▲白川日銀総裁が来年4月に任期満了となる。
そこで、安倍さんは新しい日銀総裁を迎えるようだ。
筆者も賛成だ。
震災の本格的な復旧、コンクリートの強靭化などにお金を掛けるべきだと思う。
今のどこかの個人の家の家計と、国としての会計を意図的にごっちゃにしたような議論は、国民をミスリードさせるための陥穽ではないか-と思える。
以下、新聞から抜粋。
自民党の安倍総裁は、記者会見し、 白川方明日銀総裁の金融政策について「思い切った量的緩和を行っていくべきで、 今までの対応は不十分だ」と批判した。
また白川総裁が来年4月に任期満了となることに関し「わが党が政権を取っていれば、(新総裁には)政府と協調してデフレ脱却のために大胆な金融緩和を行う方、2~3%のインフレターゲットを持ってもらえる方が良いのではないか」と。
▲補足、感想など
核心は、安倍さんの次の文言だろうな。
--デフレ脱却のために大胆な金融緩和を行う方、2~3%のインフレターゲットを持ってもらえる—
今の国の借金がいくらだ、いくらだ—という議論(国民をミスリードしているのだろう)はもう聞き飽きた。
(日本という国は借金も多いが資産もそれ以上に大きい国なのだ)
(日本という国は借金も多いが資産もそれ以上に大きい国なのだ)
それよりも大事なことは。
冒頭でふれたように、東日本大震災の復興のスピードアップ、コンクリートの耐用年数間近であることからの強靭化なのだ。
これらの工事に費やす費用は、そのまま日本のgnp を押し上げる。
年に10兆円をかければ、2パーセント、日本の経済成長率を押し上げる。
円が潤沢に国の中を回り始めれば、円安の方向に相場は動く。
円高が多少でも円安の方向へ振れれば、日本国内から輸出がしやすくなる。
そのためには、どうしても来年度の予算は、安倍さんのもとで決めなくてはならない。
そこで、年内の衆議員の解散・総選挙が必要だと逆算すれば—まぁ、そうなる。
あれ、日銀総裁に新しい人を—という話とはそれてしまった。
まぁ、上のような話に協調してもらえるような方に日銀総裁になって頂きたい。