▲中国がいよいよ追い詰められている。
さかんに安倍さんを狙った攻撃をしかけてくるが、どうも、「中国人のうめき声」にしか聞こえない。
どこに核心があるのだろうか。
恐らく、昨年の夏ごろか。
習近平国家主席が、反日騒動を起こした時考えていたのは、「中国はgdpで日本を追い越した。最悪、日本の資本・技術がなくなってもやっていける筈」と考えたのだろう。
そして。
この反日騒動の結果、日本からの観光客の8割減少、日本企業の中国からの資本の流出、アメリカが日本の側に立つことを明確に表明する—と、今の時点で日本の資本・技術を失った場合の「損失の大きさ」というものにやっと気が付いたのだろう。
まぁ、日本に向かって謝ればいいのだが、中国人はメンツを失うことを嫌う。
どうしても、形だけでも「日本が譲歩した」ということにしないと、習近平さんのこれからの指導者としての立場を完全に失ってしまう—ということだろう。
だから。
必死に「日本が譲歩した形」にしてくれ—と工作しているのだ。
ふん、と思う。
日本人がそんなこと知ったことか。
日本人を説得することはまず無理だ。
思う存分気の済むまで、捏造新聞記事でも、間抜けな日本兵の一杯でている反日映画でも作ればいいではないか。お好きにどうぞ。
以下、中国の新聞から抜粋。
人民日報海外版が、日本の安倍政権の迷走ぶりについて分析する国際文化戦略研究者による文章を掲載した。
主な内容は以下。
日本の安倍晋三首相は中日関係、日米関係、国内政策などについての立場を表明しているが、
全般に進路ははっきりせず、迷走しているという印象を受ける。
こうした状況が生じたのはなぜか?
私は、安倍政権が直面する状況と課題が入り組んでいるためだと指摘。
日本は群雄割拠の状況に向き合っている。
1990年代以前、日本はアジアの先頭を走っていた。
当時、日本は西や南の周辺諸国に対応する上でゆとりがあった。
ただ、状況は一変している。
東アジアでは中国と韓国が台頭しており、台湾と北朝鮮が強くなり、東南アジア諸国も発展を目指している。
日本は自らをどう位置付けるのか、
安倍氏が多くの人の拍手を勝ち取ることは容易ではない。
日本は米国に対して愛も憎しみも抱いている。
米国は今でも日本を西太平洋地域の安全と利益を守るパートナーと見なし、日本をサポートして中国に対応しているため、
日本は米国を愛している。
一方で米国は日本の政治や経済、安全保障政策を支配しているため、日本は米国を憎んでいる。
米国でさえここ数年、迷っているのだ。
ただ、米国は日本をサポートすることで中国をけん制しており、日本の独走を認めないことは確実だ。
そのため日本への呪縛は当分、解かれないだろう。
日本国民にとって現在の問題は景気低迷と信頼感不足だ。
日本の政治指導者は新たな成長点を見つける必要がある。
中国の台頭と中日間の尖閣諸島領有権争いに直面し、日本も無力さを実感している。
中国の市場は日本企業にとって欠かせない存在だが、日本は中国の強硬さに適応できない。
日本が「帝国の夢」をあきらめ、歴史を反省し、間違った政策を正すことをしないとすれば、日本の政治家が最も望むのは中国が過ちを犯すことだ。
近現代以降の歴史が示しているように、中国が過ちを犯せば日本は付け込む隙を見つけることができる。
米国が手を離し、中国が過ちを犯し、国民の感情が再び高まることを安倍政権は望んでいるだろう。
しかし、こうした「いいこと」は簡単に転がり込んではこない。
そのため安倍氏は今日は東に笑顔を示し、明日は西へ進み、注意深く踊ることになる。
喝采を送る人間はいないだろう。
▲補足、感想など
なにかもっともらしいことを言った記事ではある。
しかしながら。
中国人には、「民主主義」も「資本主義」も根っこのところで理解できないのだな—と思う。
安倍さんが、対中国、対韓国で、「友好が大事だ」--とか言っているのは、当分の間(正確には今年の7月の参議院選のあるまでは)アンタ達にかまっている暇がないよ--と言っているだけだ。
大きなトラブルを起こしたくない--という意味なのだ。
中国の市場がどうのこうのだが、そんなことイオンの岡田さんぐらいのものだぞ。
反日政策をもう20年以上も続けている国をまともに相手にできるものか。
いま、日本企業・資本の脱中国が密かに進行していることが理解できないのか。
今後、中国への日本から観光客が増えることもあるまいし、日本企業の脱中国を止めることもできまい。
まぁ、お好きに反日映画でたくさん作ればいいではないか。