2013年2月28日木曜日

原発の再稼働—もうじきか?


甘利さんが、原発の再稼働に積極的な発言をしている。
 時期は明言していないが、それほど遠い期日でもなさそうだ。
 筆者は、両手をあげて賛成する。
 エネルギーを安定的に供給することの大事さをもっと直視すべきだ。

 原発に代替するエネルギー源をみつけることは容易ではない。
 とにもかくにも、安全が確認された原発につき、順次、再稼働すべきであろう。

 また、再稼働につき「責任問題」となる可能性がある。
 それは安倍首相が「全責任」を負って、「再稼働の決断」をすべきと考える。
 委員会方式では時間が,かかるし、なにか問題が発生した時、一委員は、その責任を問われるのが怖いのだ。
 原発の再稼働の実行のスピードを上げるには、安倍首相が「全責任を負う」という形が一番望ましい。

 どこからエネルギーを確保するかという問題は、国家の命運すらも左右するものだ。
 先の大戦の時、開戦早々、南進作戦を採用した理由を考えも見よ。
 国家の命運を左右するほどの「決断」は、最高責任者である「首相」が行うべきだし、国民の誰からも文句のでない「聡責任者」であるからだ。

 以下、新聞から抜粋。

 甘利明経済再生担当相は28日、関西経済連合会の森詳介会長(関西電力会長)と都内で懇談し、 エネルギー政策について「成長戦略の大前提として低廉で安定的なエネルギー供給が極めて大事」と指摘した上で、 「安全が確認された原発については速やかに再稼働させる方針はしっかりと掲げていく」との考えを改めて示した。 


▲補足、感想など
 冒頭で安倍首相が決断すべき—と述べた。
 これは、別に甘利さんが力不足だ—と言ったわけではない。

 国家の命運をも左右するだけの「決断」は、安倍さんが行うのが筋だし、聡責任者・国の指導者として、当然の「役割」だと思うからだ。
 是非、早急に甘利さんがお膳立てして、安倍首相が決断する—という形を整えて頂きたい。