▲中国人が資本主義経済を語ると奇妙な感じとなる。
なぜなのだろう。
中国人には、「資本主義」というものが本当には分かっていないのだろう。
だから、ピントのはずれた表現となり、奇妙な行動となる。
まぁ、いい。
核心が分からない人間になにをいっても無駄なこと。
事実が、真実のことを告げるさ。
以下、新聞から抜粋。
尖閣諸島をめぐる対立が、日中の経済関係にも影響を及ぼしている。
日本経済新聞によると、日本の対中投資と生産活動が鈍化し、2012年7―9月、 日本企業の中国企業を対象にした合併・買収件数は4―6月比で75%減、合併・買収額は約70%減少した。
中国汽車工業協会(CAAM)が発表した9月の日本車の販売台数は、前年同月比40.8%減。
政治的動揺が日中経済の先行きを不透明にしている。
両国が今後取りうる行動に世界の注目が集まる。
中国商務部の主任は、まず政府は既存のルールの範囲内で日中の経済交流を処理すべきとし、市場の力を使って日本政府への根回しをすることを提案。
さらに、「緊張が続けば、日本企業の中国での投資コストが上昇し、競争力が低下、 経営に影響する。
そのため日本企業が日本政府を説くだろう」と推測。
国民感情が傷つけば、消費者の選択に影響するのは間違いない。
多国籍企業が地元政府やコミュニティとの関係を処理するコストも想定外に増えるだろう。
日中関係の悪化に伴い、投資や生産拠点を東南アジアなどに移転するなど 「脱中国」を加速する現象が日本企業でみられることについて、 馬氏は「労働集約型投資を東南アジアに移転する可能性はあるが、
完全に中国市場に代わることはできない。
中国市場には将来性、インフラが成熟、人的資源が充実しているだけでなく、 日本の在中投資の多くは産業チェーンを形成しており、大規模な移転はできない」と述べた。
日本企業は中国にコア部品を輸出し、中国で最終製品を組み立て、再輸出して日本で販売する生産体制をすでに構築し、 中国を中心とした外需で内需の不足を埋める経済パターンを形成している。
中国商務部の研究員は、日本企業の東南アジア移転は中国経済に打撃はなく、 元切り上げ圧力を緩和することができる。
一部の製品は中国からの対米輸出として計上される」。さらに、「日本の『迂回』貿易性質の投資が中国から移転すれば、中国の貿易黒字による人民元切り上げ圧力は大幅に緩和される」とし、 「中国の他産業や国内資本が日本資本の穴を埋めるのは難題ではない」と主張。
▲補足、感想など
え---と。
記事は、なにを言っているのかな。筆者には理解できない。
記事中の中国人の言っていることを、分かる範囲でまとめてみよう。
あ、市場の力を使って、日本政府へ根回しをする。
→なんだろうな。この意味? 中国で日本製品を買わなければ、日本企業が日本政府へ泣きつくだろう—とかの意味かな。
ここらだな。核心は。
中国人には、企業というものが、皆、国営だと思っているのか。いや、私企業という形だけで、いざとなると国がバックに立つような形なのだろう。
日本ではそんなことはない。
い、日本企業の中国脱出の動きに対して、中国人は次のように説く。
---労働集約型投資を東南アジアに移転する。完全に中国市場に代わることはできない。
中国市場には将来性、インフラ成熟、人的資源が充実、日本の投資は産業チェーンを形成しており、大規模な移転はできない---と。
また、---日本企業は中国にコア部品を輸出し、中国で最終製品を組み立て、再輸出して日本で販売する生産体制を構築し、中国を中心とした外需で内需の不足を埋める経済パターンを形成—と。
う、日本企業の中国脱出の動きに対して、また。
---「日本の『迂回』貿易性質の投資が中国から移転すれば、中国の貿易黒字による人民元切り上げ圧力は大幅に緩和される」----と。
→一応まとめてみたが、中国人の言っていることがピンとこない。
対して、日本の企業はどう行動しようとしているのか、掲示板から拾ってみよう。
--ここから—
□うちの会社、大手の工業系だが
中国撤退の話が出て 来月の会議で結論が出そう
本部長から聞いた話だと、撤退の可能性大だとさ
で東南アジアのある国と調整に入ってるそうだ
□おれはつい昨晩までタイ北部にいたんだが、日本企業の進出が凄いと現地の人に聞いたよ。
物価も人件費(最低時給が50円)も安いし日本の数倍の国土で人口は半分程度だし、反日ではないし立憲君主制で政府が外国人登用をガンガンする国だし。
天災リスクはあるが中国よりはるかにマシだわな
□まるで幼児みたいな嫌がらせで日本が屈服するとでも思ってのかしら
軍事恫喝や通関妨害など過去にはレアアース対日禁輸までしたよね
これらを世界がすべて共通認識として捕らえている。
どこまで日本に甘えているのやら、中国をここまで発展させたのは間違いなく日本のODAと技術と企業資本のおかげだろう、
日本以外に中国を発展させた国があるか?あれば聞いてやろう。
日本以外に中国を発展させた国があるか?あれば聞いてやろう。
この裏切り者、情けない人民、日本人はあきれているよ。
--ここまで—
さぁ、どうだろう。
書き込みが真実かどうかは分からない。
ただ、記事の中国人研究員がいっているように、「移転は不可能」というようなものではなさそうだ。
日本企業が、おおっぴらに「中国脱出」ということを広言はしまい。
しかし、資本を少しづつ移転させたり、日本人従業員の家族を日本へ移動させたりしながら、目立たないように行動していくだろう。
数年経ったら、「アレいつのまに--」ということになりそうだな。