▲習近平国家主席が追い詰められている。
さぁ、瀬戸際から一層瀬戸際へ。
日本人はただ、じっとそれを見ていよう。
以下、新聞から抜粋。
日本の安倍首相が訪米の途についた。
今回の訪米は日米同盟の強化、
TPP交渉への参加の前提条件などが議題とされるが、
安倍氏は訪米前の米メディアのインタビューで、中国を歪曲し、攻撃する発言を行った。
中国外交部の報道官は対して反駁を行ったほか、説明を行うよう日本側に要求した。
上海国際問題研究院アジア太平洋研究センターの主任は「安倍氏の説明は、
米国の世論を惑わして日本外交の『苦境』に注目させ、米国を悪事に引き込む狙いがある。
安倍氏はタカ派で、侵略戦争の犯罪行為を反省しておらず、軍国主義の戦争を発動して国内問題から目をそらさせるとの手口で中国を攻撃。
小人の心をもって君子の腹を探るとはこのことだ。
安倍氏は尖閣諸島をめぐる中日紛争のエスカレートを煽り立て、利益を得た人物だ。
彼自身中国との衝突だけでなく、ロシア、朝鮮、韓国との領土や歴史の衝突の中で打ち固めたのだ。
最終的に中日関係と地域の平和の破壊という代償を支払うことになるだろう」と指摘。
安倍氏は今回の訪問によって「日米が堅固な同盟関係を回復したことを明確に世界に示す」と表明。
米戦略国際問題研究所(CSIS)で「Japan is back」と題する講演を行い、日米同盟重視の姿勢を明らかにする。
日米同盟は民主党政権期に普天間飛行場移設問題のために弱体化した。
就任後「日米同盟は日本外交の礎であり、強固にしなければならない」と表明している。
安倍氏の今回の訪問では釣魚島紛争、朝鮮の核実験などの問題も議題になる。
こうした問題において、日米双方の立場は完全に一致しているわけではない。
釣魚島紛争では、安倍氏は日本支持の再確認を望んでいるが、米国は緊張をエスカレートさせず、中国側と対話を再開することを日本に望んでいる。
核実験問題では、米国は韓国との関係を改善して、ミサイルや核の脅威に対する統一戦線を築くことを日本に望んでいる。
訪問の重点の1つは、
アジアで強大な米国のプレゼンスを維持することで、「不測の事態」が生じた際に実効性ある抑止力と援助を提供してもらうことにある。
だがオバマ大統領は同盟関係の強化を必要とする一方で、中国との健全な関係の発展も必要としている。
米国の学者は
「日本の新政権は日米同盟の強化を望んでいるが、米国の注目するTPPや在日米軍基地問題で日本が譲歩できるかどうかだ」と指摘。
訪米はTPP参加に関する新たな論争を日本の与野党に引き起した。
TPPへの参加を求める議員連盟の設立準備を進める一方で、自民党内では党員230人余りがTPP参加の即時撤回を求める会を設立した。
安倍氏は、今回「TPP交渉参加の前提条件をまず確認する。関税の保護を受ける具体的な農産物リストに関する交渉は行わない」と表明。
安倍氏はこの問題について7月の参院選前には決断しないとしている。
今回安倍氏には次のような思惑がある。
第1に、取り入って関係を改善する。
日米関係は民主党政権の『脱米入亜』、によって冷却化した。
自民党はこの状況を転換させようとしている。
第2に大きな手みやげを持っていき、懸案を解決する。
日米両国間には近年、解決困難な懸案がいくつかある。
例えばTPP問題では、経済界は積極的な姿勢だが、自民党としては承諾が難しい。
このため安倍氏は米国産牛肉の輸入規制を緩和することで、
TPP交渉参加表明を延期することへの理解を求めることを決めた。
安倍氏は米側に集団的自衛権の解釈見直しのメッセージも伝える。
第3に見かけだけ立派な旗を掲げて、支持を得る。
中日関係の改善は安倍内閣にとって重要な外交課題だが、
安倍氏は米国の支持を得て、交渉のカードを増やした後に、中国とつきあおうとしている」と指摘。
普天間問題が解決されなければ、日米同盟の絆を取り戻すのは恐らく難しい。
中日関係については、やはり誠意があって初めて改善が可能になる。
他国の助けを借りるのは、結局得策でない。
安倍氏の訪米が所期の目的を達成するのは困難と思われる。
▲補足、感想など
ふ~ん。
頭のいい人だなぁ。
でも、中国人らしい横柄さと上から目線がどうにかならないか。
この記事の核心には、日本という国は絶対に中国が必要なのだ—とかいう意識があるのだな。
また、反対に中国は日本の技術とか資本がなくてもやっていける「筈」--と思っているということか。
まぁ、ついでながら、中国人の書いた文章を読むと、どうしても「情」の部分をいれずには書けないのだな。
客観的な記事とかが書けない—ということか。
こういう記事を読んでいると、中国人と日本人の根本的な違いのようなものを感じる。
日本人は筋が通らぬことが嫌い。不合理なことが嫌い。
中国人は、筋が通ろうが通るまいがどうでもいい。要はどっちが儲かるねん。どっちが得やねん—と考えるということだ。
アメリカ人は、まだ、日本人に近い考え方をする。
だからこその「日米関係」なのだ。
中国人は、すべての人間というものは、どちらが「得」か—で生きている筈と思うのだな。
まぁ、お好きにすればいい。
日本人は折れないよ。
尖閣諸島は日本の領土だ。日本と中国との間に領土問題は存在しない。