、 ただその決定を静かに待つしかないと伝えた。
▲補足、感想など
冒頭でもふれた。
これはメダル剥奪であろうと思える。
なぜか—と言えば。
オリンピックという世界的な大会における行動は、個々の事情等を考慮することができない—というか、考慮してはならないからだ。
判断基準はたったひとつだ。
オリンピックの場で、政治行動をしてはならない—という一点だ。
だから、記事にある韓国のナントカいう選手の行動が「政治的行動」として観客に、サッカー連盟の理事達に見えたかどうか—が分かれ目だ。
写真として明確に残っている以上、これは政治的な行動と言わざるをえない。
だから。
韓国チームのメダル剥奪—という結論となる。
従って、4位のチームが3位に上がるということとなる。
この筆者の推定は、9割以上の確率で正しいものと思える。