▲中国の習近平国家主席も尖閣諸島騒動で追い詰められ、日本の新聞をつかって、安倍-麻生の分断工作を始めたようだ。
なるほど、こう来たか。
まぁ、お好きなだけしてみたら---。
記事では麻生さんのなんやかやを書いているのだが、むしろ、麻生さんの「賢さ」が目立つ記事となぅている。
これで「分断工作」のつもりか。
笑ってしまう。
以下、新聞から抜粋。
麻生太郎副総理兼財務相を指しているのだが、
ここにきて同氏が八面六臂の活躍を見せている。
ベテラン政治部記者が言う。
「最近の麻生は72歳の高齢にもかかわらず、飛ぶ鳥を落とす勢い。
安倍総理が麻生にベッタリで、
『安倍・麻生連立政権』と揶揄する者もいるほど。
ため、会議で、終末期医療患者に『さっさと死ねるように』と失言しても、本人はどこ吹く風。
記者の中には『キングメーカー気取りか』と
ただ、無理からぬ話と言うほかはない。
最近の麻生氏は、まさにイケイケ状態。
その最たるものが、ミャンマーへの緊急訪問。
この外遊時に大統領と会談した麻生氏は、5000億円に及ぶ長期貸付金を放棄。
さらに、同国のインフラ整備資金として、500億円の貸し付けを約束した。
財務省関係者が話す。
「民主化路線に切り替えた同国は、天然ガスや銅、ニッケル、ヒスイなど資源の宝庫。
賃金も中国の5分の1、観光資源と漁業の発展による水産資源も期待される国なのです。
またインフラを含めた経済効果は10兆円、『今後の世界経済をけん引する国』と注目を浴びている。
中国が、同国にも魔の手を伸ばす今、『この功績は大きい』と、経済界でも話題になっている
要は、中国への牽制と、日本の権益倍増に貢献したことが評判となって、
一方では絶妙な政治力をも見せつけている。
「実は、麻生は、元旦に安倍総理の私邸を訪問。
経済論をブチまけ、綿密な打ち合わせを行い、その翌日に電撃渡航。
この俊敏な政治力に、記者らも舌を巻いている」
しかも、ミャンマー滞在中に、ミン・アウン・フライン軍最高司令官とも会談。
「ミャンマーは旧日本軍の支援で創設された歴史がある。今後は日本の防衛省、自衛隊と交流を深めたい」などとする発言を引出し、
防衛軍の創設を訴える安倍総理をも小躍りさせた。
「さらに、この時に次のミャンマー政権を担うと目される『テー・ウー連邦団結発展党』の副議長とも会談。
『ミャンマー日本協会』の設立まで決定し、帰国。
一外遊で三つの楔を打ち込んだことが、評価されている」
麻生氏の株が上昇している理由はこれだけではない。
党内でもその求心力は高まっている。
政治アナリストが指摘。
「たとえば、麻生は『為公会』という勉強会を催しているが、総選挙後、新たに12人もの新人議員が入会。
総勢29名に膨れ上がり、党内でも麻生派が勢力を伸ばしている。
また、天敵だった古賀元幹事長が惨敗。議員辞職したことから、旧古賀派にも手を突っ込んでいる。
派閥領袖の岸田文雄と、谷垣禎一前総裁を外務大臣、
法務大臣に就任させたのは麻生の策略で、これらは今では『麻生派の別働隊』と見られている」
一方、別の記者は語る。
「麻生の快進撃ぶりは、今や党内外に響き渡っている。
官邸内には
『副総理室と呼ばれる秘書官付きの執務室がある』とまで噂されている。
安倍総理を裏で操る“陰の総理”の誕生と言える。
▲補足、感想など
物事を悪意をもってみれば、記事にようになる—という好例だな。
そうだなぁ。
昭和30年代始めころかなぁ。
長野県あたりの急勾配の坂を登るとき、蒸気機関車一台では無理という場合があった。
そんな時は、蒸気機関車を2台連結して、この急勾配を登り切ったのだ。
今の安倍さん、麻生さんの形に非常によく似ている。
3年にも及ぶ民主党政権下で、日米関係はおかしくなり、デフレは続き、東日本大震災からの復興は遅遅として進まなかった。
この谷底から日本を引っ張り上げるには、2台の機関車が必要なのだ。
それが安倍さん、麻生さんの2重連結機関車だ。(昔、なんとか峠を登っているそんな写真をみた記憶があるなぁ)
麻生さんは賢いし、柔軟だ。
この安倍政権はおそらく5-6年くらいは持つ。
麻生さんの年齢を考えてもみよ。安倍さんの後など考える訳があるまい。
二人でタッグを組んで、この5-6年をつっぱしるつもりなのだ。<あぁ、中川さんが生きていたならなぁ。安倍-麻生-中川というトリオで10年くらいつっぱしれるのになぁ。残念なことだ>
麻生さんのミャンマー訪問が記事にあったが、安倍政権が誕生して何日目だと思う。1週間かそこらだぞ。
有能な人間が政権を担当するとこうなる—という例だ。
無能か、有能か—という「差」をこれだけ感じることはない。
おそらく。
日本は、これから5-6年は、充分に繁栄したと実感できる「歳月」を過ごすことができよう。
今、こうして日本で暮らし生きているという「喜び」を感じる日々でありたいものだ。